ファンタジスタ、石川直宏! [J1]
J1第17節・FC東京VS名古屋グランパスの試合は、3-0でFC東京が勝利。
我が名古屋グランパスは、屈辱の3点差という大敗を味わうハメになってしまった・・・。
グランパスにとって、3点差というのは、先日の鹿島アントラーズのときと同じだ。
それにしても何もできなかったな、グランパス・・・。
やはりフロックだったようだな、ガンバ戦の逆転勝利は!
ただし、FC東京の石川直宏は相当ヤバい。
この試合でも、得点を上げ、これで5試合連続ゴールだそうだ。
総得点も10得点で、これでダヴィ(名古屋グランパス)、エジミウソン(浦和レッズ)に並び、得点ランキングでトップに躍り出た。
しかも、開始3分で、ディフェンス4人を相手にドリブル突破して、最後は日本代表の楢崎からゴール!・・・って、あんたね~。
まるでロナウジーニョじゃないか、石川よ!
岡田監督が石川を見に視察にきてたのは当然知ってたに違いない。
なにしろ、最近の成長が著しい、日本代表のエース、岡崎(清水エスパルス)の8得点を上回っているのだから、岡田監督も興味を示すのは当然だろう。
ちなみに、石川直宏がゴールした後の、岡田監督の映像がテレビで放送されてたよ。
「ニヤッ」と笑ってたぜ、岡田監督・・・。
もう石川の日本代表入りは時間の問題だろう。
たしかに、石川直宏は、もともとスピードはあった。
ドリブルも雑だが、うまかったよ、石川。
だが、いかにも右ウイングというプレースタイルで、ただドリブルとスピードだけという感じもなくはなかった。
それがどうだ?
今期のプレースタイルときたら、サイドよりはむしろ中央にポジションをとり、ドリブルあるいは切り込んでのシュートというシーンが多いようだ。
これは海外のスーパースター選手によく見られる。
カカ、ロナウジーニョ、メッシ、イニエスタ、ルーニー、そしてクリスティアーノ・ロナウド・・・。
まさにワールドクラスのファンタジスタと言ってもいいんじゃないのか、石川も!
そして、僕は見逃さなかったぞ。
この試合の後半に、左サイドからのクロスに対して、石川がなんとジャンピングボレー、いや「フライングボレー」で右足シュートを撃った場面を・・・。
過去のVTRで見たことあるぞ、このシーン。
そう、忘れもしない、1974年ワールドカップ準決勝・オランダ代表VSブラジル代表戦で、あの伝説のファンタジスタ、ヨハン・クライフがゴールした「フライングボレー」にまさにそっくりじゃないか・・・。
(※クライフの得点シーンは、7:11)
ああ・・・すでにそのレベルまで達しているというのか、フライングダッチマン!
これじゃあグランパスが負けてしまったのも、ある意味仕方ない。
なによりFC東京、そして石川直宏の勢いが違いすぎたんだろう。
この試合、石川直宏は2点目にも絡んでいるが、このときのドリブルのスピードが速いこと速いこと・・・。
なにしろグランパスの選手が誰もついてけないんだから・・・。
だが、石川よ。
味方まで置いてけぼりにしてどうするっ!
2点目のカボレのゴールのきっかけとなったシュートを撃った羽生のオーバーラップを、ペナルティエリア右側で待つ、石川の余裕ぶり・・・。
まさに21人のカメに対して1人だけウサギだったということだろう。
今年ですでに28歳というベテランの域に入ろうとしている石川直宏。
たしかにスピードはウサギ級でも、メンタル面まではウサギではないようだ。
「ドリブルしてるときからDFをかわしてシュートを打つイメージはあった。ボールをつないでくれる、みんなに感謝したい」。
「これから先は未知の世界。でもまだ終わる気はない。積み上げていくだけです」
ただ若くてチャラチャラしていたサーファーだった石川の姿は、今は見る影もなくどこかへ行ってしまったとしか思えない発言の数々・・・。
そして何よりもこの発言から見てとれるサッカー観の変化。
右ウイングでセンタリングだけ上げていた石川なら、「ボールをつないでくれるみんなに感謝したい」なんて言葉は出てこないよな・・・。
「これから先は未知の世界」っていうのは、「10得点からあと何点積み上げられるか」ってことだろう。
まさしく「ストライカー」として変貌を遂げた人間の発言と言えよう!
