川崎フロンターレの脅威の“ジェットストリームアタック”! [J1]
サッカー・ナビスコカップ2009・準々決勝・第2戦目、鹿島アントラーズVS川崎フロンターレ(29日、等々力)は3-0で、なんと川崎フロンターレが勝利!
周囲の誰もが思っていなかったほどの大どんでん返しとなる、驚愕の結末を迎えてしまったようだ・・・。
そもそも第1戦では鹿島アントラーズがホームで1-0で勝利しており、かつ今の「J1リーグ17戦無敗」という驚異的無敗記録を更新し続けるぶっちぎりの状況を考えると、鹿島アントラーズが相当有利に戦える状況ではあったと思うのだが・・・。
各社のニュース記事などを読むと、こう記述されているものが多い。
「鹿島アントラーズ、一発勝負の弱さを露呈!」
確かに、鹿島アントラーズは、去年のAFCチャンピオンズリーグでも、対アデレードユナイテッド戦で早々と姿を消し、その雪辱をかけた今年のAFCチャンピオンズリーグでの対FCソウル戦でも、圧倒的に攻め込みながら、無念のPK戦敗退を喫している・・・。
そして今回のナビスコカップでも、やはり1回戦で早々と敗退・・・と。
「リーグ戦での勝点の積み重ね合戦はぶっちぎり」だとしても、こういう極度のプレッシャーのかかった一戦でのモロさを見る限り、「王者」・「チャンピオン」と呼ぶにはふさわしくない感じもするな、鹿島アントラーズ・・・。
「サッカーの能力」はダントツ抜けてるのは明らかだとしても、どことなく「精神的な臆病さ」が感じられるとでもいうか・・・。
そう考えると、「チャンピオン」という、強さの象徴でもある称号を獲得するのに、ただ「勝点を積み重ねただけのチームが強い」とする、Jリーグのルールそのものにも問題があるとも言えよう。
一方で、その「現時点ではぶっちぎりのチャンピオン」の鹿島アントラーズを奈落の底へと葬り去ってしまった川崎フロンターレ。
思えば、先にのAFCチャンピオンズリーグ第1回戦でも、ガンバ大阪にやはり土壇場の逆転勝利をもぎとり、2008年アジアチャンピオンをドン底に突き落としてるんだよな・・・。
そう考えると、この川崎フロンターレこそ、今もっともJリーグで恐ろしいチームと言えるのかもしれない。
そう、まさに狙った獲物は逃さないハンターとでも言うか・・・。
この試合でも90分を過ぎて試合が終了する間際までは0-0というスコアのままで、このままいけば鹿島アントラーズが準決勝に駒を進めることが確実と言える状況ではあった。
そして4分と表示されたロスタイムだったが、その4分をすでに経過した時点でも、まだなお0-0というスコアのままで、まさしく試合は今にも終わろうとしていた。
と、その時だ。
ドラマはその30秒後に起こってしまった。
ペナルティエリア右側でボールを持ったこの男が、信じられない奇跡を起こしてしまったのだ・・・。
そう、川崎フロンターレを長きにわたって支えてきた、今期もここまで8得点と、31才にしてまだなお実力の衰えるところを知らない、“日本国内ブラジル代表”、ジュニーニョだ!
ディフェンダーにシュートコースを完全に防がれながらも、ワンステップで値千金のミラクルゴール!
まさしく、技術、精神力ともに一流アスリートとしてのスーパーゴールだったと言えよう。
それにしても、こんな常識的にはありえないことが起こってしまってもいいのだろうか・・・。
それこそ、鹿島アントラーズの立場からしたら、あのオフト・ジャパンの“ドーハの悲劇”にも匹敵するほどの歴史的大惨事に違いない。
そりゃあ、試合後にアントラーズのオリベイラ監督がこう抗議する気持ちも当然といえば当然だ。
「本当は終わっている試合なのに笛が吹かれなかった!」
この日本サッカー史に残る歴史的同点ゴールを叩き込んだ時点で、すでに勝負は決していたとも言えよう。
時として理不尽と背中合わせのサッカーという舞台において、ショックを隠せない鹿島アントラーズに対し、ホームでもあり、かつ勢いにのる川崎フロンターレがよもや負けるはずがない。
延長戦でも2-0とし、合計3-1で、文句なしの「17戦無敗王者狩り」を見事やってのけてしまった。
その延長戦で勝負を決定づける逆転ゴールを叩き込んだ男たちが、この2人だ。
そう、北朝鮮代表として、核兵器所有や拉致問題などを世界中で大非難されている同国を、44年ぶりにワールドカップに導いてしまった、“国籍不詳のDJストライカー”、鄭 大世(チョン・テセ)!
そしてもう1人が、かつては“王様”ペレが所属したサントスFC(ブラジル)で育ち、祖国ブラジルでは“ロビーニョ2世”の異名をもつ、神出鬼没のストライカー、「ヘナ」こと、レナチーニョだ。
ジュニーニョ、鄭 大世(チョン・テセ)、そしてレナチーニョ・・・。
この3人のストライカーが繰り出す攻撃は、ハッキリ言ってヤバいだろう!
誰か1人いるだけでも相当の脅威だと思うのだが、そんなストライカーが3人も顔をそろえていると言うのだから・・・。
あのガンダムを窮地に追いやった、黒い三連星による“ジェットストリームアタック”を思い出してしまいそうだ・・・。
そこへもってきて、MFには日本代表の誇る“ファンタジスタ”中村憲剛がおり、かつ、これまたサントスFCからやってきた、先の2人のブラジル人に勝るとも劣らない、ヴィトール・ジュニオールがいるのだ。
ここまで濃い攻撃陣をそろえたチームが他にあるだろうか・・・?
11人中GKが1人いるから残りは10人。
そのうちの5人がほぼストライカーだというのだから・・・。
たとえシステムが2トップだろうと3トップだろうと、これだけは言えるだろう。
川崎フロンターレは事実上5トップだと!
ん?
待てよ?
冷静に考えれば、今日戦った鹿島アントラーズより、川崎フロンターレのほうが、選手個人の力量としては勝っているような気がしないでもないぞ。
少なくとも攻撃陣においては!
そんな川崎フロンターレがリーグで4位にいることのほうがむしろ不自然だろう。
思えば、前節でも京都サンガ相手に1-3で逆転負けしてしまったんだよな、川崎フロンターレ・・・。
そういう意味では、「強さの極限値」はJリーグ最高であっても、時としてそれを発揮できないこともあるということなんだろうか?
ハンターとして狙った獲物は逃さなくとも、逆に狙われてしまった場合は、時としてやられてしまう・・・!
・・・そんなチームなのかもしれないな、川崎フロンターレ。
だが、この川崎フロンターレは、我が名古屋グランパスともに、AFCチャンピオンズリーグで勝ち残っているチームであることを忘れてはいけない。
そして奇しくも、この両者は次のACL準々決勝で激突してしまうのだ。
すなわち、ACLは、どちらかが残ってどちらかが脱落する・・・と。
こんなことを言ってしまうとサポーター失格なのかもしれないが、ACLは川崎フロンターレが勝ってくれたほうがふさわしいよな、アジアチャンピオンとして・・・。
ていうか、我がグランパスが間違って勝ってしまおうものなら、その先の「西アジア勢」との戦いの中で、アッサリ負けてしまいそうで怖いのだ。
そう、これは自分の応援してるチームさえ勝てばいいとかそういう問題で済む話ではない!
2007年アジアチャンピオンは浦和レッズ。
2008年アジアチャンピオンはガンバ大阪。
ならば2009年も、Jリーグ勢からアジアチャンピオンが生まれなければならない使命があるのだ、川崎フロンターレにも名古屋グランパスにも!
これまで長きにわたってアジアサッカーを訳の分からない方向に牽引し、かつ今もなおどこへ向かおうとしてるのかいっそう分からない、アジアサッカー低迷の根源である、「西アジア勢」!
その「西アジア勢」にACLで負けてしまうなどということだけは、間違っても避けねばならん!
そういう意味では、まさしくワールドクラスの攻撃陣をそろえた川崎フロンターレこそ、アジアのチャンピオンとして輝くにふさわしいチームに仕上がっていると言えよう。
実は、黙っていても、もともとこの2チームはかみ合う。
「パス・サッカーの名古屋グランパス」VS「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」という絶妙の組み合わせによって!
その両者の対決の結末は、今さら言うまでもない。
「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」が決まって常勝という、すでに自然界の法則と言っても過言ではないほどの恐ろしいデータが出ているのだ!
まあ、僕らグランパス・サポーターがどう一生懸命応援しようが、万に1つもグランパスに勝ち目はあるまいて・・・。
もちろんそうは言っても、勝負は生モノであることに変わりはない。
そういう楽観的な油断から、ひ弱な我が名古屋グランパスに足元を救われることのないよう、川崎フロンターレには細心の注意を払ってACL準々決勝に臨んでほしものだ。
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DVD 川崎フロンターレ 2008
DVD 川崎フロンターレ 2007 シーズンレビュー
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そもそも第1戦では鹿島アントラーズがホームで1-0で勝利しており、かつ今の「J1リーグ17戦無敗」という驚異的無敗記録を更新し続けるぶっちぎりの状況を考えると、鹿島アントラーズが相当有利に戦える状況ではあったと思うのだが・・・。
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「鹿島アントラーズ、一発勝負の弱さを露呈!」
確かに、鹿島アントラーズは、去年のAFCチャンピオンズリーグでも、対アデレードユナイテッド戦で早々と姿を消し、その雪辱をかけた今年のAFCチャンピオンズリーグでの対FCソウル戦でも、圧倒的に攻め込みながら、無念のPK戦敗退を喫している・・・。
そして今回のナビスコカップでも、やはり1回戦で早々と敗退・・・と。
「リーグ戦での勝点の積み重ね合戦はぶっちぎり」だとしても、こういう極度のプレッシャーのかかった一戦でのモロさを見る限り、「王者」・「チャンピオン」と呼ぶにはふさわしくない感じもするな、鹿島アントラーズ・・・。
「サッカーの能力」はダントツ抜けてるのは明らかだとしても、どことなく「精神的な臆病さ」が感じられるとでもいうか・・・。
そう考えると、「チャンピオン」という、強さの象徴でもある称号を獲得するのに、ただ「勝点を積み重ねただけのチームが強い」とする、Jリーグのルールそのものにも問題があるとも言えよう。
一方で、その「現時点ではぶっちぎりのチャンピオン」の鹿島アントラーズを奈落の底へと葬り去ってしまった川崎フロンターレ。
思えば、先にのAFCチャンピオンズリーグ第1回戦でも、ガンバ大阪にやはり土壇場の逆転勝利をもぎとり、2008年アジアチャンピオンをドン底に突き落としてるんだよな・・・。
そう考えると、この川崎フロンターレこそ、今もっともJリーグで恐ろしいチームと言えるのかもしれない。
そう、まさに狙った獲物は逃さないハンターとでも言うか・・・。
この試合でも90分を過ぎて試合が終了する間際までは0-0というスコアのままで、このままいけば鹿島アントラーズが準決勝に駒を進めることが確実と言える状況ではあった。
そして4分と表示されたロスタイムだったが、その4分をすでに経過した時点でも、まだなお0-0というスコアのままで、まさしく試合は今にも終わろうとしていた。
と、その時だ。
ドラマはその30秒後に起こってしまった。
ペナルティエリア右側でボールを持ったこの男が、信じられない奇跡を起こしてしまったのだ・・・。
そう、川崎フロンターレを長きにわたって支えてきた、今期もここまで8得点と、31才にしてまだなお実力の衰えるところを知らない、“日本国内ブラジル代表”、ジュニーニョだ!
ディフェンダーにシュートコースを完全に防がれながらも、ワンステップで値千金のミラクルゴール!
まさしく、技術、精神力ともに一流アスリートとしてのスーパーゴールだったと言えよう。
それにしても、こんな常識的にはありえないことが起こってしまってもいいのだろうか・・・。
それこそ、鹿島アントラーズの立場からしたら、あのオフト・ジャパンの“ドーハの悲劇”にも匹敵するほどの歴史的大惨事に違いない。
そりゃあ、試合後にアントラーズのオリベイラ監督がこう抗議する気持ちも当然といえば当然だ。
「本当は終わっている試合なのに笛が吹かれなかった!」
この日本サッカー史に残る歴史的同点ゴールを叩き込んだ時点で、すでに勝負は決していたとも言えよう。
時として理不尽と背中合わせのサッカーという舞台において、ショックを隠せない鹿島アントラーズに対し、ホームでもあり、かつ勢いにのる川崎フロンターレがよもや負けるはずがない。
延長戦でも2-0とし、合計3-1で、文句なしの「17戦無敗王者狩り」を見事やってのけてしまった。
その延長戦で勝負を決定づける逆転ゴールを叩き込んだ男たちが、この2人だ。
そう、北朝鮮代表として、核兵器所有や拉致問題などを世界中で大非難されている同国を、44年ぶりにワールドカップに導いてしまった、“国籍不詳のDJストライカー”、鄭 大世(チョン・テセ)!
そしてもう1人が、かつては“王様”ペレが所属したサントスFC(ブラジル)で育ち、祖国ブラジルでは“ロビーニョ2世”の異名をもつ、神出鬼没のストライカー、「ヘナ」こと、レナチーニョだ。
ジュニーニョ、鄭 大世(チョン・テセ)、そしてレナチーニョ・・・。
この3人のストライカーが繰り出す攻撃は、ハッキリ言ってヤバいだろう!
誰か1人いるだけでも相当の脅威だと思うのだが、そんなストライカーが3人も顔をそろえていると言うのだから・・・。
あのガンダムを窮地に追いやった、黒い三連星による“ジェットストリームアタック”を思い出してしまいそうだ・・・。
そこへもってきて、MFには日本代表の誇る“ファンタジスタ”中村憲剛がおり、かつ、これまたサントスFCからやってきた、先の2人のブラジル人に勝るとも劣らない、ヴィトール・ジュニオールがいるのだ。
ここまで濃い攻撃陣をそろえたチームが他にあるだろうか・・・?
11人中GKが1人いるから残りは10人。
そのうちの5人がほぼストライカーだというのだから・・・。
たとえシステムが2トップだろうと3トップだろうと、これだけは言えるだろう。
川崎フロンターレは事実上5トップだと!
ん?
待てよ?
冷静に考えれば、今日戦った鹿島アントラーズより、川崎フロンターレのほうが、選手個人の力量としては勝っているような気がしないでもないぞ。
少なくとも攻撃陣においては!
そんな川崎フロンターレがリーグで4位にいることのほうがむしろ不自然だろう。
思えば、前節でも京都サンガ相手に1-3で逆転負けしてしまったんだよな、川崎フロンターレ・・・。
そういう意味では、「強さの極限値」はJリーグ最高であっても、時としてそれを発揮できないこともあるということなんだろうか?
ハンターとして狙った獲物は逃さなくとも、逆に狙われてしまった場合は、時としてやられてしまう・・・!
・・・そんなチームなのかもしれないな、川崎フロンターレ。
だが、この川崎フロンターレは、我が名古屋グランパスともに、AFCチャンピオンズリーグで勝ち残っているチームであることを忘れてはいけない。
そして奇しくも、この両者は次のACL準々決勝で激突してしまうのだ。
すなわち、ACLは、どちらかが残ってどちらかが脱落する・・・と。
こんなことを言ってしまうとサポーター失格なのかもしれないが、ACLは川崎フロンターレが勝ってくれたほうがふさわしいよな、アジアチャンピオンとして・・・。
ていうか、我がグランパスが間違って勝ってしまおうものなら、その先の「西アジア勢」との戦いの中で、アッサリ負けてしまいそうで怖いのだ。
そう、これは自分の応援してるチームさえ勝てばいいとかそういう問題で済む話ではない!
2007年アジアチャンピオンは浦和レッズ。
2008年アジアチャンピオンはガンバ大阪。
ならば2009年も、Jリーグ勢からアジアチャンピオンが生まれなければならない使命があるのだ、川崎フロンターレにも名古屋グランパスにも!
これまで長きにわたってアジアサッカーを訳の分からない方向に牽引し、かつ今もなおどこへ向かおうとしてるのかいっそう分からない、アジアサッカー低迷の根源である、「西アジア勢」!
その「西アジア勢」にACLで負けてしまうなどということだけは、間違っても避けねばならん!
そういう意味では、まさしくワールドクラスの攻撃陣をそろえた川崎フロンターレこそ、アジアのチャンピオンとして輝くにふさわしいチームに仕上がっていると言えよう。
実は、黙っていても、もともとこの2チームはかみ合う。
「パス・サッカーの名古屋グランパス」VS「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」という絶妙の組み合わせによって!
その両者の対決の結末は、今さら言うまでもない。
「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」が決まって常勝という、すでに自然界の法則と言っても過言ではないほどの恐ろしいデータが出ているのだ!
まあ、僕らグランパス・サポーターがどう一生懸命応援しようが、万に1つもグランパスに勝ち目はあるまいて・・・。
もちろんそうは言っても、勝負は生モノであることに変わりはない。
そういう楽観的な油断から、ひ弱な我が名古屋グランパスに足元を救われることのないよう、川崎フロンターレには細心の注意を払ってACL準々決勝に臨んでほしものだ。
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ドラマだけでなく、サッカーまでも日本を手玉に取っている“韓流”! [J1]
J1・第19節・ジュビロ磐田VS横浜Fマリノス(26日・ヤマハスタジアム)の試合は、1-1の引き分けに終わった。
両チームとも日本代表経験のある選手をズラリと抱えるチームだけに、選手を見ると言う意味では非常に興味深い戦いではあった。
そんな濃い選手のそろった両チームの中で、日本中の誰もが注目していた選手が1人いる。
そう、フランスのパリ・サンジェルマンへの突然の移籍内定により、入団わずか2ヶ月でジュビロ磐田を電撃退団したにもかかわらず、想定外の契約破棄によって、なんとまたもジュビロに戻ってくることになってしまった、韓国代表FW李根鎬(イ グノ)(24才)だ!