もともとスピードがあって、ドリブルもうまかった石川が、得点を獲れる「ストライカー」になってしまったとしたら、この先の石川はどんな世界的プレーヤーになっていることだろうか・・・。
今の日本代表で結果を出せている「ストライカー」は、岡崎慎二、本田圭祐、中村憲剛、トゥーリオぐらいだろう。
これに石川直宏が加わったらどうなる?
中村憲剛をセカンドトップの位置にして、FW3人を本田、岡崎、そして石川、としたら、「決定力不足」なんて言葉はどこかへ消えてしまいそうだぞ・・・。
ああ、南アフリカ・ワールドカップでこの4人の共存が見てみたい・・・!
たしかに我が名古屋グランパスが大敗してしまった悔しさはあったものの、日本代表サポーターとして石川直宏のファンタスティックなプレーを見られたことが唯一の救いだ。
奇しくも、次もナビスコカップで、FC東京VS名古屋グランパスのカードがすぐある。
一度見ただけの岡田監督はまだこう思っているかもしれない。
石川直宏の5試合連続ゴールはフロックだ・・・と。
だが、我がグランパスが粉砕されるのを見ていた僕には分かる。
またグランパスはやられるよ、石川直宏のゴールによって・・・。
ただ、どうせグランパスが勝てないなら、石川よ。
日本代表、楢崎からハットトリックでも奪って、文句なしの得点王になってくれ!
岡田監督の曇ったメガネでもはっきり見えるようにな!
【サッカーショップ加茂】 FC東京 ユニフォーム・ファングッズ
我が名古屋グランパスは、屈辱の3点差という大敗を味わうハメになってしまった・・・。
グランパスにとって、3点差というのは、先日の鹿島アントラーズのときと同じだ。
それにしても何もできなかったな、グランパス・・・。
やはりフロックだったようだな、ガンバ戦の逆転勝利は!
ただし、FC東京の石川直宏は相当ヤバい。
この試合でも、得点を上げ、これで5試合連続ゴールだそうだ。
総得点も10得点で、これでダヴィ(名古屋グランパス)、エジミウソン(浦和レッズ)に並び、得点ランキングでトップに躍り出た。
しかも、開始3分で、ディフェンス4人を相手にドリブル突破して、最後は日本代表の楢崎からゴール!・・・って、あんたね~。
まるでロナウジーニョじゃないか、石川よ!
岡田監督が石川を見に視察にきてたのは当然知ってたに違いない。
なにしろ、最近の成長が著しい、日本代表のエース、岡崎(清水エスパルス)の8得点を上回っているのだから、岡田監督も興味を示すのは当然だろう。
ちなみに、石川直宏がゴールした後の、岡田監督の映像がテレビで放送されてたよ。
「ニヤッ」と笑ってたぜ、岡田監督・・・。
もう石川の日本代表入りは時間の問題だろう。
たしかに、石川直宏は、もともとスピードはあった。
ドリブルも雑だが、うまかったよ、石川。
だが、いかにも右ウイングというプレースタイルで、ただドリブルとスピードだけという感じもなくはなかった。
それがどうだ?
今期のプレースタイルときたら、サイドよりはむしろ中央にポジションをとり、ドリブルあるいは切り込んでのシュートというシーンが多いようだ。
これは海外のスーパースター選手によく見られる。
カカ、ロナウジーニョ、メッシ、イニエスタ、ルーニー、そしてクリスティアーノ・ロナウド・・・。
まさにワールドクラスのファンタジスタと言ってもいいんじゃないのか、石川も!