それにしても一度はフったはずのジュビロ磐田なのに、1ヶ月ですぐに戻ってくるとは・・・。
1ヶ月前にお別れセレモニーもやってもらってたんだよな、李根鎬(イ グノ)は・・・。
交際を始めて2ヶ月でその相手をフったにもかかわらず、今度は本命の相手に1ヶ月でフられたために、またキープの相手とヨリを戻したと・・・。
これが男女の関係ならば、こんな最低な男はいないぜ、李根鎬(イ グノ)よ。
だが、ジュビロ磐田のサポーターはそんなことはこれっぽっちも気にしていないようだ。
だって、戻ってきてすぐのこの横浜Fマリノス戦でも、開始6分でいきなりゴール!・・・ってあんたね~。
そりゃ、最低どころか「最高」の男だわな~、李根鎬(イ グノ)!
やはりただ者ではなかったことは確かなようだ。
いや、この1ヶ月間ろくすっぽ練習もできていなかったことも考えたら、いっそう李根鎬(イ グノ)のスゴさが際立つというものだろう。
韓国代表FWという肩書き以上に、規格外のスケールを秘めた選手であることを、この試合でもまたもや証明してしまった形だ。
ただ、この李根鎬(イ グノ)がスゴいのはプレー面だけではない。
本当にスゴいと魅力を感じるのは、むしろそのキャラクターだろう。
変に気取るところもなく、いつもニコニコして明るい。
ゴール後のパフォーマンスを見ても、感情を表に出しながらも、かつ品性があり、そしてどことなく愛くるしいから好感がもてるんだよな、李根鎬(イ グノ)は・・・。
周囲に愛されるキャラクターとでも言うか・・・。
それを当然、ジュビロ・サポーターも感じてるんだろう。
この日の試合前には、1度はフられたはずの李根鎬(イ グノ)を、うれしさ精一杯の大歓声で迎えたそうだ。
笑顔で迎えたジュビロ・サポーターも賞賛に値するが、そういう状況での声援を受けて、李根鎬(イ グノ)ほどの男が何も感じないはずがない。
「感動した!サポーターの声援に応えるためにも一生懸命やる!」
こう発言し、あげくの果てには、スパイクの色も韓国代表カラーの「赤」から、ジュビロ磐田カラーの「サックスブルー」に変えてしまったようだ・・・。
なんとも正直でハッキリした分かりやすい、スター性を備えた人間じゃないか、李根鎬(イ グノ)よ!
日本の中でもこれだけの注目を浴び、サポーターに愛されているのだ。
ましてや本土の韓国ではどれほどの大注目を浴びて、愛されていることか・・・。
そんな韓国きってのスーパースターが今まさにJリーグでプレーしているということを、サッカーファンとして、まずは素直に喜ぼう。
だが、一方で手放しで喜んでいられないこともある。
それは日本サッカーのプライド、そして日本代表のプライドを考えたときに、あまりにも李根鎬(イ グノ)の存在が脅威的であることだ。
李根鎬(イ グノ)は、すでにJリーグでは7得点をたたき出しているわけだが、これはただの7得点ではない。
そう、たった9試合での7得点なのだ!
19試合を終えた時点で、岡田ジャパンの不動のストライカー、岡崎慎二(清水エスパルス)、そして“サポーター・ジャパン“の一押しストライカー、石川直宏(FC東京)の2人が、ともに10得点で日本人得点王として並んではいる。
だが、この李根鎬(イ グノ)の桁外れのスケールの前では、彼らのファンタスティックな存在も霞んでしまいそうだよ・・・。
このままのペースで行けば、ぶっちゃけ、得点王は李根鎬(イ グノ)で決まりそうだよな・・・。
それもダントツで!
あるいは、ジュビロ磐田が優勝しようものなら、李根鎬(イ グノ)がMVPを獲得してしまっても、僕は驚かないよ・・・。
思えば、映画やドラマの世界でも「韓国のドラマは面白い!」ともてはやされ、逆に「日本のドラマはつまらないよね~」なんて声もチラホラ聞こえてくる最近の芸能界事情・・・。
“韓流”という言葉は、もはやこの日本では当たり前のように聞かれる言葉になってしまっているようだ。
その“韓流”が、映画やドラマだけでは飽き足らず、今や日本サッカー界まで手玉に取ろうというのだから・・・。
ジャンルを問わず、恐るべし、“韓流”!
ちなみに、この、“韓流スター”にゾッコンの方々に聞いてみたところ、決まって返ってくる言葉が、彼らの「人間性」だ。
例えば、何気ないコメントなどからでも、「相手を思いやる深み」のようなものを感じるらしく、そこに魅かれるとのことらしいが・・・。
言われてみると、李根鎬(イ グノ)も敬虔なクリスチャンだそうで、この試合のゴール後もピッチにひざまずいて祈りのポーズをささげながら、「パスが素晴らしかった」と味方に感謝したらしい。
無宗教の日本人には絶対ありえない行為だよな、「祈り」ながら「感謝」なんて・・・。
おそらく、サッカー以前に、その国の文化や生い立ち、宗教的なものが複雑に絡み合って、日本人にはない「深みのある人間性」というものが確立されるのだろう。
そういう“韓流スター”が今まさにJリーグでも大活躍していることは、たしかに日本サッカー界にとって脅威であると同時に、「人間性」という人としての基本的な魅力の重要性を我々日本人に気づかせてくれる、この上なく素晴らしい贈り物であるとも言えよう。
いまや「アジア枠」によって、韓国代表クラスの選手をバンバンJリーグに呼べるようになったことは、サポーターの立場からは喜ばしいことだ。
思えば、あのマンチェスター・ユナイテッドでもFWとして大活躍している朴智星(パク チソン)は、かつて京都サンガでプレーしていた。
そして、その京都サンガを今まさに鉄壁の守備で支えるDF李正秀(イ ジョンス)も、現在の韓国代表の中心的選手だ。
それならば、いっそのこと、韓国代表を全員Jリーグに呼んでしまったらどうなんだ?
「気づいたら日本人よりも韓国人のほうがたくさんいた」なんてのも、ある意味で笑えるよな。
もともと日本人、特に女性に人気の高い“韓流”なのだ。
サッカーには興味がなくとも、「韓国人選手」に興味を抱く女性も少なくないに違いない。
そういう意味で、韓国代表クラスの、実力も人気も兼ね備えた選手をバンバン起用して、“韓流スター”としてタレント的に売り出していくなんてのも、Jリーグクラブ経営の一つの方法として面白いんじゃないの?
先日のレアル・マドリードのクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)、カカ(ブラジル代表)の大々的な入団会見のように、今の時代のサッカー選手は「スター」、「タレント」であるべき時代なのだ。
ただタマ蹴りの技術に長けているだけで、サポーターに対して人間的部分でのアピールを全くしようとしないサラリーマン選手では、サポーターとしても時間とお金を使ってまで見ようという気にならないというもの。
岡田ジャパンの視聴率が延々と下がり続けているのに加えて、Jリーグの試合も高額の放映権料に見合わないという理由で、サッカーの試合中継はBSかスカパーでしか見れない時代にまさに突入しようとしている・・・。
だからこそ、一度初心に返り、「サッカーというコンテンツの魅力とはどんなものなのか?」ということを、もう一度哲学的に見直してみる必要がある時期にきていると言えよう。
そして、そんな窮地に追い込まれている日本サッカー界において、“韓流スター”の資質を潜在的に備えた李根鎬(イ グノ)の大活躍は、まさにJリーグの進むべき道を新たに示してくれるために戻ってきた「救世主」としての姿なのかもしれない。
つまり、この状況を最大のチャンスと捉え、Jリーグがその“韓流スター”の資質を「スター」としてきっちり育てあげることができるのか!
あるいは、「ただのサッカーのうまい韓国代表選手」としてしか育てられず、その“韓流スター”としての芽を摘んでしまう形で終わってしまうのか・・・!
そこは日本サッカー協会やJリーグ各クラブの「政治力」、「経営力」次第ということになりそうだ。
まあ、実はそこが日本サッカー界の抱える一番の問題なんだろうがな・・・。
そう考えるとやっぱり不安だ・・・。
【サッカーショップ加茂】 ジュビロ磐田 ユニフォーム・ファングッズ
両チームとも日本代表経験のある選手をズラリと抱えるチームだけに、選手を見ると言う意味では非常に興味深い戦いではあった。
そんな濃い選手のそろった両チームの中で、日本中の誰もが注目していた選手が1人いる。
そう、フランスのパリ・サンジェルマンへの突然の移籍内定により、入団わずか2ヶ月でジュビロ磐田を電撃退団したにもかかわらず、想定外の契約破棄によって、なんとまたもジュビロに戻ってくることになってしまった、韓国代表FW李根鎬(イ グノ)(24才)だ!
それにしても一度はフったはずのジュビロ磐田なのに、1ヶ月ですぐに戻ってくるとは・・・。
1ヶ月前にお別れセレモニーもやってもらってたんだよな、李根鎬(イ グノ)は・・・。
交際を始めて2ヶ月でその相手をフったにもかかわらず、今度は本命の相手に1ヶ月でフられたために、またキープの相手とヨリを戻したと・・・。
これが男女の関係ならば、こんな最低な男はいないぜ、李根鎬(イ グノ)よ。
だが、ジュビロ磐田のサポーターはそんなことはこれっぽっちも気にしていないようだ。
だって、戻ってきてすぐのこの横浜Fマリノス戦でも、開始6分でいきなりゴール!・・・ってあんたね~。
そりゃ、最低どころか「最高」の男だわな~、李根鎬(イ グノ)!
やはりただ者ではなかったことは確かなようだ。
いや、この1ヶ月間ろくすっぽ練習もできていなかったことも考えたら、いっそう李根鎬(イ グノ)のスゴさが際立つというものだろう。
韓国代表FWという肩書き以上に、規格外のスケールを秘めた選手であることを、この試合でもまたもや証明してしまった形だ。
ただ、この李根鎬(イ グノ)がスゴいのはプレー面だけではない。
本当にスゴいと魅力を感じるのは、むしろそのキャラクターだろう。
変に気取るところもなく、いつもニコニコして明るい。
ゴール後のパフォーマンスを見ても、感情を表に出しながらも、かつ品性があり、そしてどことなく愛くるしいから好感がもてるんだよな、李根鎬(イ グノ)は・・・。
周囲に愛されるキャラクターとでも言うか・・・。
それを当然、ジュビロ・サポーターも感じてるんだろう。
この日の試合前には、1度はフられたはずの李根鎬(イ グノ)を、うれしさ精一杯の大歓声で迎えたそうだ。
笑顔で迎えたジュビロ・サポーターも賞賛に値するが、そういう状況での声援を受けて、李根鎬(イ グノ)ほどの男が何も感じないはずがない。
「感動した!サポーターの声援に応えるためにも一生懸命やる!」
こう発言し、あげくの果てには、スパイクの色も韓国代表カラーの「赤」から、ジュビロ磐田カラーの「サックスブルー」に変えてしまったようだ・・・。
なんとも正直でハッキリした分かりやすい、スター性を備えた人間じゃないか、李根鎬(イ グノ)よ!
日本の中でもこれだけの注目を浴び、サポーターに愛されているのだ。
ましてや本土の韓国ではどれほどの大注目を浴びて、愛されていることか・・・。
そんな韓国きってのスーパースターが今まさにJリーグでプレーしているということを、サッカーファンとして、まずは素直に喜ぼう。
だが、一方で手放しで喜んでいられないこともある。
それは日本サッカーのプライド、そして日本代表のプライドを考えたときに、あまりにも李根鎬(イ グノ)の存在が脅威的であることだ。
李根鎬(イ グノ)は、すでにJリーグでは7得点をたたき出しているわけだが、これはただの7得点ではない。
そう、たった9試合での7得点なのだ!
19試合を終えた時点で、岡田ジャパンの不動のストライカー、岡崎慎二(清水エスパルス)、そして“サポーター・ジャパン“の一押しストライカー、石川直宏(FC東京)の2人が、ともに10得点で日本人得点王として並んではいる。
だが、この李根鎬(イ グノ)の桁外れのスケールの前では、彼らのファンタスティックな存在も霞んでしまいそうだよ・・・。
このままのペースで行けば、ぶっちゃけ、得点王は李根鎬(イ グノ)で決まりそうだよな・・・。
それもダントツで!
あるいは、ジュビロ磐田が優勝しようものなら、李根鎬(イ グノ)がMVPを獲得してしまっても、僕は驚かないよ・・・。
思えば、映画やドラマの世界でも「韓国のドラマは面白い!」ともてはやされ、逆に「日本のドラマはつまらないよね~」なんて声もチラホラ聞こえてくる最近の芸能界事情・・・。
“韓流”という言葉は、もはやこの日本では当たり前のように聞かれる言葉になってしまっているようだ。
その“韓流”が、映画やドラマだけでは飽き足らず、今や日本サッカー界まで手玉に取ろうというのだから・・・。
ジャンルを問わず、恐るべし、“韓流”!
ちなみに、この、“韓流スター”にゾッコンの方々に聞いてみたところ、決まって返ってくる言葉が、彼らの「人間性」だ。
例えば、何気ないコメントなどからでも、「相手を思いやる深み」のようなものを感じるらしく、そこに魅かれるとのことらしいが・・・。
言われてみると、李根鎬(イ グノ)も敬虔なクリスチャンだそうで、この試合のゴール後もピッチにひざまずいて祈りのポーズをささげながら、「パスが素晴らしかった」と味方に感謝したらしい。
無宗教の日本人には絶対ありえない行為だよな、「祈り」ながら「感謝」なんて・・・。
おそらく、サッカー以前に、その国の文化や生い立ち、宗教的なものが複雑に絡み合って、日本人にはない「深みのある人間性」というものが確立されるのだろう。
そういう“韓流スター”が今まさにJリーグでも大活躍していることは、たしかに日本サッカー界にとって脅威であると同時に、「人間性」という人としての基本的な魅力の重要性を我々日本人に気づかせてくれる、この上なく素晴らしい贈り物であるとも言えよう。
いまや「アジア枠」によって、韓国代表クラスの選手をバンバンJリーグに呼べるようになったことは、サポーターの立場からは喜ばしいことだ。
思えば、あのマンチェスター・ユナイテッドでもFWとして大活躍している朴智星(パク チソン)は、かつて京都サンガでプレーしていた。
そして、その京都サンガを今まさに鉄壁の守備で支えるDF李正秀(イ ジョンス)も、現在の韓国代表の中心的選手だ。
それならば、いっそのこと、韓国代表を全員Jリーグに呼んでしまったらどうなんだ?
「気づいたら日本人よりも韓国人のほうがたくさんいた」なんてのも、ある意味で笑えるよな。
もともと日本人、特に女性に人気の高い“韓流”なのだ。
サッカーには興味がなくとも、「韓国人選手」に興味を抱く女性も少なくないに違いない。
そういう意味で、韓国代表クラスの、実力も人気も兼ね備えた選手をバンバン起用して、“韓流スター”としてタレント的に売り出していくなんてのも、Jリーグクラブ経営の一つの方法として面白いんじゃないの?
先日のレアル・マドリードのクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)、カカ(ブラジル代表)の大々的な入団会見のように、今の時代のサッカー選手は「スター」、「タレント」であるべき時代なのだ。
ただタマ蹴りの技術に長けているだけで、サポーターに対して人間的部分でのアピールを全くしようとしないサラリーマン選手では、サポーターとしても時間とお金を使ってまで見ようという気にならないというもの。
岡田ジャパンの視聴率が延々と下がり続けているのに加えて、Jリーグの試合も高額の放映権料に見合わないという理由で、サッカーの試合中継はBSかスカパーでしか見れない時代にまさに突入しようとしている・・・。
だからこそ、一度初心に返り、「サッカーというコンテンツの魅力とはどんなものなのか?」ということを、もう一度哲学的に見直してみる必要がある時期にきていると言えよう。
そして、そんな窮地に追い込まれている日本サッカー界において、“韓流スター”の資質を潜在的に備えた李根鎬(イ グノ)の大活躍は、まさにJリーグの進むべき道を新たに示してくれるために戻ってきた「救世主」としての姿なのかもしれない。
つまり、この状況を最大のチャンスと捉え、Jリーグがその“韓流スター”の資質を「スター」としてきっちり育てあげることができるのか!
あるいは、「ただのサッカーのうまい韓国代表選手」としてしか育てられず、その“韓流スター”としての芽を摘んでしまう形で終わってしまうのか・・・!
そこは日本サッカー協会やJリーグ各クラブの「政治力」、「経営力」次第ということになりそうだ。
まあ、実はそこが日本サッカー界の抱える一番の問題なんだろうがな・・・。
そう考えるとやっぱり不安だ・・・。
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京都サンガの神秘的な強さ [J1]
J1・第19節・川崎フロンターレVS京都サンガの試合は、京都サンガが3-1で勝利!
まさに周囲の予想を遥かに上回る、驚愕の結末となった。
それにしても、川崎フロンターレに勝ったこともスゴいが、3-1という大量スコアかつ2点差をつけての逆転勝利とは・・・。
いったい何がどうなっているのだ、京都サンガよ!
「サッカーは何が起こるか分からない」とはよく言うものの、そんなありきたりの一言で、この現象を結論づけてしまって、果たしていいものだろうか?
思えば前節での我が名古屋グランパスの1-1という引き分け。
なにを隠そう、対戦相手はこの京都サンガに他ならない。
ちなみに、今節の名古屋グランパスは、2位の浦和レッズに3-0で大勝している。
そして、同じく今節の京都サンガが3-1で川崎フロンターレという強豪チーム相手に大勝・・・と。
そう考えると、前節で我がグランパスが京都サンガ相手に1-1で引き分けたのは、今思えばやはり上出来の結果だったとも言えよう。
この試合の立役者は、なんと言ってもこの男だろう。
そう、スカパーのサッカー番組「Jリーグアフターショー」で、野々村芳和さんが「プレー中よりも、得点を獲った後にサポーターのもとへ走ってくときのスピードのほうが速い!」と周囲の爆笑をさそった、ディエゴだ!
なるほど、確かに普段は大きな体でのらりくらりとしているディエゴだが、得点後はものスゴいスピードで突進してくのが、テレビの映像をみるとよく分かる・・・。
速い・・・。
確かにはえーよ、このスピード!(笑)
しかも、今度はその京都サポーターの前で、なにやらおかしなダンスを踊っているようだ・・・。
口元に手をもっていって、人差し指を突き出しながら、こう鳥のクチバシのような感じで・・・。
ぷぷっ!
面白い!
面白すぎるぜ、ディエゴよ!
失礼な話で申し訳ないのだが、僕はこれまで京都サンガの試合をそこまで集中して見たことはなかった。
だが、こんなに面白いエンターテイナーがいたんだな、京都サンガには・・・。
いや、このディエゴをただの面白い選手として片付けてしまってはなるまいて。
何より、その放たれるシュートの強烈なこと強烈なこと。
この日もディエゴは2得点を叩きだしているが、90分の間にいったい何本の強烈なロングシュートを放ったことか・・・。
それもあの体だ。
サッカー選手というよりは、まるでアメフトの選手だろうに・・・。
それも生身の体にして、すでにプロテクターをまとっているかのようだ。
そんな人間離れした体で、これまた頻繁にロングシュートを撃つというのだから・・・。
ある意味、北朝鮮のミサイル問題よりも厄介だぜ、ディエゴのシュートは!
確かに、ただ面白いだけでなく、実力も兼ね備えたディエゴ要する京都サンガだが、決してディエゴの力だけで勝ったわけではないだろう。
そう、この試合はとにかく川崎フロンターレの攻撃がすごかったからな・・・。
なんと言っても、川崎フロンターレの攻撃力は今やJリーグNo.1と言っても過言ではない!
その攻撃力をもってして、AFCチャンピオンズリーグではガンバ大阪を葬りさってしまったほどだ。
そんな川崎フロンターレの破壊的攻撃力を目の前にしながら、わずか1失点に抑えてしまった京都サンガの鉄壁のディフェンスこそ、何よりも驚嘆に値しよう。
それにしても不思議だ。
よく試合を見ると、けっこう攻められてるんだよな、京都サンガ。
しかも、中盤を突破されてペナルティエリア付近で決定的シーンも作られており、危ないシュートも何本も撃たれているようだ・・・。
ジュニーニョしかり、レナチーニョしかり・・・。
だが、それでも得点にならない。
どういうわけだか、撃ったシュートがことごとくサンガ・ディフェンスにブロックされているのだ!
そう、最後の最後で止められてるとでも言うか・・・。
思えば、前節の名古屋グランパス戦でも、やはり圧倒的に攻められながらも、最後の最後でブロックしてたんだよな・・・。
なんとも不思議なディフェンス力だぜ、京都サンガ・・・。
このあたりは、韓国代表DF李正秀(イ ジョンス)と、オリンピック代表キャプテンを務めた水本の、両センターバックの作り出す「インテリジェンス」の賜物なのだろうか・・・?
少なくとも、この2人だけでシュートをブロックしているわけではないのは確かなようだ。
攻めているチームがおそらく京都サンガをナメてかかってしまうだけに、ゴール前での京都サンガのこの鉄壁の守備は、相手の肉体面はおろか、むしろ精神面のほうに大きなダメージをもたらしそうだよな・・・。
だって最後は一応撃たせてくれるんだもの・・・。
でも全部ブロックされる・・・。
そして、そのブロック後には、ディエゴをはじめとした一撃必殺のカウンターで、瞬く間に秒殺!
で、ゴール後には、「まるで温存していた体力はこのためか!」と言わんばかりの、ディエゴの不可解な猛ダッシュ・パフォーマンス・・・。
なんとも不気味なチームになったもんだぜ、京都サンガ・・・。
こんな訳の分からない試合をされたら、おそらく次の対戦相手も、この京都サンガをナメてかかってくるに違いない。
そしてその次も、その次の次も、その次の次の次も・・・。
ひょっとしたら、最終節までずっとナメてかかりっぱなしってこともあるんじゃないだろうか・・・?
そんな状況の中で、周囲の予想とはうらはらに、実はこの日のように真の実力を備えたチームだったとしたら・・・。
あるかもな、気づいたら京都サンガが優勝争いをしてる可能性も十分に!
そうなれば来年はAFCチャンピオンズリーグも戦うことになる。
思えば、「京都」という地域。
古く時代をさかのぼれば、あの歴史の教科書で習った「平城京」、「平安京」にたどり着くのだ。
僕ら日本人から見ても、「京都」という場所は歴史的かつ宗教的で、非常に趣がある場所だと言えよう。
ましてや海外からはどう映ることだろうか?
日本そのものが「東洋の神秘」、「ジパング」などと呼ばれたことからも想像できるように、なんとも言いがたい、得体の知れない映像を彼らは思い描くかもしれない・・・。
そう、まるで手が10本ぐらいある仏像の格好をした選手が、呪文を唱えながら11人でプレーしているかのような・・・。
そういう意味で、その京都サンガのかもしだす真の「不気味さ」は、今の得体の知れないプレースタイルがどうこういう以前に、「京都」という場所を拠点にした時点でそもそも備わっている「天性の不気味さ」かもしれないな・・・。
そう考えると、この京都サンガのつかみどころのない「不気味な強さ」は、むしろ国際試合でこそ、より際立つ可能性は十分ある。
彼らの作り出す「神懸かり的ディフェンス」という現象は、「神」の大地であるここ「京都」においては、窮地に追い込まれた相手に対して、ある種の超常的幻想をもたらすことも大いに考えられるのだから・・・。
そう、日本人が思っている以上に・・・。
京都サンガの順位は現時点で10位とはいえ、まだまだJ1リーグは半分を折り返したばかり。
本格化した感がある京都サンガには、この後もおそらくナメてかかってくる上位勢をバッタバッタなぎ倒してくれることを、今後も期待することとしよう。
そう、どことなく不気味な、いや神秘的な、「神懸かり的ディフェンス」によってな!
京都サンガF.C. ホームユニフォーム
まさに周囲の予想を遥かに上回る、驚愕の結末となった。
それにしても、川崎フロンターレに勝ったこともスゴいが、3-1という大量スコアかつ2点差をつけての逆転勝利とは・・・。
いったい何がどうなっているのだ、京都サンガよ!
「サッカーは何が起こるか分からない」とはよく言うものの、そんなありきたりの一言で、この現象を結論づけてしまって、果たしていいものだろうか?
思えば前節での我が名古屋グランパスの1-1という引き分け。
なにを隠そう、対戦相手はこの京都サンガに他ならない。
ちなみに、今節の名古屋グランパスは、2位の浦和レッズに3-0で大勝している。
そして、同じく今節の京都サンガが3-1で川崎フロンターレという強豪チーム相手に大勝・・・と。
そう考えると、前節で我がグランパスが京都サンガ相手に1-1で引き分けたのは、今思えばやはり上出来の結果だったとも言えよう。
この試合の立役者は、なんと言ってもこの男だろう。
そう、スカパーのサッカー番組「Jリーグアフターショー」で、野々村芳和さんが「プレー中よりも、得点を獲った後にサポーターのもとへ走ってくときのスピードのほうが速い!」と周囲の爆笑をさそった、ディエゴだ!
なるほど、確かに普段は大きな体でのらりくらりとしているディエゴだが、得点後はものスゴいスピードで突進してくのが、テレビの映像をみるとよく分かる・・・。
速い・・・。
確かにはえーよ、このスピード!(笑)
しかも、今度はその京都サポーターの前で、なにやらおかしなダンスを踊っているようだ・・・。
口元に手をもっていって、人差し指を突き出しながら、こう鳥のクチバシのような感じで・・・。
ぷぷっ!
面白い!
面白すぎるぜ、ディエゴよ!
失礼な話で申し訳ないのだが、僕はこれまで京都サンガの試合をそこまで集中して見たことはなかった。
だが、こんなに面白いエンターテイナーがいたんだな、京都サンガには・・・。
いや、このディエゴをただの面白い選手として片付けてしまってはなるまいて。
何より、その放たれるシュートの強烈なこと強烈なこと。
この日もディエゴは2得点を叩きだしているが、90分の間にいったい何本の強烈なロングシュートを放ったことか・・・。
それもあの体だ。
サッカー選手というよりは、まるでアメフトの選手だろうに・・・。
それも生身の体にして、すでにプロテクターをまとっているかのようだ。
そんな人間離れした体で、これまた頻繁にロングシュートを撃つというのだから・・・。
ある意味、北朝鮮のミサイル問題よりも厄介だぜ、ディエゴのシュートは!
確かに、ただ面白いだけでなく、実力も兼ね備えたディエゴ要する京都サンガだが、決してディエゴの力だけで勝ったわけではないだろう。
そう、この試合はとにかく川崎フロンターレの攻撃がすごかったからな・・・。
なんと言っても、川崎フロンターレの攻撃力は今やJリーグNo.1と言っても過言ではない!
その攻撃力をもってして、AFCチャンピオンズリーグではガンバ大阪を葬りさってしまったほどだ。
そんな川崎フロンターレの破壊的攻撃力を目の前にしながら、わずか1失点に抑えてしまった京都サンガの鉄壁のディフェンスこそ、何よりも驚嘆に値しよう。
それにしても不思議だ。
よく試合を見ると、けっこう攻められてるんだよな、京都サンガ。
しかも、中盤を突破されてペナルティエリア付近で決定的シーンも作られており、危ないシュートも何本も撃たれているようだ・・・。
ジュニーニョしかり、レナチーニョしかり・・・。
だが、それでも得点にならない。
どういうわけだか、撃ったシュートがことごとくサンガ・ディフェンスにブロックされているのだ!
そう、最後の最後で止められてるとでも言うか・・・。
思えば、前節の名古屋グランパス戦でも、やはり圧倒的に攻められながらも、最後の最後でブロックしてたんだよな・・・。
なんとも不思議なディフェンス力だぜ、京都サンガ・・・。
このあたりは、韓国代表DF李正秀(イ ジョンス)と、オリンピック代表キャプテンを務めた水本の、両センターバックの作り出す「インテリジェンス」の賜物なのだろうか・・・?
少なくとも、この2人だけでシュートをブロックしているわけではないのは確かなようだ。
攻めているチームがおそらく京都サンガをナメてかかってしまうだけに、ゴール前での京都サンガのこの鉄壁の守備は、相手の肉体面はおろか、むしろ精神面のほうに大きなダメージをもたらしそうだよな・・・。
だって最後は一応撃たせてくれるんだもの・・・。
でも全部ブロックされる・・・。
そして、そのブロック後には、ディエゴをはじめとした一撃必殺のカウンターで、瞬く間に秒殺!
で、ゴール後には、「まるで温存していた体力はこのためか!」と言わんばかりの、ディエゴの不可解な猛ダッシュ・パフォーマンス・・・。
なんとも不気味なチームになったもんだぜ、京都サンガ・・・。
こんな訳の分からない試合をされたら、おそらく次の対戦相手も、この京都サンガをナメてかかってくるに違いない。
そしてその次も、その次の次も、その次の次の次も・・・。
ひょっとしたら、最終節までずっとナメてかかりっぱなしってこともあるんじゃないだろうか・・・?
そんな状況の中で、周囲の予想とはうらはらに、実はこの日のように真の実力を備えたチームだったとしたら・・・。
あるかもな、気づいたら京都サンガが優勝争いをしてる可能性も十分に!
そうなれば来年はAFCチャンピオンズリーグも戦うことになる。
思えば、「京都」という地域。
古く時代をさかのぼれば、あの歴史の教科書で習った「平城京」、「平安京」にたどり着くのだ。
僕ら日本人から見ても、「京都」という場所は歴史的かつ宗教的で、非常に趣がある場所だと言えよう。
ましてや海外からはどう映ることだろうか?
日本そのものが「東洋の神秘」、「ジパング」などと呼ばれたことからも想像できるように、なんとも言いがたい、得体の知れない映像を彼らは思い描くかもしれない・・・。
そう、まるで手が10本ぐらいある仏像の格好をした選手が、呪文を唱えながら11人でプレーしているかのような・・・。
そういう意味で、その京都サンガのかもしだす真の「不気味さ」は、今の得体の知れないプレースタイルがどうこういう以前に、「京都」という場所を拠点にした時点でそもそも備わっている「天性の不気味さ」かもしれないな・・・。
そう考えると、この京都サンガのつかみどころのない「不気味な強さ」は、むしろ国際試合でこそ、より際立つ可能性は十分ある。
彼らの作り出す「神懸かり的ディフェンス」という現象は、「神」の大地であるここ「京都」においては、窮地に追い込まれた相手に対して、ある種の超常的幻想をもたらすことも大いに考えられるのだから・・・。
そう、日本人が思っている以上に・・・。
京都サンガの順位は現時点で10位とはいえ、まだまだJ1リーグは半分を折り返したばかり。
本格化した感がある京都サンガには、この後もおそらくナメてかかってくる上位勢をバッタバッタなぎ倒してくれることを、今後も期待することとしよう。
そう、どことなく不気味な、いや神秘的な、「神懸かり的ディフェンス」によってな!
京都サンガF.C. ホームユニフォーム
ケネディ・グランパス復活! [J1]
J1第19節・名古屋グランパスVS浦和レッズの試合は、な、な、なんと名古屋グランパスが3-0で大勝!
周囲の予想を覆す、大波乱の結果となった。
それにしても、リーグ下位に低迷する我が名古屋グランパスが、現時点2位の浦和レッズに3点差という大差で圧勝するとは・・・。
どうやら完全に復活したようだな、グランパスよ!
1点目は、小川佳純からのラストパスを、玉田がゴール!
2点目も、小川佳純からのラストパスをまたしても玉田がゴール!
今期19試合を終えてわずか1得点しか獲れていなかった、岡田ジャパンの“ゴースト・ストライカー”玉田が、こんな大事な場面でスーパーゴールを決めてくれた。
今日みたいにゴールを量産すれば、胸を張って南アフリカに行けそうだな、玉田よ!
たしかに、玉田にしても小川にしても、フリーでボールをもらえるシーンが多々あった。
これまでの試合ではそんなシーンはほとんどなかったもんな・・・。
玉田なんて下がってきてはバックパスを繰り返し、前線にいればつぶされる・・・。
そんなシーンばかり見てきたもの・・・。
だが、そのグランパスのサッカーを見事に復活させた最大の要因は、またしてもこの男だったようだ。
そう、やはり名古屋グランパスの“ジーザス・クライスト”であったことを、この試合で日本全土に証明することとなった、ジョシュア・ケネディだ!
京都サンガ戦でもその劇的変化の片鱗は、すでにもたらしていた。
しかし、あの試合は1-1の引き分けだったため、見た目は明らかな変化を遂げていても、真の意味で変化しているのかどうかが、サポーターにはイマイチ確信できなかったのだ。
だが、この浦和レッズ戦での3-0という大勝からみる限り、ケネディ効果は歴然。
去年3位に食い込んだ名古屋グランパスのサッカーに近づきつつあるのは確かなようだ。
それも、この試合をもって、GK楢崎が100試合完封試合となるおまけつきだった。
ただ、そうは言っても、この3-0というスコアをただ手放しで喜ぶわけにはいかない。
なぜなら、浦和レッズとしては致命的とも言える、この男の戦線離脱があったからだ。
そう、日本代表の“暴走ブルートレイン”、田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)の負傷!
今日の大敗を見る限り、浦和レッズにおける闘莉王(トゥーリオ)の存在の大きさが、くっきり浮き彫りになってしまったと言えよう。
そもそも、この田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)。
先のワールドカップ・アジア最終予選・日本代表VSオーストラリア代表戦で、ケネディをマンマークして、「高さ」でも「足元」でも完璧に封じ込めてしまったほどの男・・・。
そんな闘莉王(トゥーリオ)が、もしこの試合に出場していたとしたら・・・。
グランパスの3点目である、ケネディ自身のヘディングでのゴールはなかったかもしれないよな・・・。
マークについていたのが、決して高さで勝負するDFではない坪井だったことが、ケネディにとっては幸いだったと言えよう。
そして浦和レッズの攻撃面はどうだ?
パスはきれいにまわるが、決定的シュートには結びつかなかったようだ。
実際のところ、正直に言えば、浦和レッズの攻撃からは「怖さ」を感じなかったもんな・・・。
「落ち目のグランパス」がそんなに鉄壁の守備を誇っていたとは思えないし・・・。
だいたいそこまで守備力があれば、FC東京に1-5で負けたりしないよ。
そんなグランパス相手に、わずか8本しかシュートを撃てなかったフィンケ・レッズ・・・・。
闘莉王(トゥーリオ)の暴走オーバーラップで影に隠れていた、過剰な「規律・システム」による弊害が、闘莉王(トゥーリオ)の離脱により頭角を現し始めた可能性もあるんじゃないのか・・・?
そう、確かにこの試合は浦和レッズのほうが完全におしていた。
中盤は浦和レッズが完全に支配し、名古屋グランパスは防戦一方だったよ・・・。
フィンケ・レッズの「規律・システム」による「物理的戦術」の素晴らしさ!
それは認めよう。
しかし、一方で名古屋グランパスが圧倒的に勝っていたものも実はあったと思うのだ。
そう、それは「メンタル的戦術」だ!
この日の試合で何がなんでも勝ちたかったのは、4万5000人という熱烈なサポーターの声援を受けている浦和レッズだったはず。
逆に「落ち目のグランパス」は、最悪負けて帰るか、あるいは良くても引き分けか・・・・
そんな心境だったと推測できるだろう。
そんな互いに絡み合った「勝負におけるメンタリティー」において、「落ち目」という自らの置かれた立場を謙虚に受け止め、かつ最大限に利用した名古屋グランパスのカウンター殺法!