そして、僕は見逃さなかったぞ。
この試合の後半に、左サイドからのクロスに対して、石川がなんとジャンピングボレー、いや「フライングボレー」で右足シュートを撃った場面を・・・。
過去のVTRで見たことあるぞ、このシーン。
そう、忘れもしない、1974年ワールドカップ準決勝・オランダ代表VSブラジル代表戦で、あの伝説のファンタジスタ、ヨハン・クライフがゴールした「フライングボレー」にまさにそっくりじゃないか・・・。
(※クライフの得点シーンは、7:11)
ああ・・・すでにそのレベルまで達しているというのか、フライングダッチマン!
これじゃあグランパスが負けてしまったのも、ある意味仕方ない。
なによりFC東京、そして石川直宏の勢いが違いすぎたんだろう。
この試合、石川直宏は2点目にも絡んでいるが、このときのドリブルのスピードが速いこと速いこと・・・。
なにしろグランパスの選手が誰もついてけないんだから・・・。
だが、石川よ。
味方まで置いてけぼりにしてどうするっ!
2点目のカボレのゴールのきっかけとなったシュートを撃った羽生のオーバーラップを、ペナルティエリア右側で待つ、石川の余裕ぶり・・・。
まさに21人のカメに対して1人だけウサギだったということだろう。
今年ですでに28歳というベテランの域に入ろうとしている石川直宏。
たしかにスピードはウサギ級でも、メンタル面まではウサギではないようだ。
「ドリブルしてるときからDFをかわしてシュートを打つイメージはあった。ボールをつないでくれる、みんなに感謝したい」。
「これから先は未知の世界。でもまだ終わる気はない。積み上げていくだけです」
ただ若くてチャラチャラしていたサーファーだった石川の姿は、今は見る影もなくどこかへ行ってしまったとしか思えない発言の数々・・・。
そして何よりもこの発言から見てとれるサッカー観の変化。
右ウイングでセンタリングだけ上げていた石川なら、「ボールをつないでくれるみんなに感謝したい」なんて言葉は出てこないよな・・・。
「これから先は未知の世界」っていうのは、「10得点からあと何点積み上げられるか」ってことだろう。
まさしく「ストライカー」として変貌を遂げた人間の発言と言えよう!
もともとスピードがあって、ドリブルもうまかった石川が、得点を獲れる「ストライカー」になってしまったとしたら、この先の石川はどんな世界的プレーヤーになっていることだろうか・・・。
今の日本代表で結果を出せている「ストライカー」は、岡崎慎二、本田圭祐、中村憲剛、トゥーリオぐらいだろう。
これに石川直宏が加わったらどうなる?
中村憲剛をセカンドトップの位置にして、FW3人を本田、岡崎、そして石川、としたら、「決定力不足」なんて言葉はどこかへ消えてしまいそうだぞ・・・。
ああ、南アフリカ・ワールドカップでこの4人の共存が見てみたい・・・!
たしかに我が名古屋グランパスが大敗してしまった悔しさはあったものの、日本代表サポーターとして石川直宏のファンタスティックなプレーを見られたことが唯一の救いだ。
奇しくも、次もナビスコカップで、FC東京VS名古屋グランパスのカードがすぐある。
一度見ただけの岡田監督はまだこう思っているかもしれない。
石川直宏の5試合連続ゴールはフロックだ・・・と。
だが、我がグランパスが粉砕されるのを見ていた僕には分かる。
またグランパスはやられるよ、石川直宏のゴールによって・・・。
ただ、どうせグランパスが勝てないなら、石川よ。
日本代表、楢崎からハットトリックでも奪って、文句なしの得点王になってくれ!
岡田監督の曇ったメガネでもはっきり見えるようにな!
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