先の南アフリカ・コンフェデレーションズカップで大旋風を巻き起こしたアメリカ代表を彷彿とさせるような、見事な「メンタル的戦術」だったと言えよう。
逆に言えば、浦和レッズにはチームとしての「メンタル的戦術」はあまり感じられなかったな・・・。
そのあたりは、闘莉王(トゥーリオ)をはじめとした各個人のメンタリティーに依存していたんだろう。
本来は名古屋グランパスも、浦和レッズのようなパスサッカーをベースとするチームだけに、今日の浦和レッズ戦での勝因、そして浦和レッズが負けてしまった敗因を、グランパス自らの反省としたいところだ。
さあ、これでようやく道が見え初めてきたグランパス。
上位勢を見れば、鹿島アントラーズが柏レイソルに引き分けたようだ。
世間は「17試合連続無敗記録」といってはやし立てているようだが・・・。
急速に落下していくチームを間近で見てきたグランパスサポーターから言わせてもらえば、「落とし穴への入り口」かもしれないよ、その引き分け・・・。
まだシーズンは半分を折り返したばかり。
安心、安全だと思っていたものが一瞬にして崩れさることは、この世の中には常としてある。
次の試合は、7/29(水)のナビスコカップ・FC東京戦だ。
1-5で敗れたスコアから逆転するのは常識的には厳しいかもしれないが、今のグランパスなら何かやってくれると期待してしまわずにはいられない。
次も期待してるぜ、ケネディ・グランパス!
【サッカーショップ加茂】 名古屋グランパスエイト ユニフォーム・ファングッズ
周囲の予想を覆す、大波乱の結果となった。
それにしても、リーグ下位に低迷する我が名古屋グランパスが、現時点2位の浦和レッズに3点差という大差で圧勝するとは・・・。
どうやら完全に復活したようだな、グランパスよ!
1点目は、小川佳純からのラストパスを、玉田がゴール!
2点目も、小川佳純からのラストパスをまたしても玉田がゴール!
今期19試合を終えてわずか1得点しか獲れていなかった、岡田ジャパンの“ゴースト・ストライカー”玉田が、こんな大事な場面でスーパーゴールを決めてくれた。
今日みたいにゴールを量産すれば、胸を張って南アフリカに行けそうだな、玉田よ!
たしかに、玉田にしても小川にしても、フリーでボールをもらえるシーンが多々あった。
これまでの試合ではそんなシーンはほとんどなかったもんな・・・。
玉田なんて下がってきてはバックパスを繰り返し、前線にいればつぶされる・・・。
そんなシーンばかり見てきたもの・・・。
だが、そのグランパスのサッカーを見事に復活させた最大の要因は、またしてもこの男だったようだ。
そう、やはり名古屋グランパスの“ジーザス・クライスト”であったことを、この試合で日本全土に証明することとなった、ジョシュア・ケネディだ!
京都サンガ戦でもその劇的変化の片鱗は、すでにもたらしていた。
しかし、あの試合は1-1の引き分けだったため、見た目は明らかな変化を遂げていても、真の意味で変化しているのかどうかが、サポーターにはイマイチ確信できなかったのだ。
だが、この浦和レッズ戦での3-0という大勝からみる限り、ケネディ効果は歴然。
去年3位に食い込んだ名古屋グランパスのサッカーに近づきつつあるのは確かなようだ。
それも、この試合をもって、GK楢崎が100試合完封試合となるおまけつきだった。
ただ、そうは言っても、この3-0というスコアをただ手放しで喜ぶわけにはいかない。
なぜなら、浦和レッズとしては致命的とも言える、この男の戦線離脱があったからだ。
そう、日本代表の“暴走ブルートレイン”、田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)の負傷!
今日の大敗を見る限り、浦和レッズにおける闘莉王(トゥーリオ)の存在の大きさが、くっきり浮き彫りになってしまったと言えよう。
そもそも、この田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)。
先のワールドカップ・アジア最終予選・日本代表VSオーストラリア代表戦で、ケネディをマンマークして、「高さ」でも「足元」でも完璧に封じ込めてしまったほどの男・・・。
そんな闘莉王(トゥーリオ)が、もしこの試合に出場していたとしたら・・・。
グランパスの3点目である、ケネディ自身のヘディングでのゴールはなかったかもしれないよな・・・。
マークについていたのが、決して高さで勝負するDFではない坪井だったことが、ケネディにとっては幸いだったと言えよう。
そして浦和レッズの攻撃面はどうだ?
パスはきれいにまわるが、決定的シュートには結びつかなかったようだ。
実際のところ、正直に言えば、浦和レッズの攻撃からは「怖さ」を感じなかったもんな・・・。
「落ち目のグランパス」がそんなに鉄壁の守備を誇っていたとは思えないし・・・。
だいたいそこまで守備力があれば、FC東京に1-5で負けたりしないよ。
そんなグランパス相手に、わずか8本しかシュートを撃てなかったフィンケ・レッズ・・・・。
闘莉王(トゥーリオ)の暴走オーバーラップで影に隠れていた、過剰な「規律・システム」による弊害が、闘莉王(トゥーリオ)の離脱により頭角を現し始めた可能性もあるんじゃないのか・・・?
そう、確かにこの試合は浦和レッズのほうが完全におしていた。
中盤は浦和レッズが完全に支配し、名古屋グランパスは防戦一方だったよ・・・。
フィンケ・レッズの「規律・システム」による「物理的戦術」の素晴らしさ!
それは認めよう。
しかし、一方で名古屋グランパスが圧倒的に勝っていたものも実はあったと思うのだ。
そう、それは「メンタル的戦術」だ!
この日の試合で何がなんでも勝ちたかったのは、4万5000人という熱烈なサポーターの声援を受けている浦和レッズだったはず。
逆に「落ち目のグランパス」は、最悪負けて帰るか、あるいは良くても引き分けか・・・・
そんな心境だったと推測できるだろう。
そんな互いに絡み合った「勝負におけるメンタリティー」において、「落ち目」という自らの置かれた立場を謙虚に受け止め、かつ最大限に利用した名古屋グランパスのカウンター殺法!
先の南アフリカ・コンフェデレーションズカップで大旋風を巻き起こしたアメリカ代表を彷彿とさせるような、見事な「メンタル的戦術」だったと言えよう。
逆に言えば、浦和レッズにはチームとしての「メンタル的戦術」はあまり感じられなかったな・・・。
そのあたりは、闘莉王(トゥーリオ)をはじめとした各個人のメンタリティーに依存していたんだろう。
本来は名古屋グランパスも、浦和レッズのようなパスサッカーをベースとするチームだけに、今日の浦和レッズ戦での勝因、そして浦和レッズが負けてしまった敗因を、グランパス自らの反省としたいところだ。
さあ、これでようやく道が見え初めてきたグランパス。
上位勢を見れば、鹿島アントラーズが柏レイソルに引き分けたようだ。
世間は「17試合連続無敗記録」といってはやし立てているようだが・・・。
急速に落下していくチームを間近で見てきたグランパスサポーターから言わせてもらえば、「落とし穴への入り口」かもしれないよ、その引き分け・・・。
まだシーズンは半分を折り返したばかり。
安心、安全だと思っていたものが一瞬にして崩れさることは、この世の中には常としてある。
次の試合は、7/29(水)のナビスコカップ・FC東京戦だ。
1-5で敗れたスコアから逆転するのは常識的には厳しいかもしれないが、今のグランパスなら何かやってくれると期待してしまわずにはいられない。
次も期待してるぜ、ケネディ・グランパス!
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- 価格: 3,990 円
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トゥーリオのケガはいつもながら心配になるな・・・ [J1]
浦和レッズの暴走DF・田中 マルクス闘莉王(トゥーリオ)が腹直筋の損傷(腹筋の肉離れ)で戦線離脱することになってしまった。
7/18の大分トリニータ戦で後半7分に交代して、なんか不可解な交代だとは思っていたが・・・。
やはりケガだったのか、闘莉王(トゥーリオ)よ。
全治には個人差があるとのことだが、フィンケ監督は「次の試合は難しいだろう」と話し、7/25(土)の名古屋グランパス戦の出場は絶望的らしい。
浦和レッズとしては、同じくケガで戦列を離れていたDF坪井が戻っていた矢先の出来事だ。
まあ、ポジティブに考えれば「坪井が戻ってきた後でよかった」となるのだろうが・・・。
10代にして浦和レッズのスタメンを獲得し、いきなり日本代表にも選出されてしまった山田直輝も持病の腰痛で戦列を離れている最中だ。
少なくとも言えるのは、この闘莉王(トゥーリオ)の負傷で、浦和レッズは相当のダメージを被ってしまうということだろう。
前節では、「リーグ戦14連敗」という前人未到の不名誉な記録街道をひたすら突っ走っていた圧倒的最下位の大分トリニータとの対戦にもかかわらず、なんと0-1で敗れてしまった現在2位の浦和レッズ・・・。
そこへもってきて、浦和レッズの「魂の根源」ともいえる、この闘莉王(トゥーリオ)の戦線離脱とは・・・。
まさに絶体絶命、満身創痍の状況と言えよう、浦和レッズは!
先日のナビスコカップ・清水エスパルス戦でも、ホームにもかかわらず、あろうことに観客数は2万数千人にまで落ち込んでしまったという。
浦和レッズの昨年の平均試合観客数が4万5000~5万人程度だということを考えれば、この観客数がいかに減少しているかかがくっきり浮き彫りとなる。
それに加えて、浦和レッズの次節の相手は我が名古屋グランパス!
たしかに「落ち目の名古屋グランパス」相手ではあるが、オーストラリア代表FWケネディが加入したこと、そして竹内彬が右サイドバックとしてやっと起用されたことにより、劇的変化を遂げた感のある名古屋グランパスが相手なのだ。
まあ、竹内がカードの累積で出場停止ではあるものの、今のグランパスをナメてかかってくれれば、それこそ「漁夫の利」という言葉も実在のものと成りえよう。
そういう意味で、全体的に「負の流れ」の入り口に首をつっこんだとも感じてしまわざるを得ない今の浦和レッズにおいて、いったいチームをどのように立て直してくるのか・・・。
ドイツでその名を轟かせたフィンケ監督の手腕をとくと見せてもらおう。
しかし、この闘莉王(トゥーリオ)の負傷は、実は浦和レッズの損失ということだけにおさまらない。
なぜなら闘莉王(トゥーリオ)は日本代表の「魂の根源」でもあるのだ。
暗くておとなしい中村俊輔や遠藤を中心に据えた、何がなんだか訳の分からない岡田ジャパンにあって、闘莉王(トゥーリオ)の気迫のこもったプレーは、サッカーの「サ」の字も知らないファンにも分かりやすい、唯一無二の存在とも言えよう。
8月8日(土)に、韓国の仁川文鶴競技場にて開催される日韓オールスター戦、JOMO CUP 2009にも選出されていたが、このままでは出場を辞退する可能性が高いようだ。
せっかく韓国のサポーターに思い知らせてやろうと思っていたのに・・・。
一度攻めあがったら二度と戻ってこない闘莉王(トゥーリオ)の暴走オーバーラップをな!
いつも全身全命で、力の加減をすることなくプレーをしてしまう闘莉王(トゥーリオ)だ。
こういうケガによる離脱は必然とも言える。
古くは、アテネ・オリンピックでの試合で、あまりにも激しいヘディングをしすぎた結果、肩から落下して自滅したシーンが今だに思い出される・・・。
そういう意味で、闘莉王(トゥーリオ)の最大の敵は、自らの激しいプレーが生み出す、まさに玉砕覚悟の「ケガ」であるとも言えよう。
それにしても、今回のケガについて、ニュース記事でこう表記されていることが気にかかる。
「全治不明」・・・と。
「全治不明」ってなんだよ・・・?
直るのか?
それとも直らないってことなのか・・・?
おいおいおい、やめてくれよ、そういう訳の分からない発表をするのは・・・。
まさか、このまま再起不能で「引退」なんてこともあるのか・・・?
それともこれまでに誰か同じような症状にかかった選手はいるのか・・・?
サポーターとしてこれだけは言わせてほしい。
あんまり心配させないでくれ、闘莉王(トゥーリオ)よ・・・。
誰が想像できようか?
闘莉王(トゥーリオ)のいない、9月5日(土) のアウェイのオランダ代表戦。
闘莉王(トゥーリオ)のいない、9月8日(火) のアウェイのガーナ代表戦。
そして、闘莉王(トゥーリオ)のいない、2010年南アフリカ・ワールドカップ!
あの猛々しいプレースタイルに格闘家との姿をダブらせて見てしまうことで、男性ファンに絶大の人気を誇るのは納得できるが、意外にも女性の間でも「イケメン」として闘莉王(トゥーリオ)の人気は高いようだ・・・。
やはり、あの後先考えない「男らしさ」に惹かれるのだろうか。
そんな男女問わず支持されている闘莉王(トゥーリオ)の姿を、28歳という自身の絶頂期で挑める南アフリカ・ワールドカップという大舞台で、万が一にも見ることができないなんてことがあっていいものか!
そこは例え無宗教であっても神に祈りをささげ、都合がよすぎると罵られようが闘莉王(トゥーリオ)が無事に復帰することを願うしかあるまい。
それが闘莉王(トゥーリオ)サポーターとして唯一できることだ。
僕の中では、闘莉王(トゥーリオ)は来るべき南アフリカ・ワールドカップで、DFという身にもかかわらず得点王に輝き、見事MVPに輝くことまで想像力を働かせているのだ。
それにふさわしいスターとしての資質を備えている人間だと信じて疑わない。
得点を獲っても、ただ下を向いて味方と抱き合うことに終始するサラリーマン選手とは違って、常に上を向いてサポーターにアピールすることを徹底してくれる、スターの中のスター、闘莉王(トゥーリオ)・・・。
まさしく日本人の誇りだ、闘莉王(トゥーリオ)は!
ワールドカップ活躍後は海外へ移籍してしまうのだろうか・・・?
それも仕方ない。
その時点ですでに「世界の宝」なのだから。
ドイツ・ブンデスリーガやイタリア・セリエAからもオファーの噂が一時期あったようだが、それも今度は噂では済まないだろう。
浦和レッズとドイツとのパイプを考えると、ブンデスリーガの移籍なんて可能性が高いだろうか・・・?
あるかもな、バイエルン・ミュンヘンで闘莉王(トゥーリオ)がUEFAチャンピオンズリーグ優勝なんてことも!
だが、今はそのビクトリーロードへ向かう途中でのアクシデントの真っ只中だ。
まあ、先は短いようで長い。
この休養を、ワールドカップ本番へ備えたタイミングのいい休養として捉え、開き直って十分体を労わってくれることを、闘莉王(トゥーリオ)には望みたい。
う~ん・・・でもやっぱり心配だな~。
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7/18の大分トリニータ戦で後半7分に交代して、なんか不可解な交代だとは思っていたが・・・。
やはりケガだったのか、闘莉王(トゥーリオ)よ。
全治には個人差があるとのことだが、フィンケ監督は「次の試合は難しいだろう」と話し、7/25(土)の名古屋グランパス戦の出場は絶望的らしい。
浦和レッズとしては、同じくケガで戦列を離れていたDF坪井が戻っていた矢先の出来事だ。
まあ、ポジティブに考えれば「坪井が戻ってきた後でよかった」となるのだろうが・・・。
10代にして浦和レッズのスタメンを獲得し、いきなり日本代表にも選出されてしまった山田直輝も持病の腰痛で戦列を離れている最中だ。
少なくとも言えるのは、この闘莉王(トゥーリオ)の負傷で、浦和レッズは相当のダメージを被ってしまうということだろう。
前節では、「リーグ戦14連敗」という前人未到の不名誉な記録街道をひたすら突っ走っていた圧倒的最下位の大分トリニータとの対戦にもかかわらず、なんと0-1で敗れてしまった現在2位の浦和レッズ・・・。
そこへもってきて、浦和レッズの「魂の根源」ともいえる、この闘莉王(トゥーリオ)の戦線離脱とは・・・。
まさに絶体絶命、満身創痍の状況と言えよう、浦和レッズは!
先日のナビスコカップ・清水エスパルス戦でも、ホームにもかかわらず、あろうことに観客数は2万数千人にまで落ち込んでしまったという。
浦和レッズの昨年の平均試合観客数が4万5000~5万人程度だということを考えれば、この観客数がいかに減少しているかかがくっきり浮き彫りとなる。
それに加えて、浦和レッズの次節の相手は我が名古屋グランパス!
たしかに「落ち目の名古屋グランパス」相手ではあるが、オーストラリア代表FWケネディが加入したこと、そして竹内彬が右サイドバックとしてやっと起用されたことにより、劇的変化を遂げた感のある名古屋グランパスが相手なのだ。
まあ、竹内がカードの累積で出場停止ではあるものの、今のグランパスをナメてかかってくれれば、それこそ「漁夫の利」という言葉も実在のものと成りえよう。
そういう意味で、全体的に「負の流れ」の入り口に首をつっこんだとも感じてしまわざるを得ない今の浦和レッズにおいて、いったいチームをどのように立て直してくるのか・・・。
ドイツでその名を轟かせたフィンケ監督の手腕をとくと見せてもらおう。
しかし、この闘莉王(トゥーリオ)の負傷は、実は浦和レッズの損失ということだけにおさまらない。
なぜなら闘莉王(トゥーリオ)は日本代表の「魂の根源」でもあるのだ。
暗くておとなしい中村俊輔や遠藤を中心に据えた、何がなんだか訳の分からない岡田ジャパンにあって、闘莉王(トゥーリオ)の気迫のこもったプレーは、サッカーの「サ」の字も知らないファンにも分かりやすい、唯一無二の存在とも言えよう。
8月8日(土)に、韓国の仁川文鶴競技場にて開催される日韓オールスター戦、JOMO CUP 2009にも選出されていたが、このままでは出場を辞退する可能性が高いようだ。
せっかく韓国のサポーターに思い知らせてやろうと思っていたのに・・・。
一度攻めあがったら二度と戻ってこない闘莉王(トゥーリオ)の暴走オーバーラップをな!
いつも全身全命で、力の加減をすることなくプレーをしてしまう闘莉王(トゥーリオ)だ。
こういうケガによる離脱は必然とも言える。
古くは、アテネ・オリンピックでの試合で、あまりにも激しいヘディングをしすぎた結果、肩から落下して自滅したシーンが今だに思い出される・・・。
そういう意味で、闘莉王(トゥーリオ)の最大の敵は、自らの激しいプレーが生み出す、まさに玉砕覚悟の「ケガ」であるとも言えよう。
それにしても、今回のケガについて、ニュース記事でこう表記されていることが気にかかる。
「全治不明」・・・と。
「全治不明」ってなんだよ・・・?
直るのか?
それとも直らないってことなのか・・・?
おいおいおい、やめてくれよ、そういう訳の分からない発表をするのは・・・。
まさか、このまま再起不能で「引退」なんてこともあるのか・・・?
それともこれまでに誰か同じような症状にかかった選手はいるのか・・・?
サポーターとしてこれだけは言わせてほしい。
あんまり心配させないでくれ、闘莉王(トゥーリオ)よ・・・。
誰が想像できようか?
闘莉王(トゥーリオ)のいない、9月5日(土) のアウェイのオランダ代表戦。
闘莉王(トゥーリオ)のいない、9月8日(火) のアウェイのガーナ代表戦。
そして、闘莉王(トゥーリオ)のいない、2010年南アフリカ・ワールドカップ!
あの猛々しいプレースタイルに格闘家との姿をダブらせて見てしまうことで、男性ファンに絶大の人気を誇るのは納得できるが、意外にも女性の間でも「イケメン」として闘莉王(トゥーリオ)の人気は高いようだ・・・。
やはり、あの後先考えない「男らしさ」に惹かれるのだろうか。
そんな男女問わず支持されている闘莉王(トゥーリオ)の姿を、28歳という自身の絶頂期で挑める南アフリカ・ワールドカップという大舞台で、万が一にも見ることができないなんてことがあっていいものか!
そこは例え無宗教であっても神に祈りをささげ、都合がよすぎると罵られようが闘莉王(トゥーリオ)が無事に復帰することを願うしかあるまい。
それが闘莉王(トゥーリオ)サポーターとして唯一できることだ。
僕の中では、闘莉王(トゥーリオ)は来るべき南アフリカ・ワールドカップで、DFという身にもかかわらず得点王に輝き、見事MVPに輝くことまで想像力を働かせているのだ。
それにふさわしいスターとしての資質を備えている人間だと信じて疑わない。
得点を獲っても、ただ下を向いて味方と抱き合うことに終始するサラリーマン選手とは違って、常に上を向いてサポーターにアピールすることを徹底してくれる、スターの中のスター、闘莉王(トゥーリオ)・・・。
まさしく日本人の誇りだ、闘莉王(トゥーリオ)は!
ワールドカップ活躍後は海外へ移籍してしまうのだろうか・・・?
それも仕方ない。
その時点ですでに「世界の宝」なのだから。
ドイツ・ブンデスリーガやイタリア・セリエAからもオファーの噂が一時期あったようだが、それも今度は噂では済まないだろう。
浦和レッズとドイツとのパイプを考えると、ブンデスリーガの移籍なんて可能性が高いだろうか・・・?
あるかもな、バイエルン・ミュンヘンで闘莉王(トゥーリオ)がUEFAチャンピオンズリーグ優勝なんてことも!
だが、今はそのビクトリーロードへ向かう途中でのアクシデントの真っ只中だ。
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岡田ジャパンに名乗りを上げる宮本恒靖のバイシクル! [J1]
J1第18節・川崎フロンターレVSヴィッセル神戸の試合は2-2でドロー。
川崎フロンターレとしては、ホームの等々力での試合だっただけに、痛い引き分けだったに違いない。
だが、この試合で川崎フロンターレが引き分けてしまった要因は、フロンターレだけにあったわけではないだろう。
というのも、ヴィッセル神戸のこの男が、ありえないようなスーパーゴールを叩きこんだからだ。
そう、トルシエジャパン、ジーコジャパン時代にDFとしてワールドカップで活躍した、「ツネ様」こと宮本恒靖の、まるで「ストライカー」を彷彿とさせるバイシクルシュート!
こんなゴールで同点にされた日には、川崎フロンターレの選手の心境としてはたまったもんじゃないだろう。
そもそもあそこまできれいなバイシクルシュートって珍しいんじゃないか?
まさか相手も宮本がバイシクルシュートとは思ってなかったんだろう。
フロンターレのDFも、プレスが甘いように見える。
そりゃ、そうだよ。
宮本はワントラップした時点ではゴールの真後ろを向いてるもの。
これが清水エスパルスの岡崎ならまだしも、そこにいるのは宮本なんだから・・・。
当然、DFとしてもこう考えるのが普通だろう。
宮本なんだから、ここはバックパスだよな・・・と。
宮本にしたって、普段ならやっぱりバックパスなんじゃないの?
いくら1-2で負けてる状況とはいえ・・・。
だって、もともと守備的な選手なんだから、宮本は。
トルシエジャパンやジーコジャパンの全盛時でさえ、あんな派手なシュートを撃つ選手ではなかったと思うのだが・・・。
それにしても、なぜ宮本はあそこで「オーバーヘッドでシュート」という選択をしたのだろうか?
長きに渡って宮本のプレーを見てきたファンとしては、そこが興味深いところだ。
宮本のコメントによると、こう。
「トラップが浮いた瞬間によぎった。いい高さに上がったんで・・・」
なるほど、「予定してわざと大きなトラップをした」とか、「初めからオーバーヘッドでシュートするためにゴールに背を向けた」とか、そういうことではなかったようだ・・・。
つまり、とっさの判断で、気づいたらバイシクルでシュートしてた・・・と。
こういう感覚をコメントからは受ける。
でも、冷静に考えて、これって誰でもできることじゃないんじゃないか?
バイシクルシュートをよく撃ってた有名な選手って他に誰がいるだろう?
今だったら、サンフレッチャ広島のDF槙野がそうだよな。
浦和レッズの闘莉王(トゥーリオ)も、バイシクルに近いジャンピングボレーシュートはよく撃ってるよ。
過去なら、日本代表FWカズ(三浦知良)、城彰二、ゴン中山といったあたりが、やはりバイシクルを撃つところを何度か見たことがあるな・・・。
海外の選手ならどうだ?
古くは、オランダ代表FWファンバステン(映像best1)、メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス(映像best9)、などなど・・・。
最近なら、オランダ代表FWフンテラール、ブラジル代表リバウド(映像bes3)、などがそうだろうか・・・。
いずれにしても、そうそうたるストライカーが名を連ねているのは確かだ。
そう考えると、今回の宮本のバイシクルシュートを「単なるマグレ」として流してしまうと、今後の日本サッカー界にとっては大きな損失になりかねない・・・。
そう、ひょっとしてとんでもない「ストライカー」としての可能性を秘めた選手かもしれないぞ、ツネ様・・・。
いや、正直、この「ツネ様」という呼び名はあまり好きじゃない。
女性人気が高いのでこういうニックネームがついているのだろうが、宮本の「ファイト溢れる戦いぶり」からは、とても「ツネ様」だなんて・・・。
やはり宮本は「宮本」でいいよ。
思えば、宮本ってトルシエジャパン、ジーコジャパン時代にも、けっこういいシュート撃ってるんだよな。
当時のCBの相方が攻めあがるので、その分オーバーラップする機会も少なく、シュートシーンそのものが少ないのだが・・・。
コーナーキックからの攻撃の際はダイレクトでボレーシュートを撃ったりして、個人的には、「かなりきれいなインステップしてるんだな~」と思ったのを記憶している。
そう考えると、今回のオーバーヘッドシュートがかなりきれいなミートをしてたのは、あながち偶然ともいいきれないような気もするな・・・。
もともとCBで名を馳せた宮本だが、カイオジュニオール監督がオイルマネー辞職してカタールへ去って以降は、今回のようにボランチでプレーすることになったようだ。
その分、宮本自身の意識が攻撃に向いたことで、今回のようなスーパーゴールが生まれたとも言えなくもないんじゃないの?
つまりこういうことだ。
宮本恒靖は、ボランチという新世界に足を踏み入れたことによって、ここにきて「ストライカー」として覚醒する可能性を十分秘めている!
ボランチでのプレーは、ガンバ大阪時代にも経験があったはずだ。
当時はシジクレイがCBで宮本とポジションがかぶっていたため、宮本があぶれる形で、ごくたまにだがボランチで併用されていた。
西野監督はその時は「ボランチの宮本」に見切りをつけ、宮本をスタメンから外す結論に至ったようだったが・・・。
幸い、ヴィッセル神戸ならそこまでレギュラー争いは激しくない。
「ボランチの能力」がどうかという以前に、宮本の最大の武器は「ケタ外れのメンタリティー」だろう。
ただ「根性がある」とか「精神力が強い」とかだけでなく、宮本のように「インテリジェンス(知性)」溢れる戦い方ができる選手は、日本人にはそうはいまい。
「アスリート能力」としては決して恵まれているとはいえない宮本が、2002年、2006年の2回に渡るワールドカップでレギュラーとして出場できたのは、そういう「ケタ外れのメンタリティー」なくしては成しえなかったと思うのだ。
そんな宮本に、ゴールを決めるという「ストライカー」としての才能がもし開花してしまったとしたらどうなる・・・?
あるかもな、宮本が日本代表ボランチとして南アフリカ・ワールドカップで活躍するなんてことも!
残念なことに、今の日本代表ボランチには「シューター」がいない。
「運動量タイプ」か「パサータイプ」ばかりで、ミドルシュート撃つボランチがいないのが欠点ともいえよう。
もちろん、今のままでは宮本も「シューター」とは到底言えない。
また、「パサー」というわけでもなく、「運動量」というタイプでもない。
むしろ、ただの「守備意識の高いボランチ」で終わってしまい、このままではとても岡田監督には呼ばれないだろう。
だが、この日のバイシクルゴールによって、宮本本人が自身の「未知のストライカー能力」にスポットを当ててくれたら・・・。
あるいは、本人がその可能性に気づけるように、マスコミや僕らサポーターがプッシュしてあげたら・・・。
日本代表サポーターとしては、その先を期待せずにはいられないよ・・・。
だから、あえて僕は宮本にこう要求しよう。
次の試合もまたゴールを決めてくれ、宮本よ!
そうすれば、岡田監督も曇ったメガネを拭いて、日本代表に呼んでくれるに違いない。
まあ、かなりの頑固な監督のため、活躍してもただでは呼ばない偏屈監督ではあるようだが・・・。
現在、FC東京の石川直宏が、前人未到のゴールラッシュによって、かなり世間に注目されているようだ。
そして岡田監督も一応はその視察に訪れている・・・。
ならば宮本も石川に続こうじゃないか。
大事な場面でゴールを決めてくれる、「ストライカー宮本恒靖」として覚醒してな!
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川崎フロンターレとしては、ホームの等々力での試合だっただけに、痛い引き分けだったに違いない。
だが、この試合で川崎フロンターレが引き分けてしまった要因は、フロンターレだけにあったわけではないだろう。
というのも、ヴィッセル神戸のこの男が、ありえないようなスーパーゴールを叩きこんだからだ。
そう、トルシエジャパン、ジーコジャパン時代にDFとしてワールドカップで活躍した、「ツネ様」こと宮本恒靖の、まるで「ストライカー」を彷彿とさせるバイシクルシュート!
こんなゴールで同点にされた日には、川崎フロンターレの選手の心境としてはたまったもんじゃないだろう。
そもそもあそこまできれいなバイシクルシュートって珍しいんじゃないか?
まさか相手も宮本がバイシクルシュートとは思ってなかったんだろう。
フロンターレのDFも、プレスが甘いように見える。
そりゃ、そうだよ。
宮本はワントラップした時点ではゴールの真後ろを向いてるもの。
これが清水エスパルスの岡崎ならまだしも、そこにいるのは宮本なんだから・・・。
当然、DFとしてもこう考えるのが普通だろう。
宮本なんだから、ここはバックパスだよな・・・と。
宮本にしたって、普段ならやっぱりバックパスなんじゃないの?
いくら1-2で負けてる状況とはいえ・・・。
だって、もともと守備的な選手なんだから、宮本は。
トルシエジャパンやジーコジャパンの全盛時でさえ、あんな派手なシュートを撃つ選手ではなかったと思うのだが・・・。
それにしても、なぜ宮本はあそこで「オーバーヘッドでシュート」という選択をしたのだろうか?
長きに渡って宮本のプレーを見てきたファンとしては、そこが興味深いところだ。
宮本のコメントによると、こう。
「トラップが浮いた瞬間によぎった。いい高さに上がったんで・・・」
なるほど、「予定してわざと大きなトラップをした」とか、「初めからオーバーヘッドでシュートするためにゴールに背を向けた」とか、そういうことではなかったようだ・・・。
つまり、とっさの判断で、気づいたらバイシクルでシュートしてた・・・と。
こういう感覚をコメントからは受ける。
でも、冷静に考えて、これって誰でもできることじゃないんじゃないか?
バイシクルシュートをよく撃ってた有名な選手って他に誰がいるだろう?
今だったら、サンフレッチャ広島のDF槙野がそうだよな。
浦和レッズの闘莉王(トゥーリオ)も、バイシクルに近いジャンピングボレーシュートはよく撃ってるよ。
過去なら、日本代表FWカズ(三浦知良)、城彰二、ゴン中山といったあたりが、やはりバイシクルを撃つところを何度か見たことがあるな・・・。
海外の選手ならどうだ?
古くは、オランダ代表FWファンバステン(映像best1)、メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス(映像best9)、などなど・・・。
最近なら、オランダ代表FWフンテラール、ブラジル代表リバウド(映像bes3)、などがそうだろうか・・・。
いずれにしても、そうそうたるストライカーが名を連ねているのは確かだ。
そう考えると、今回の宮本のバイシクルシュートを「単なるマグレ」として流してしまうと、今後の日本サッカー界にとっては大きな損失になりかねない・・・。
そう、ひょっとしてとんでもない「ストライカー」としての可能性を秘めた選手かもしれないぞ、ツネ様・・・。
いや、正直、この「ツネ様」という呼び名はあまり好きじゃない。
女性人気が高いのでこういうニックネームがついているのだろうが、宮本の「ファイト溢れる戦いぶり」からは、とても「ツネ様」だなんて・・・。
やはり宮本は「宮本」でいいよ。
思えば、宮本ってトルシエジャパン、ジーコジャパン時代にも、けっこういいシュート撃ってるんだよな。
当時のCBの相方が攻めあがるので、その分オーバーラップする機会も少なく、シュートシーンそのものが少ないのだが・・・。
コーナーキックからの攻撃の際はダイレクトでボレーシュートを撃ったりして、個人的には、「かなりきれいなインステップしてるんだな~」と思ったのを記憶している。
そう考えると、今回のオーバーヘッドシュートがかなりきれいなミートをしてたのは、あながち偶然ともいいきれないような気もするな・・・。
もともとCBで名を馳せた宮本だが、カイオジュニオール監督がオイルマネー辞職してカタールへ去って以降は、今回のようにボランチでプレーすることになったようだ。
その分、宮本自身の意識が攻撃に向いたことで、今回のようなスーパーゴールが生まれたとも言えなくもないんじゃないの?
つまりこういうことだ。
宮本恒靖は、ボランチという新世界に足を踏み入れたことによって、ここにきて「ストライカー」として覚醒する可能性を十分秘めている!
ボランチでのプレーは、ガンバ大阪時代にも経験があったはずだ。
当時はシジクレイがCBで宮本とポジションがかぶっていたため、宮本があぶれる形で、ごくたまにだがボランチで併用されていた。
西野監督はその時は「ボランチの宮本」に見切りをつけ、宮本をスタメンから外す結論に至ったようだったが・・・。
幸い、ヴィッセル神戸ならそこまでレギュラー争いは激しくない。
「ボランチの能力」がどうかという以前に、宮本の最大の武器は「ケタ外れのメンタリティー」だろう。
ただ「根性がある」とか「精神力が強い」とかだけでなく、宮本のように「インテリジェンス(知性)」溢れる戦い方ができる選手は、日本人にはそうはいまい。
「アスリート能力」としては決して恵まれているとはいえない宮本が、2002年、2006年の2回に渡るワールドカップでレギュラーとして出場できたのは、そういう「ケタ外れのメンタリティー」なくしては成しえなかったと思うのだ。
そんな宮本に、ゴールを決めるという「ストライカー」としての才能がもし開花してしまったとしたらどうなる・・・?
あるかもな、宮本が日本代表ボランチとして南アフリカ・ワールドカップで活躍するなんてことも!
残念なことに、今の日本代表ボランチには「シューター」がいない。
「運動量タイプ」か「パサータイプ」ばかりで、ミドルシュート撃つボランチがいないのが欠点ともいえよう。
もちろん、今のままでは宮本も「シューター」とは到底言えない。
また、「パサー」というわけでもなく、「運動量」というタイプでもない。
むしろ、ただの「守備意識の高いボランチ」で終わってしまい、このままではとても岡田監督には呼ばれないだろう。
だが、この日のバイシクルゴールによって、宮本本人が自身の「未知のストライカー能力」にスポットを当ててくれたら・・・。
あるいは、本人がその可能性に気づけるように、マスコミや僕らサポーターがプッシュしてあげたら・・・。
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だから、あえて僕は宮本にこう要求しよう。
次の試合もまたゴールを決めてくれ、宮本よ!
そうすれば、岡田監督も曇ったメガネを拭いて、日本代表に呼んでくれるに違いない。
まあ、かなりの頑固な監督のため、活躍してもただでは呼ばない偏屈監督ではあるようだが・・・。
現在、FC東京の石川直宏が、前人未到のゴールラッシュによって、かなり世間に注目されているようだ。
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グランパスの闘将、竹内彬! [J1]
名古屋グランパスの京都サンガ戦での引き分けで、世間がケネディ一色で評価している中で、僕はそれ以上に喜びを感じたピクシーの采配があった。
それは、この男を右サイドバックのスタメンで起用してくれたことだ。
そう、名古屋グランパスの闘将、竹内彬(たけうちあきら)だ!
解説者もあまり触れてはくれなかったが、右サイドバックのディフェンス力が大幅にUPしたことを見逃してはいけない。
そもそも、名古屋グランパスが昨年リーグ3位という成績を成し遂げたときの右サイドバックは、もともと竹内なのだ。
にもかかわらず、決して調子の悪くない竹内を、今年になってから田中隼麿に変えてしまうもんだから、おそらくこんな低迷を迎えているんじゃないか?
グランパスサポーターとしては、そう思わずにはいられない。
まあ、あくまでも個人的な見方ではあるが・・・。
かつ、ディフェンスというのは「連携」だと思うのだ。
センターバックの吉田麻也、増川がこれまで以上にスムーズにディフェンスをできていたことが非常に印象的だった。
このあたりが本来DFではない田中隼麿とは違うところだろう。
しかも、竹内の場合は攻撃参加もスゴい。
いや、そんなに目を見張るほどのスキルを備えた選手ではないと思うのだが、あの気迫溢れるふてぶてしいオーバーラップは、見ていて鳥肌が立つほどだ。
そう、まるで浦和レッズの闘将、闘莉王(トゥーリオ)を見ているような・・・。
逃げ腰なプレーが多い日本人選手にあって、竹内は「責任をとれる」選手だと、個人的には思う。
ミスはあっても果敢に攻めあがるし、かといって守るべきところはきっちり守る。
で、それでやられたとしても変にへこんだところを見せないし、それどころか、ふてぶてしく再度攻撃参加を繰り返すのだ。
そんな竹内を今シーズンはほとんど起用されなかった・・・。
今日の試合を見る限り、リーグ前半戦におけるピクシー(ストイコビッチ監督)の采配を責めるとしたら、まずここだろう。
だが、今日の試合でイエローカードをもらってしまった竹内彬。
カードの累積による出場停止処分で、次の浦和レッズ戦に竹内は出れない・・・。
痛すぎるぞ、竹内よ・・・!
まあ、竹内自身、もともと気迫溢れるファイターなので、こういうイエローカードも持ち味といえば持ち味なのだ。
なので、こういう形で何試合かに1回は出場できないことは、ある意味仕方がないのかもしれない。
しかし、よりによって浦和レッズという強大すぎる相手に竹内がいないとは・・・。
それも、せっかくのレギュラー奪還のチャンスだったというのに・・・。
となると、本来DFではない田中隼麿で、再び右サイドバックに爆弾を抱えながら戦うことになるのか・・・。
また、ゴール前でバタバタ慌てふためくディフェンスラインを目にすることになるんだろうな・・・。
ただ、勝つ可能性がなくなったわけじゃない!
浦和レッズが相手であれば、今度はグランパスが中盤を支配するなんてことはあるまい。
むしろ防戦一方となって、カウンター攻撃ができることだろう。
ラッキーなことに、これこそが「落ち目のグランパス」がもっとも望んでいた展開だ。
吉田麻也のパスカットからの正確なロングフィード。
それを受けた左サイドで待ち受ける小川佳純が縦へドリブル突破し、中央へグラウンダーのセンタリング。
そしてゴール前で待ち構えるケネディがダイレクトボレーでシュート。
そして闘莉王(トゥーリオ)がブロックして跳ね返ったこぼれダマを、玉田が値千金のごっつぁんゴール!
そんなシーンを楽しみに来週を迎えることとしようか・・・。
だが、竹内のいない名古屋グランパスなんて、わさびの入っていない寿司みたいなものだ・・・。
勝負の辛味が足りないんだよ、竹内がいないと!
浦和レッズには、元祖闘将、闘莉王(トゥーリオ)がいるだけに、あの気迫に対抗するには、同タイプの竹内の存在がやはりほしいところだ。
「闘莉王(トゥーリオ)VS竹内!」というファイター対決も密かに楽しみしていたのだが・・・。
奇しくも、ピクシーは今節ではじめて、右サイドバックのスタメンを田中隼麿から竹内彬に変更した。
このピクシーの意図はなんなんだろう?
やはり竹内を評価してのスタメンだったのだろうか?
「ルックス」でサッカーを見ている人にとっては田中隼麿の評価は絶大なんだろうが、「スピリット」でサッカーを見てる人にとっては、ダントツで竹内だしな!
そもそも田中隼麿が今期からグランパスに移籍したきっかけって何なんだろう?
もしかしてピクシーが名指しで獲得を要求してたんじゃないだろうな?
それで自分で要望しておきながら、田中隼麿をリザーブに追いやるわけにはいかなかったと?
いや、これはあくまでも僕個人の勝手な憶測にしかすぎないのだが・・・。
それともあれか?
今節は単に田中隼麿を休養させただけで、やっぱり竹内よりも田中隼麿のほうが評価が高いと言うのか?
そんなことだけは死んでも言わないでくれよ、ピクシー・・・。
まあいずれにしろ、竹内抜きで浦和レッズと戦うというのは至難の技だ。
なんといっても、むこうの左サイドのオフェンスには、今をときめく原口がいるのだ。
シュートの決定力はともかく、ことドリブル突破やチャンスメイクならば、原口はすでに日本代表レベルとさえ言えるかもしれない・・・。
で、我がグランパスの右サイドバックがディフェンス力のカケラもない田中隼麿・・・と。
右サイドやられるわな、ボコボコに・・・。
まあいい。
どうせ相手はJリーグ屈指の、いやアジア屈指の浦和レッズなのだ。
もともと勝とうと思って勝てる相手ではない!
竹内がいたとしても、よくてイーブンといったところじゃないのか?
ならば、試合結果はともかく、右サイドを見る影もなくやられてしまえ、グランパスよ!
そして、試合後、ピクシーがこう確信することを期待するのを楽しみに試合を見ることにしよう。
やっぱり名古屋グランパスの右サイドバックは竹内彬だな・・・と。
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それは、この男を右サイドバックのスタメンで起用してくれたことだ。
そう、名古屋グランパスの闘将、竹内彬(たけうちあきら)だ!
解説者もあまり触れてはくれなかったが、右サイドバックのディフェンス力が大幅にUPしたことを見逃してはいけない。
そもそも、名古屋グランパスが昨年リーグ3位という成績を成し遂げたときの右サイドバックは、もともと竹内なのだ。
にもかかわらず、決して調子の悪くない竹内を、今年になってから田中隼麿に変えてしまうもんだから、おそらくこんな低迷を迎えているんじゃないか?
グランパスサポーターとしては、そう思わずにはいられない。
まあ、あくまでも個人的な見方ではあるが・・・。
かつ、ディフェンスというのは「連携」だと思うのだ。
センターバックの吉田麻也、増川がこれまで以上にスムーズにディフェンスをできていたことが非常に印象的だった。
このあたりが本来DFではない田中隼麿とは違うところだろう。
しかも、竹内の場合は攻撃参加もスゴい。
いや、そんなに目を見張るほどのスキルを備えた選手ではないと思うのだが、あの気迫溢れるふてぶてしいオーバーラップは、見ていて鳥肌が立つほどだ。
そう、まるで浦和レッズの闘将、闘莉王(トゥーリオ)を見ているような・・・。
逃げ腰なプレーが多い日本人選手にあって、竹内は「責任をとれる」選手だと、個人的には思う。
ミスはあっても果敢に攻めあがるし、かといって守るべきところはきっちり守る。
で、それでやられたとしても変にへこんだところを見せないし、それどころか、ふてぶてしく再度攻撃参加を繰り返すのだ。
そんな竹内を今シーズンはほとんど起用されなかった・・・。
今日の試合を見る限り、リーグ前半戦におけるピクシー(ストイコビッチ監督)の采配を責めるとしたら、まずここだろう。
だが、今日の試合でイエローカードをもらってしまった竹内彬。
カードの累積による出場停止処分で、次の浦和レッズ戦に竹内は出れない・・・。
痛すぎるぞ、竹内よ・・・!
まあ、竹内自身、もともと気迫溢れるファイターなので、こういうイエローカードも持ち味といえば持ち味なのだ。
なので、こういう形で何試合かに1回は出場できないことは、ある意味仕方がないのかもしれない。
しかし、よりによって浦和レッズという強大すぎる相手に竹内がいないとは・・・。
それも、せっかくのレギュラー奪還のチャンスだったというのに・・・。
となると、本来DFではない田中隼麿で、再び右サイドバックに爆弾を抱えながら戦うことになるのか・・・。
また、ゴール前でバタバタ慌てふためくディフェンスラインを目にすることになるんだろうな・・・。
ただ、勝つ可能性がなくなったわけじゃない!
浦和レッズが相手であれば、今度はグランパスが中盤を支配するなんてことはあるまい。
むしろ防戦一方となって、カウンター攻撃ができることだろう。
ラッキーなことに、これこそが「落ち目のグランパス」がもっとも望んでいた展開だ。
吉田麻也のパスカットからの正確なロングフィード。
それを受けた左サイドで待ち受ける小川佳純が縦へドリブル突破し、中央へグラウンダーのセンタリング。
そしてゴール前で待ち構えるケネディがダイレクトボレーでシュート。
そして闘莉王(トゥーリオ)がブロックして跳ね返ったこぼれダマを、玉田が値千金のごっつぁんゴール!
そんなシーンを楽しみに来週を迎えることとしようか・・・。
だが、竹内のいない名古屋グランパスなんて、わさびの入っていない寿司みたいなものだ・・・。
勝負の辛味が足りないんだよ、竹内がいないと!
浦和レッズには、元祖闘将、闘莉王(トゥーリオ)がいるだけに、あの気迫に対抗するには、同タイプの竹内の存在がやはりほしいところだ。
「闘莉王(トゥーリオ)VS竹内!」というファイター対決も密かに楽しみしていたのだが・・・。
奇しくも、ピクシーは今節ではじめて、右サイドバックのスタメンを田中隼麿から竹内彬に変更した。
このピクシーの意図はなんなんだろう?
やはり竹内を評価してのスタメンだったのだろうか?
「ルックス」でサッカーを見ている人にとっては田中隼麿の評価は絶大なんだろうが、「スピリット」でサッカーを見てる人にとっては、ダントツで竹内だしな!
そもそも田中隼麿が今期からグランパスに移籍したきっかけって何なんだろう?
もしかしてピクシーが名指しで獲得を要求してたんじゃないだろうな?
それで自分で要望しておきながら、田中隼麿をリザーブに追いやるわけにはいかなかったと?
いや、これはあくまでも僕個人の勝手な憶測にしかすぎないのだが・・・。
それともあれか?
今節は単に田中隼麿を休養させただけで、やっぱり竹内よりも田中隼麿のほうが評価が高いと言うのか?
そんなことだけは死んでも言わないでくれよ、ピクシー・・・。
まあいずれにしろ、竹内抜きで浦和レッズと戦うというのは至難の技だ。
なんといっても、むこうの左サイドのオフェンスには、今をときめく原口がいるのだ。
シュートの決定力はともかく、ことドリブル突破やチャンスメイクならば、原口はすでに日本代表レベルとさえ言えるかもしれない・・・。
で、我がグランパスの右サイドバックがディフェンス力のカケラもない田中隼麿・・・と。
右サイドやられるわな、ボコボコに・・・。
まあいい。
どうせ相手はJリーグ屈指の、いやアジア屈指の浦和レッズなのだ。
もともと勝とうと思って勝てる相手ではない!
竹内がいたとしても、よくてイーブンといったところじゃないのか?
ならば、試合結果はともかく、右サイドを見る影もなくやられてしまえ、グランパスよ!
そして、試合後、ピクシーがこう確信することを期待するのを楽しみに試合を見ることにしよう。
やっぱり名古屋グランパスの右サイドバックは竹内彬だな・・・と。
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名古屋グランパスの“ジーザス・クライスト” [J1]
J1第18節・名古屋グランパスVS京都サンガの試合は1-1の引き分け。
我が名古屋グランパスとしては、FC東京戦での2連敗をここで食い止める形となった。
それにしても、今日はいつもの名古屋グランパスとは違った。
なにしろ、パスがまわるわ、まわるわ・・・。
たった1人の選手が退き、たった1人の選手が新たに加入するだけでここまで変わるものなのか、サッカーって・・・?
そう、言うまでもない。
カタールへのオイルマネー移籍が決まり、低迷するグランパスをあまりにも早く見捨てたダヴィに代わって、今日がJリーグデビュー戦となった、オーストラリア代表FW、ジョシュア・ケネディ(Joshua Kennedy)だ。
このケネディという選手。
正直、僕は見誤っていたと言っていい。
ケネディのプレーそのものは、日本代表VSオーストラリア代表戦でしか見たことはなかった。
一番最近の試合では、先日の南アフリカ・ワールドカップ・アジア最終予選、敵地メルボルンクリケットグラウンドでのアウェイ戦。
身長194cmの長身とは言いながらも、日本代表のCB、闘莉王(トゥーリオ)に高さでも完全に競り負けており、おせじにもスゴいFWなどとは思えない・・・そういう印象しかなかったのだ。
ところが、今日の京都サンガ戦でのケネディときたらどうだ?
ヘディングは高くて巧いわ、体は強いわ、そして何より足元のプレーが思っていた以上に巧いわ・・・。
はっきり言おう。
闘莉王(トゥーリオ)は、よくこのケネディをおさえたな・・・。
ちょうどダヴィと入れ替わりで退団して、現在は清水エスパルスでプレーしている元ノルウェー代表、フローデ・ヨンセンとほとんど瓜二つと言っていいんじゃないだろうか、ケネディは。
さすがは、ドイツ・ブンデスリーガで8年間プレーしていただけのことはある。
それにしても、まさかここまで巧いとは・・・。
おかげでグランパス全員の動きが見違えてしまったよ・・・。
阿部翔平はこれまで以上に左サイドのオーバーラップからのクロスが光っていた。
これまで守備に徹していた中村直志は、急に果敢に攻撃参加するようになった。
そして今日、やっと右サイドバックのポジションを田中隼麿から奪還したと言っていい竹内彬が、やはり鬼のようなオーバーラップを嵐のように繰り返すこと繰り返すこと・・・。
その風貌どおり、まさしくケネディはグランパスのジーザス・クライストと言えよう。
試合後のピクシー(ストイコビッチ監督)はコメントはどうだ?
「ハードワークして試合をフルに支配していた。悪いのは結果だけ。サッカーは奇妙なものだ。」
引き分けという結果で笑顔こそなかったものの、試合内容そのものには満足していたようだ。
そりゃそうだろう。
見てる僕らサポーターでさえ明らかに分かるほど、劇的変化を遂げていたもの、名古屋グランパス・・・。
中には、こう思う人もいるかもしれない。
「11位の京都サンガ相手に引き分けでしょ?全然変わってないじゃん、グランパス」・・・と。
たしかにグランパスが中盤を完全に支配していただけに、「京都サンガなんてたいしたことないじゃん」と、一見、思いがちになる。
しかし、この京都サンガのディフェンスラインを侮ることなかれ。
京都サンガのCBにはとんでもない男がいるのだ。
そう、水原三星(スウォンサムスン)ブルーウィングスで韓国Kリーグチャンピオンという肩書きを背に、今期から移籍した、韓国代表DF・李正秀(イ ジョンス)だ!
Jリーグ・オールスターメンバーの一員として、すでにオリベイラ監督から2009年JOMOカップにも選出されているほどの李正秀(イ ジョンス)・・・。
それだけに、京都サンガサポーターとしての期待も高いに違いない。
事実、その李正秀(イ ジョンス)のクォリティーの高いプレーに、グランパスの圧倒的攻撃が最後の最後でほとんど止められてしまったよ・・・。
空中戦が強い。
スピードがある。
プレスも激しい。
そして、なんといっても、よみがスゴすぎる!
試合を見ながら思ったものだ。
こりゃ、グランパスは簡単には得点できないぞ・・・と。
そして、もう1人のCBが、オリンピック日本代表でキャプテンを務めた水本裕貴。
こちらも李正秀(イ ジョンス)に負けず劣らずのディフェンス能力で、やはりグランパスの攻撃の大きな壁として立ちはだかっていた。
ケネディのヘディングとの競り合いに負けてゴールこそ許してしまったが、それ以外の面では完全無欠の守備を誇っていたと言えるだろう、水本も。
なにより、このクオリティーが高い2人のセンターバックが繰り出すディフェンスにおけるコンビネーションは、Jリーグきっての無敵のディフェンスラインと言っても過言ではない。
なるほど、劇的変化を遂げたグランパスが1得点しかできなかったのも大いにうなずける!
京都サンガも、さすがは11位のチームということだ。
おそらく、この鉄壁の2人のディフェンスラインのおかげで11位に君臨できているのだろう。
よくよく状況を冷静に考えれば、「落ち目のグランパス」相手に勝点3を獲りたかったのは京都サンガのほうであって、引き分けで悔しさを見せているのは、むしろ京都サンガのほうだと思うのだ。
これが絶好調時のグランパスならまだしも、ここまで「6連敗+2連敗」という散々たる戦績のグランパスだということを、サポーターとして忘れてはいけない。
そういう状況を考えれば、この日の引き分けは「値千金の勝点1」だったとも言えよう。
なにはともあれ、この先に希望の光が見え始めた名古屋グランパス。
今日のような試合を繰り返していけば、この先は悪くなっていくことなど、もうありえないだろう。
さいわい、次の対戦相手である浦和レッズは、なんとリーグ14連敗中の大分トリニータに敗れてしまったらしい。
これは相当なショックなはずだぞ、浦和レッズは・・・。
ならば、今度はそのショックを受けたレッドデビルを狩る側にまわってやろうじゃないか、グランパスよ!
この浦和レッズ戦こそ、たとえグランパスが絶好調でも勝てるかどうか分からないほど強大なチームなのだ。
ならば勝とうなどという傲慢な考えを捨てて、引き分け狙いで相手を動揺させてしまう戦法をとろうよ。
そしてあわよくば漁夫の利を得たカウンター攻撃で、理不尽な世の中を象徴した1-0でのグランパスの勝利・・・。
そんな結末を迎えることができたら最高だ。
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我が名古屋グランパスとしては、FC東京戦での2連敗をここで食い止める形となった。
それにしても、今日はいつもの名古屋グランパスとは違った。
なにしろ、パスがまわるわ、まわるわ・・・。
たった1人の選手が退き、たった1人の選手が新たに加入するだけでここまで変わるものなのか、サッカーって・・・?
そう、言うまでもない。
カタールへのオイルマネー移籍が決まり、低迷するグランパスをあまりにも早く見捨てたダヴィに代わって、今日がJリーグデビュー戦となった、オーストラリア代表FW、ジョシュア・ケネディ(Joshua Kennedy)だ。
このケネディという選手。
正直、僕は見誤っていたと言っていい。
ケネディのプレーそのものは、日本代表VSオーストラリア代表戦でしか見たことはなかった。
一番最近の試合では、先日の南アフリカ・ワールドカップ・アジア最終予選、敵地メルボルンクリケットグラウンドでのアウェイ戦。
身長194cmの長身とは言いながらも、日本代表のCB、闘莉王(トゥーリオ)に高さでも完全に競り負けており、おせじにもスゴいFWなどとは思えない・・・そういう印象しかなかったのだ。
ところが、今日の京都サンガ戦でのケネディときたらどうだ?
ヘディングは高くて巧いわ、体は強いわ、そして何より足元のプレーが思っていた以上に巧いわ・・・。
はっきり言おう。
闘莉王(トゥーリオ)は、よくこのケネディをおさえたな・・・。
ちょうどダヴィと入れ替わりで退団して、現在は清水エスパルスでプレーしている元ノルウェー代表、フローデ・ヨンセンとほとんど瓜二つと言っていいんじゃないだろうか、ケネディは。
さすがは、ドイツ・ブンデスリーガで8年間プレーしていただけのことはある。
それにしても、まさかここまで巧いとは・・・。
おかげでグランパス全員の動きが見違えてしまったよ・・・。
阿部翔平はこれまで以上に左サイドのオーバーラップからのクロスが光っていた。
これまで守備に徹していた中村直志は、急に果敢に攻撃参加するようになった。
そして今日、やっと右サイドバックのポジションを田中隼麿から奪還したと言っていい竹内彬が、やはり鬼のようなオーバーラップを嵐のように繰り返すこと繰り返すこと・・・。
その風貌どおり、まさしくケネディはグランパスのジーザス・クライストと言えよう。
試合後のピクシー(ストイコビッチ監督)はコメントはどうだ?
「ハードワークして試合をフルに支配していた。悪いのは結果だけ。サッカーは奇妙なものだ。」
引き分けという結果で笑顔こそなかったものの、試合内容そのものには満足していたようだ。
そりゃそうだろう。
見てる僕らサポーターでさえ明らかに分かるほど、劇的変化を遂げていたもの、名古屋グランパス・・・。
中には、こう思う人もいるかもしれない。
「11位の京都サンガ相手に引き分けでしょ?全然変わってないじゃん、グランパス」・・・と。
たしかにグランパスが中盤を完全に支配していただけに、「京都サンガなんてたいしたことないじゃん」と、一見、思いがちになる。
しかし、この京都サンガのディフェンスラインを侮ることなかれ。
京都サンガのCBにはとんでもない男がいるのだ。
そう、水原三星(スウォンサムスン)ブルーウィングスで韓国Kリーグチャンピオンという肩書きを背に、今期から移籍した、韓国代表DF・李正秀(イ ジョンス)だ!
Jリーグ・オールスターメンバーの一員として、すでにオリベイラ監督から2009年JOMOカップにも選出されているほどの李正秀(イ ジョンス)・・・。
それだけに、京都サンガサポーターとしての期待も高いに違いない。
事実、その李正秀(イ ジョンス)のクォリティーの高いプレーに、グランパスの圧倒的攻撃が最後の最後でほとんど止められてしまったよ・・・。
空中戦が強い。
スピードがある。
プレスも激しい。
そして、なんといっても、よみがスゴすぎる!
試合を見ながら思ったものだ。
こりゃ、グランパスは簡単には得点できないぞ・・・と。
そして、もう1人のCBが、オリンピック日本代表でキャプテンを務めた水本裕貴。
こちらも李正秀(イ ジョンス)に負けず劣らずのディフェンス能力で、やはりグランパスの攻撃の大きな壁として立ちはだかっていた。
ケネディのヘディングとの競り合いに負けてゴールこそ許してしまったが、それ以外の面では完全無欠の守備を誇っていたと言えるだろう、水本も。
なにより、このクオリティーが高い2人のセンターバックが繰り出すディフェンスにおけるコンビネーションは、Jリーグきっての無敵のディフェンスラインと言っても過言ではない。
なるほど、劇的変化を遂げたグランパスが1得点しかできなかったのも大いにうなずける!
京都サンガも、さすがは11位のチームということだ。
おそらく、この鉄壁の2人のディフェンスラインのおかげで11位に君臨できているのだろう。
よくよく状況を冷静に考えれば、「落ち目のグランパス」相手に勝点3を獲りたかったのは京都サンガのほうであって、引き分けで悔しさを見せているのは、むしろ京都サンガのほうだと思うのだ。
これが絶好調時のグランパスならまだしも、ここまで「6連敗+2連敗」という散々たる戦績のグランパスだということを、サポーターとして忘れてはいけない。
そういう状況を考えれば、この日の引き分けは「値千金の勝点1」だったとも言えよう。
なにはともあれ、この先に希望の光が見え始めた名古屋グランパス。
今日のような試合を繰り返していけば、この先は悪くなっていくことなど、もうありえないだろう。
さいわい、次の対戦相手である浦和レッズは、なんとリーグ14連敗中の大分トリニータに敗れてしまったらしい。
これは相当なショックなはずだぞ、浦和レッズは・・・。
ならば、今度はそのショックを受けたレッドデビルを狩る側にまわってやろうじゃないか、グランパスよ!
この浦和レッズ戦こそ、たとえグランパスが絶好調でも勝てるかどうか分からないほど強大なチームなのだ。
ならば勝とうなどという傲慢な考えを捨てて、引き分け狙いで相手を動揺させてしまう戦法をとろうよ。
そしてあわよくば漁夫の利を得たカウンター攻撃で、理不尽な世の中を象徴した1-0でのグランパスの勝利・・・。
そんな結末を迎えることができたら最高だ。
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名古屋グランパスもガンバ大阪もどうしちゃったんだ、いったい・・・? [J1]
ナビスコカップ決勝トーナメント1回戦、FC東京VS名古屋グランパスは、5-1でFC東京の大勝。
我が名古屋グランパスとしては、歴史的、そして屈辱的大敗を喫することとなってしまった・・・。
奇しくも、このFC東京には、3日前のJ1第17節の試合でも3-0となすすべなくやられている。
その反省を活かして、偶然にも同じカードとなった今回のナビスコカップなら、せめて「引き分け」ぐらいは期待していたのだが・・・。
結局なんの反省もなかったようだな、グランパスよ・・・。
開始3分で得点を許し、ピクシー(ストイコビッチ監督)をもってして、「開始3分で試合を決められてしまった」と言わしめた、前節FC東京戦での敗北・・・。
悔しくてこの3日間、その残像が脳裏に焼きついてとれなかったよ・・・。
もう苦しくて苦しくて・・・。
だが、その3日後にナビスコカップでその雪辱を晴らせるというのだから、こんなチャンスはないと思っていた!
それがどうだ?
今度は前半30分もたたないうちに、すでに3-0というスコアがついているではないか・・・。
一瞬、目を疑ってしまったよ・・・。
もちろん、3-0の「3」がFC東京で、「0」が名古屋グランパスであることは言うまでもない。
いったいグランパスはどうしてしまったんだろうか・・・。
リーグ戦4連敗して、ガンバ大阪戦で奇跡の逆転勝利で悪い流れにストップをかけたと思ったら、今度はさらに目も当てられないようなスコアでFC東京に2連敗・・・。
もちろんFC東京は現時点5位で、かなりの強豪チームであることは確かだ。
事実、この試合でもやはりこの男に全てやられてしまった。
今さら言うまでもない。
この試合でもゴールを決め、「公式戦6試合連続ゴール」を達成してしまった、「ターフの上のサーファー」、石川直宏だ!
いやはや、MFというポジションでありながら公式戦連続6ゴールとは・・・。
いったいいつからこんなにスゴい「ストライカー」になってしまったというのか、石川直宏は・・・。
この日はこれまでのような中央からのミドルシュートではなく、ペナルティエリア右側45度から、ファーサイドネットへ低く強烈なシュートをダイレクトでズドン!
ロナウジーニョという感じではなかったな、今日は・・・。
そう、しいて言うならこのシュート。
プレミア・リーグのリバプールの大砲、スティーブン・ジェラードを彷彿させるような弾丸シュートだったぞ!
日によって、次から次へとワールドクラスのスター選手へと変貌を遂げていく石川直宏・・・。
もう日本代表に選ばれるのは確実だろう。
もし岡田監督のメガネが曇ってよく見えないようなら、僕がそのメガネを割って、よく見えるようにしてやろうじゃないか、岡田さんよ。
だが、一方で深刻なのは、我が名古屋グランパスの低迷ぶりだ・・・。
解説者の清水秀彦さんも、こう言っていたぐらいだから・・・。
重症ですね、グランパス・・・。
たしかにこの上なく重症なのは認めよう。
そもそも、サッカー選手は「物」じゃなく「人間」なのだ。
1年間を通して「絶好調」であり続けることはどのチームにも不可能だし、むしろこのグランパスの「低迷ぶり」は、非常に「人間らしい」とも受け取れる。
鹿島アントラーズが現在ダントツで首位を独走しているようだが、こちらも今が「絶好調」だとするならば、後半になって「低迷期」に陥ることは、やはり自然界の常として十分起こりうることだろう。
だが、それを差し引いても今のグランパスのこの状況はいただけない。
なにより無策にしか見えないのだ、今のグランパスは・・・。
偶然にも、2008年アジアチャンピオンであるガンバ大阪も、昨日のナビスコカップで横浜マリノスに負けてしまったようだ。
それも3-1という決定的スコアで・・・。
横浜マリノスが現時点でJ1順位が13位だということを考慮すれば、代表レベルの選手をわんさか抱えるガンバ大阪は、グランパス以上に深刻だとも言えなくもない。
試合後、ガンバサポーター1000人が西野監督に抗議のデモを行ったというが、長きにわたり、お金と時間をかけてガンバ大阪を育ててきたサポーターとしては当然の行動だろう。
ただ、僕が思うに、どうもガンバ大阪と名古屋グランパスの負け方が似ているような感じがしてならないのだ。
どう似ているかといえば、共に中盤でボールを支配して攻めあがったところをパスカットされて一気にカウンターを喰らい、瞬く間に大量失点を喫している・・・というイメージだろうか。
奇しくも、ガンバもグランパスも中盤でパスをまわしながら相手を支配して勝ってきたチームだ。
それが今は、「自分たちにのサッカー」にこだわりすぎて、自滅しているように見えるぞ、グランパスもガンバも・・・。
たしかに、「中盤を支配する」というのは、「物理的戦術」としては有効だろう。
中盤を支配することによって、相手は防戦一方になるだろうし、常に先手を取ることで、チャンスも数多く作ることができる。
「能力の高い選手」を多く抱えるチームにとっては、アイデア次第では無限に得点を獲ることだって可能だと思う。
そういう意味で、「物理的戦術」を一切否定するつもりは毛頭ない。
だが、今はその「物理的戦術」が相手に通用していない事実を、グランパスもガンバも謙虚に受け止める必要があると思うのだ。
敗因は僕には断定できない・・・。
相手が研究してきているのか?
チームにケガ人を多く抱え、選手層が薄くなっているのか?
夏の暑さなどにより、体力的にも精神的にも消耗度が激しくなっているのか?
単純に調子が落ちているのか?
・・・原因はさまざま考えられそうだ。
だが、これだけは言えよう。
グランパスもガンバも、「物理的戦術」はあっても、「メンタル的戦術」が全く感じられない!
勝負というのは、「相手」があってのものだということを忘れてはいけない。
だから相手の出方によっては、自分たちの出方も変える・・・。
すなわち、相手の嫌がらせをして、相手を心理的に追い込むのだ。
これが「メンタル的戦術」の基本だと思う。
そういうメンタル的戦術を脇においやってまで、「自分たちのサッカー」に徹するなどというのは、いくらなんでも傲慢なんじゃないか?
偶然にも、この「メンタル的戦術」を最大限に発揮したチームを、僕らは最近目にしている。
そう、南アフリカ・コンフェデレーションズカップで台風の目となり、世間を驚嘆の渦に巻き込んだアメリカ代表だ。
「サッカー不毛の地」であるアメリカ代表が、準決勝で、国際試合で15連勝していた「無敵艦隊」、スペイン代表を、なんと2-0で撃沈させてしまったことは記憶に新しい・・・。。
そして決勝戦では、なんとブラジル代表相手に2点先制して、「ブラジルよ、お前もか!」と思わせるほど、一時はファンを奈落の底に突き落とす寸前にまで追いやる激闘を演出してしまった・・・。
そのアメリカ代表の採った戦法が、鉄壁の守備固めからの「カウンター」戦法だ。
GKティム・ハワードや、今期ACミランに移籍が決定したDFのオグチ・オニエウを中心に、11人中9人ほどでまず守備をガチガチに固める。
だが、前は前でランドン・ドノバン、クリント・デンプシー、チャーリー・デイヴィス、ジョージー・アルティドアあたりの誰か2人が必ず残って、パスカットからの一撃必殺のカウンターをかけるのだ。
ブラジル代表やスペイン代表は、「物理的戦術」に長けたチームのため、常に前がかりになる。
そして、なにより焦るのだろう。
なんで「サッカー不毛の地」アメリカ代表相手に、俺たち「サッカー王国」が得点できないの?・・・と。
そういう自分たちの置かれている立場を、相手の心理面において最大限に活用した、アメリカ代表のカウンター戦法・・・。
まさに威力絶大だったと言えよう。
もちろん、名古屋グランパスやガンバ大阪の真骨頂は「中盤を支配してのパスサッカー」であって、「カウンター」戦法ではない。
だが、いまやその「パスサッカー」が事実として通用していないし、なにより守備が崩壊してしまっているのだ。
それを「物理面でだけで解決しよう」などという傲慢な考えは、この際捨てるべきじゃないだろうか。
で、逆に「相手の心理」をふと考えてみる。
今後、グランパスやガンバと対戦する相手が一番嫌がることは何だろうか?
それは、「落ち目のグランパスとガンバ相手に勝点3を獲得できないこと」なんじゃないのか?
つまり、すでに相手にとっては「格下」なのだ、グランパスもガンバも・・・。
それならそれで、その置かれた立場を心理的に利用しない手はない。
成功例はすでに、同じ「格下」であったアメリカ代表が示してくれているのだ。
ちなみに、グランパスであればこうだ。
GK楢崎、DF竹内、DH吉村を中心に、11人中9人でガチガチに守備を固める。
そして、OH小川佳純、FWケネディ、杉本、玉田、津田、巻あたりの誰か2人を前線に残し、中盤を省略した一撃必殺のカウンター戦法!
そして、ガンバであればこう。
DF山口、DH橋本を中心にやはりガチガチに守備を固める。
そして、MF佐々木、FWのレアンドロ、曺 宰溱(チョ・ジェジン)、ルーカス、宇佐美、播戸あたりの誰か2人を前線に残し、やはり中盤を省略した一撃必殺のカウンター作戦!
特にガンバの場合は、思い切って日本代表の遠藤をスタメンから外して中盤を捨てきることができるかどうかが、この作戦の1つの肝になると思う。
たしかに、こういう「カウンター」作戦は両チームとも望むものではないかもしれない・・・。
だが、「メンタル的戦術」という観点から考えれば、相手が「格上」であればあるほど、そしてこちらが「格下」であればあるほど、その効果は絶大と言えよう。
(※3-1というビハインドから、焦ったブラジル代表相手に3-3の同点に追いつくエジプト代表)
そういう意味で、まずは「自分たちのサッカー」などという傲慢な考えは捨てて、「負けか引き分けでいい」ぐらいの謙虚な姿勢で戦ってくれることを、グランパスにもガンバにも今後は期待したいところだ。
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我が名古屋グランパスとしては、歴史的、そして屈辱的大敗を喫することとなってしまった・・・。
奇しくも、このFC東京には、3日前のJ1第17節の試合でも3-0となすすべなくやられている。
その反省を活かして、偶然にも同じカードとなった今回のナビスコカップなら、せめて「引き分け」ぐらいは期待していたのだが・・・。
結局なんの反省もなかったようだな、グランパスよ・・・。
開始3分で得点を許し、ピクシー(ストイコビッチ監督)をもってして、「開始3分で試合を決められてしまった」と言わしめた、前節FC東京戦での敗北・・・。
悔しくてこの3日間、その残像が脳裏に焼きついてとれなかったよ・・・。
もう苦しくて苦しくて・・・。
だが、その3日後にナビスコカップでその雪辱を晴らせるというのだから、こんなチャンスはないと思っていた!
それがどうだ?
今度は前半30分もたたないうちに、すでに3-0というスコアがついているではないか・・・。
一瞬、目を疑ってしまったよ・・・。
もちろん、3-0の「3」がFC東京で、「0」が名古屋グランパスであることは言うまでもない。
いったいグランパスはどうしてしまったんだろうか・・・。
リーグ戦4連敗して、ガンバ大阪戦で奇跡の逆転勝利で悪い流れにストップをかけたと思ったら、今度はさらに目も当てられないようなスコアでFC東京に2連敗・・・。
もちろんFC東京は現時点5位で、かなりの強豪チームであることは確かだ。
事実、この試合でもやはりこの男に全てやられてしまった。
今さら言うまでもない。
この試合でもゴールを決め、「公式戦6試合連続ゴール」を達成してしまった、「ターフの上のサーファー」、石川直宏だ!
いやはや、MFというポジションでありながら公式戦連続6ゴールとは・・・。
いったいいつからこんなにスゴい「ストライカー」になってしまったというのか、石川直宏は・・・。
この日はこれまでのような中央からのミドルシュートではなく、ペナルティエリア右側45度から、ファーサイドネットへ低く強烈なシュートをダイレクトでズドン!
ロナウジーニョという感じではなかったな、今日は・・・。
そう、しいて言うならこのシュート。
プレミア・リーグのリバプールの大砲、スティーブン・ジェラードを彷彿させるような弾丸シュートだったぞ!
日によって、次から次へとワールドクラスのスター選手へと変貌を遂げていく石川直宏・・・。
もう日本代表に選ばれるのは確実だろう。
もし岡田監督のメガネが曇ってよく見えないようなら、僕がそのメガネを割って、よく見えるようにしてやろうじゃないか、岡田さんよ。
だが、一方で深刻なのは、我が名古屋グランパスの低迷ぶりだ・・・。
解説者の清水秀彦さんも、こう言っていたぐらいだから・・・。
重症ですね、グランパス・・・。
たしかにこの上なく重症なのは認めよう。
そもそも、サッカー選手は「物」じゃなく「人間」なのだ。
1年間を通して「絶好調」であり続けることはどのチームにも不可能だし、むしろこのグランパスの「低迷ぶり」は、非常に「人間らしい」とも受け取れる。
鹿島アントラーズが現在ダントツで首位を独走しているようだが、こちらも今が「絶好調」だとするならば、後半になって「低迷期」に陥ることは、やはり自然界の常として十分起こりうることだろう。
だが、それを差し引いても今のグランパスのこの状況はいただけない。
なにより無策にしか見えないのだ、今のグランパスは・・・。
偶然にも、2008年アジアチャンピオンであるガンバ大阪も、昨日のナビスコカップで横浜マリノスに負けてしまったようだ。
それも3-1という決定的スコアで・・・。
横浜マリノスが現時点でJ1順位が13位だということを考慮すれば、代表レベルの選手をわんさか抱えるガンバ大阪は、グランパス以上に深刻だとも言えなくもない。
試合後、ガンバサポーター1000人が西野監督に抗議のデモを行ったというが、長きにわたり、お金と時間をかけてガンバ大阪を育ててきたサポーターとしては当然の行動だろう。
ただ、僕が思うに、どうもガンバ大阪と名古屋グランパスの負け方が似ているような感じがしてならないのだ。
どう似ているかといえば、共に中盤でボールを支配して攻めあがったところをパスカットされて一気にカウンターを喰らい、瞬く間に大量失点を喫している・・・というイメージだろうか。
奇しくも、ガンバもグランパスも中盤でパスをまわしながら相手を支配して勝ってきたチームだ。
それが今は、「自分たちにのサッカー」にこだわりすぎて、自滅しているように見えるぞ、グランパスもガンバも・・・。
たしかに、「中盤を支配する」というのは、「物理的戦術」としては有効だろう。
中盤を支配することによって、相手は防戦一方になるだろうし、常に先手を取ることで、チャンスも数多く作ることができる。
「能力の高い選手」を多く抱えるチームにとっては、アイデア次第では無限に得点を獲ることだって可能だと思う。
そういう意味で、「物理的戦術」を一切否定するつもりは毛頭ない。
だが、今はその「物理的戦術」が相手に通用していない事実を、グランパスもガンバも謙虚に受け止める必要があると思うのだ。
敗因は僕には断定できない・・・。
相手が研究してきているのか?
チームにケガ人を多く抱え、選手層が薄くなっているのか?
夏の暑さなどにより、体力的にも精神的にも消耗度が激しくなっているのか?
単純に調子が落ちているのか?
・・・原因はさまざま考えられそうだ。
だが、これだけは言えよう。
グランパスもガンバも、「物理的戦術」はあっても、「メンタル的戦術」が全く感じられない!
勝負というのは、「相手」があってのものだということを忘れてはいけない。
だから相手の出方によっては、自分たちの出方も変える・・・。
すなわち、相手の嫌がらせをして、相手を心理的に追い込むのだ。
これが「メンタル的戦術」の基本だと思う。
そういうメンタル的戦術を脇においやってまで、「自分たちのサッカー」に徹するなどというのは、いくらなんでも傲慢なんじゃないか?
偶然にも、この「メンタル的戦術」を最大限に発揮したチームを、僕らは最近目にしている。
そう、南アフリカ・コンフェデレーションズカップで台風の目となり、世間を驚嘆の渦に巻き込んだアメリカ代表だ。
「サッカー不毛の地」であるアメリカ代表が、準決勝で、国際試合で15連勝していた「無敵艦隊」、スペイン代表を、なんと2-0で撃沈させてしまったことは記憶に新しい・・・。。
そして決勝戦では、なんとブラジル代表相手に2点先制して、「ブラジルよ、お前もか!」と思わせるほど、一時はファンを奈落の底に突き落とす寸前にまで追いやる激闘を演出してしまった・・・。
そのアメリカ代表の採った戦法が、鉄壁の守備固めからの「カウンター」戦法だ。
GKティム・ハワードや、今期ACミランに移籍が決定したDFのオグチ・オニエウを中心に、11人中9人ほどでまず守備をガチガチに固める。
だが、前は前でランドン・ドノバン、クリント・デンプシー、チャーリー・デイヴィス、ジョージー・アルティドアあたりの誰か2人が必ず残って、パスカットからの一撃必殺のカウンターをかけるのだ。
ブラジル代表やスペイン代表は、「物理的戦術」に長けたチームのため、常に前がかりになる。
そして、なにより焦るのだろう。
なんで「サッカー不毛の地」アメリカ代表相手に、俺たち「サッカー王国」が得点できないの?・・・と。
そういう自分たちの置かれている立場を、相手の心理面において最大限に活用した、アメリカ代表のカウンター戦法・・・。
まさに威力絶大だったと言えよう。
もちろん、名古屋グランパスやガンバ大阪の真骨頂は「中盤を支配してのパスサッカー」であって、「カウンター」戦法ではない。
だが、いまやその「パスサッカー」が事実として通用していないし、なにより守備が崩壊してしまっているのだ。
それを「物理面でだけで解決しよう」などという傲慢な考えは、この際捨てるべきじゃないだろうか。
で、逆に「相手の心理」をふと考えてみる。
今後、グランパスやガンバと対戦する相手が一番嫌がることは何だろうか?
それは、「落ち目のグランパスとガンバ相手に勝点3を獲得できないこと」なんじゃないのか?
つまり、すでに相手にとっては「格下」なのだ、グランパスもガンバも・・・。
それならそれで、その置かれた立場を心理的に利用しない手はない。
成功例はすでに、同じ「格下」であったアメリカ代表が示してくれているのだ。
ちなみに、グランパスであればこうだ。
GK楢崎、DF竹内、DH吉村を中心に、11人中9人でガチガチに守備を固める。
そして、OH小川佳純、FWケネディ、杉本、玉田、津田、巻あたりの誰か2人を前線に残し、中盤を省略した一撃必殺のカウンター戦法!
そして、ガンバであればこう。
DF山口、DH橋本を中心にやはりガチガチに守備を固める。
そして、MF佐々木、FWのレアンドロ、曺 宰溱(チョ・ジェジン)、ルーカス、宇佐美、播戸あたりの誰か2人を前線に残し、やはり中盤を省略した一撃必殺のカウンター作戦!
特にガンバの場合は、思い切って日本代表の遠藤をスタメンから外して中盤を捨てきることができるかどうかが、この作戦の1つの肝になると思う。
たしかに、こういう「カウンター」作戦は両チームとも望むものではないかもしれない・・・。
だが、「メンタル的戦術」という観点から考えれば、相手が「格上」であればあるほど、そしてこちらが「格下」であればあるほど、その効果は絶大と言えよう。
(※3-1というビハインドから、焦ったブラジル代表相手に3-3の同点に追いつくエジプト代表)
そういう意味で、まずは「自分たちのサッカー」などという傲慢な考えは捨てて、「負けか引き分けでいい」ぐらいの謙虚な姿勢で戦ってくれることを、グランパスにもガンバにも今後は期待したいところだ。
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ファンタジスタ、石川直宏! [J1]
J1第17節・FC東京VS名古屋グランパスの試合は、3-0でFC東京が勝利。
我が名古屋グランパスは、屈辱の3点差という大敗を味わうハメになってしまった・・・。
グランパスにとって、3点差というのは、先日の鹿島アントラーズのときと同じだ。
それにしても何もできなかったな、グランパス・・・。
やはりフロックだったようだな、ガンバ戦の逆転勝利は!
ただし、FC東京の石川直宏は相当ヤバい。
この試合でも、得点を上げ、これで5試合連続ゴールだそうだ。
総得点も10得点で、これでダヴィ(名古屋グランパス)、エジミウソン(浦和レッズ)に並び、得点ランキングでトップに躍り出た。
しかも、開始3分で、ディフェンス4人を相手にドリブル突破して、最後は日本代表の楢崎からゴール!・・・って、あんたね~。
まるでロナウジーニョじゃないか、石川よ!
岡田監督が石川を見に視察にきてたのは当然知ってたに違いない。
なにしろ、最近の成長が著しい、日本代表のエース、岡崎(清水エスパルス)の8得点を上回っているのだから、岡田監督も興味を示すのは当然だろう。
ちなみに、石川直宏がゴールした後の、岡田監督の映像がテレビで放送されてたよ。
「ニヤッ」と笑ってたぜ、岡田監督・・・。
もう石川の日本代表入りは時間の問題だろう。
たしかに、石川直宏は、もともとスピードはあった。
ドリブルも雑だが、うまかったよ、石川。
だが、いかにも右ウイングというプレースタイルで、ただドリブルとスピードだけという感じもなくはなかった。
それがどうだ?
今期のプレースタイルときたら、サイドよりはむしろ中央にポジションをとり、ドリブルあるいは切り込んでのシュートというシーンが多いようだ。
これは海外のスーパースター選手によく見られる。
カカ、ロナウジーニョ、メッシ、イニエスタ、ルーニー、そしてクリスティアーノ・ロナウド・・・。
まさにワールドクラスのファンタジスタと言ってもいいんじゃないのか、石川も!
そして、僕は見逃さなかったぞ。
この試合の後半に、左サイドからのクロスに対して、石川がなんとジャンピングボレー、いや「フライングボレー」で右足シュートを撃った場面を・・・。
過去のVTRで見たことあるぞ、このシーン。
そう、忘れもしない、1974年ワールドカップ準決勝・オランダ代表VSブラジル代表戦で、あの伝説のファンタジスタ、ヨハン・クライフがゴールした「フライングボレー」にまさにそっくりじゃないか・・・。
(※クライフの得点シーンは、7:11)
ああ・・・すでにそのレベルまで達しているというのか、フライングダッチマン!
これじゃあグランパスが負けてしまったのも、ある意味仕方ない。
なによりFC東京、そして石川直宏の勢いが違いすぎたんだろう。
この試合、石川直宏は2点目にも絡んでいるが、このときのドリブルのスピードが速いこと速いこと・・・。
なにしろグランパスの選手が誰もついてけないんだから・・・。
だが、石川よ。
味方まで置いてけぼりにしてどうするっ!
2点目のカボレのゴールのきっかけとなったシュートを撃った羽生のオーバーラップを、ペナルティエリア右側で待つ、石川の余裕ぶり・・・。
まさに21人のカメに対して1人だけウサギだったということだろう。
今年ですでに28歳というベテランの域に入ろうとしている石川直宏。
たしかにスピードはウサギ級でも、メンタル面まではウサギではないようだ。
「ドリブルしてるときからDFをかわしてシュートを打つイメージはあった。ボールをつないでくれる、みんなに感謝したい」。
「これから先は未知の世界。でもまだ終わる気はない。積み上げていくだけです」
ただ若くてチャラチャラしていたサーファーだった石川の姿は、今は見る影もなくどこかへ行ってしまったとしか思えない発言の数々・・・。
そして何よりもこの発言から見てとれるサッカー観の変化。
右ウイングでセンタリングだけ上げていた石川なら、「ボールをつないでくれるみんなに感謝したい」なんて言葉は出てこないよな・・・。
「これから先は未知の世界」っていうのは、「10得点からあと何点積み上げられるか」ってことだろう。
まさしく「ストライカー」として変貌を遂げた人間の発言と言えよう!
もともとスピードがあって、ドリブルもうまかった石川が、得点を獲れる「ストライカー」になってしまったとしたら、この先の石川はどんな世界的プレーヤーになっていることだろうか・・・。
今の日本代表で結果を出せている「ストライカー」は、岡崎慎二、本田圭祐、中村憲剛、トゥーリオぐらいだろう。
これに石川直宏が加わったらどうなる?
中村憲剛をセカンドトップの位置にして、FW3人を本田、岡崎、そして石川、としたら、「決定力不足」なんて言葉はどこかへ消えてしまいそうだぞ・・・。
ああ、南アフリカ・ワールドカップでこの4人の共存が見てみたい・・・!
たしかに我が名古屋グランパスが大敗してしまった悔しさはあったものの、日本代表サポーターとして石川直宏のファンタスティックなプレーを見られたことが唯一の救いだ。
奇しくも、次もナビスコカップで、FC東京VS名古屋グランパスのカードがすぐある。
一度見ただけの岡田監督はまだこう思っているかもしれない。
石川直宏の5試合連続ゴールはフロックだ・・・と。
だが、我がグランパスが粉砕されるのを見ていた僕には分かる。
またグランパスはやられるよ、石川直宏のゴールによって・・・。
ただ、どうせグランパスが勝てないなら、石川よ。
日本代表、楢崎からハットトリックでも奪って、文句なしの得点王になってくれ!
岡田監督の曇ったメガネでもはっきり見えるようにな!
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我が名古屋グランパスは、屈辱の3点差という大敗を味わうハメになってしまった・・・。
グランパスにとって、3点差というのは、先日の鹿島アントラーズのときと同じだ。
それにしても何もできなかったな、グランパス・・・。
やはりフロックだったようだな、ガンバ戦の逆転勝利は!
ただし、FC東京の石川直宏は相当ヤバい。
この試合でも、得点を上げ、これで5試合連続ゴールだそうだ。
総得点も10得点で、これでダヴィ(名古屋グランパス)、エジミウソン(浦和レッズ)に並び、得点ランキングでトップに躍り出た。
しかも、開始3分で、ディフェンス4人を相手にドリブル突破して、最後は日本代表の楢崎からゴール!・・・って、あんたね~。
まるでロナウジーニョじゃないか、石川よ!
岡田監督が石川を見に視察にきてたのは当然知ってたに違いない。
なにしろ、最近の成長が著しい、日本代表のエース、岡崎(清水エスパルス)の8得点を上回っているのだから、岡田監督も興味を示すのは当然だろう。
ちなみに、石川直宏がゴールした後の、岡田監督の映像がテレビで放送されてたよ。
「ニヤッ」と笑ってたぜ、岡田監督・・・。
もう石川の日本代表入りは時間の問題だろう。
たしかに、石川直宏は、もともとスピードはあった。
ドリブルも雑だが、うまかったよ、石川。
だが、いかにも右ウイングというプレースタイルで、ただドリブルとスピードだけという感じもなくはなかった。
それがどうだ?
今期のプレースタイルときたら、サイドよりはむしろ中央にポジションをとり、ドリブルあるいは切り込んでのシュートというシーンが多いようだ。
これは海外のスーパースター選手によく見られる。
カカ、ロナウジーニョ、メッシ、イニエスタ、ルーニー、そしてクリスティアーノ・ロナウド・・・。
まさにワールドクラスのファンタジスタと言ってもいいんじゃないのか、石川も!
そして、僕は見逃さなかったぞ。
この試合の後半に、左サイドからのクロスに対して、石川がなんとジャンピングボレー、いや「フライングボレー」で右足シュートを撃った場面を・・・。
過去のVTRで見たことあるぞ、このシーン。
そう、忘れもしない、1974年ワールドカップ準決勝・オランダ代表VSブラジル代表戦で、あの伝説のファンタジスタ、ヨハン・クライフがゴールした「フライングボレー」にまさにそっくりじゃないか・・・。
(※クライフの得点シーンは、7:11)
ああ・・・すでにそのレベルまで達しているというのか、フライングダッチマン!
これじゃあグランパスが負けてしまったのも、ある意味仕方ない。
なによりFC東京、そして石川直宏の勢いが違いすぎたんだろう。
この試合、石川直宏は2点目にも絡んでいるが、このときのドリブルのスピードが速いこと速いこと・・・。
なにしろグランパスの選手が誰もついてけないんだから・・・。
だが、石川よ。
味方まで置いてけぼりにしてどうするっ!
2点目のカボレのゴールのきっかけとなったシュートを撃った羽生のオーバーラップを、ペナルティエリア右側で待つ、石川の余裕ぶり・・・。
まさに21人のカメに対して1人だけウサギだったということだろう。
今年ですでに28歳というベテランの域に入ろうとしている石川直宏。
たしかにスピードはウサギ級でも、メンタル面まではウサギではないようだ。
「ドリブルしてるときからDFをかわしてシュートを打つイメージはあった。ボールをつないでくれる、みんなに感謝したい」。
「これから先は未知の世界。でもまだ終わる気はない。積み上げていくだけです」
ただ若くてチャラチャラしていたサーファーだった石川の姿は、今は見る影もなくどこかへ行ってしまったとしか思えない発言の数々・・・。
そして何よりもこの発言から見てとれるサッカー観の変化。
右ウイングでセンタリングだけ上げていた石川なら、「ボールをつないでくれるみんなに感謝したい」なんて言葉は出てこないよな・・・。
「これから先は未知の世界」っていうのは、「10得点からあと何点積み上げられるか」ってことだろう。
まさしく「ストライカー」として変貌を遂げた人間の発言と言えよう!
もともとスピードがあって、ドリブルもうまかった石川が、得点を獲れる「ストライカー」になってしまったとしたら、この先の石川はどんな世界的プレーヤーになっていることだろうか・・・。
今の日本代表で結果を出せている「ストライカー」は、岡崎慎二、本田圭祐、中村憲剛、トゥーリオぐらいだろう。
これに石川直宏が加わったらどうなる?
中村憲剛をセカンドトップの位置にして、FW3人を本田、岡崎、そして石川、としたら、「決定力不足」なんて言葉はどこかへ消えてしまいそうだぞ・・・。
ああ、南アフリカ・ワールドカップでこの4人の共存が見てみたい・・・!
たしかに我が名古屋グランパスが大敗してしまった悔しさはあったものの、日本代表サポーターとして石川直宏のファンタスティックなプレーを見られたことが唯一の救いだ。
奇しくも、次もナビスコカップで、FC東京VS名古屋グランパスのカードがすぐある。
一度見ただけの岡田監督はまだこう思っているかもしれない。
石川直宏の5試合連続ゴールはフロックだ・・・と。
だが、我がグランパスが粉砕されるのを見ていた僕には分かる。
またグランパスはやられるよ、石川直宏のゴールによって・・・。
ただ、どうせグランパスが勝てないなら、石川よ。
日本代表、楢崎からハットトリックでも奪って、文句なしの得点王になってくれ!
岡田監督の曇ったメガネでもはっきり見えるようにな!
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