川崎フロンターレの脅威の“ジェットストリームアタック”! [J1]
サッカー・ナビスコカップ2009・準々決勝・第2戦目、鹿島アントラーズVS川崎フロンターレ(29日、等々力)は3-0で、なんと川崎フロンターレが勝利!
周囲の誰もが思っていなかったほどの大どんでん返しとなる、驚愕の結末を迎えてしまったようだ・・・。
そもそも第1戦では鹿島アントラーズがホームで1-0で勝利しており、かつ今の「J1リーグ17戦無敗」という驚異的無敗記録を更新し続けるぶっちぎりの状況を考えると、鹿島アントラーズが相当有利に戦える状況ではあったと思うのだが・・・。
各社のニュース記事などを読むと、こう記述されているものが多い。
「鹿島アントラーズ、一発勝負の弱さを露呈!」
確かに、鹿島アントラーズは、去年のAFCチャンピオンズリーグでも、対アデレードユナイテッド戦で早々と姿を消し、その雪辱をかけた今年のAFCチャンピオンズリーグでの対FCソウル戦でも、圧倒的に攻め込みながら、無念のPK戦敗退を喫している・・・。
そして今回のナビスコカップでも、やはり1回戦で早々と敗退・・・と。
「リーグ戦での勝点の積み重ね合戦はぶっちぎり」だとしても、こういう極度のプレッシャーのかかった一戦でのモロさを見る限り、「王者」・「チャンピオン」と呼ぶにはふさわしくない感じもするな、鹿島アントラーズ・・・。
「サッカーの能力」はダントツ抜けてるのは明らかだとしても、どことなく「精神的な臆病さ」が感じられるとでもいうか・・・。
そう考えると、「チャンピオン」という、強さの象徴でもある称号を獲得するのに、ただ「勝点を積み重ねただけのチームが強い」とする、Jリーグのルールそのものにも問題があるとも言えよう。
一方で、その「現時点ではぶっちぎりのチャンピオン」の鹿島アントラーズを奈落の底へと葬り去ってしまった川崎フロンターレ。
思えば、先にのAFCチャンピオンズリーグ第1回戦でも、ガンバ大阪にやはり土壇場の逆転勝利をもぎとり、2008年アジアチャンピオンをドン底に突き落としてるんだよな・・・。
そう考えると、この川崎フロンターレこそ、今もっともJリーグで恐ろしいチームと言えるのかもしれない。
そう、まさに狙った獲物は逃さないハンターとでも言うか・・・。
この試合でも90分を過ぎて試合が終了する間際までは0-0というスコアのままで、このままいけば鹿島アントラーズが準決勝に駒を進めることが確実と言える状況ではあった。
そして4分と表示されたロスタイムだったが、その4分をすでに経過した時点でも、まだなお0-0というスコアのままで、まさしく試合は今にも終わろうとしていた。
と、その時だ。
ドラマはその30秒後に起こってしまった。
ペナルティエリア右側でボールを持ったこの男が、信じられない奇跡を起こしてしまったのだ・・・。
そう、川崎フロンターレを長きにわたって支えてきた、今期もここまで8得点と、31才にしてまだなお実力の衰えるところを知らない、“日本国内ブラジル代表”、ジュニーニョだ!
ディフェンダーにシュートコースを完全に防がれながらも、ワンステップで値千金のミラクルゴール!
まさしく、技術、精神力ともに一流アスリートとしてのスーパーゴールだったと言えよう。
それにしても、こんな常識的にはありえないことが起こってしまってもいいのだろうか・・・。
それこそ、鹿島アントラーズの立場からしたら、あのオフト・ジャパンの“ドーハの悲劇”にも匹敵するほどの歴史的大惨事に違いない。
そりゃあ、試合後にアントラーズのオリベイラ監督がこう抗議する気持ちも当然といえば当然だ。
「本当は終わっている試合なのに笛が吹かれなかった!」
この日本サッカー史に残る歴史的同点ゴールを叩き込んだ時点で、すでに勝負は決していたとも言えよう。
時として理不尽と背中合わせのサッカーという舞台において、ショックを隠せない鹿島アントラーズに対し、ホームでもあり、かつ勢いにのる川崎フロンターレがよもや負けるはずがない。
延長戦でも2-0とし、合計3-1で、文句なしの「17戦無敗王者狩り」を見事やってのけてしまった。
その延長戦で勝負を決定づける逆転ゴールを叩き込んだ男たちが、この2人だ。
そう、北朝鮮代表として、核兵器所有や拉致問題などを世界中で大非難されている同国を、44年ぶりにワールドカップに導いてしまった、“国籍不詳のDJストライカー”、鄭 大世(チョン・テセ)!
そしてもう1人が、かつては“王様”ペレが所属したサントスFC(ブラジル)で育ち、祖国ブラジルでは“ロビーニョ2世”の異名をもつ、神出鬼没のストライカー、「ヘナ」こと、レナチーニョだ。
ジュニーニョ、鄭 大世(チョン・テセ)、そしてレナチーニョ・・・。
この3人のストライカーが繰り出す攻撃は、ハッキリ言ってヤバいだろう!
誰か1人いるだけでも相当の脅威だと思うのだが、そんなストライカーが3人も顔をそろえていると言うのだから・・・。
あのガンダムを窮地に追いやった、黒い三連星による“ジェットストリームアタック”を思い出してしまいそうだ・・・。
そこへもってきて、MFには日本代表の誇る“ファンタジスタ”中村憲剛がおり、かつ、これまたサントスFCからやってきた、先の2人のブラジル人に勝るとも劣らない、ヴィトール・ジュニオールがいるのだ。
ここまで濃い攻撃陣をそろえたチームが他にあるだろうか・・・?
11人中GKが1人いるから残りは10人。
そのうちの5人がほぼストライカーだというのだから・・・。
たとえシステムが2トップだろうと3トップだろうと、これだけは言えるだろう。
川崎フロンターレは事実上5トップだと!
ん?
待てよ?
冷静に考えれば、今日戦った鹿島アントラーズより、川崎フロンターレのほうが、選手個人の力量としては勝っているような気がしないでもないぞ。
少なくとも攻撃陣においては!
そんな川崎フロンターレがリーグで4位にいることのほうがむしろ不自然だろう。
思えば、前節でも京都サンガ相手に1-3で逆転負けしてしまったんだよな、川崎フロンターレ・・・。
そういう意味では、「強さの極限値」はJリーグ最高であっても、時としてそれを発揮できないこともあるということなんだろうか?
ハンターとして狙った獲物は逃さなくとも、逆に狙われてしまった場合は、時としてやられてしまう・・・!
・・・そんなチームなのかもしれないな、川崎フロンターレ。
だが、この川崎フロンターレは、我が名古屋グランパスともに、AFCチャンピオンズリーグで勝ち残っているチームであることを忘れてはいけない。
そして奇しくも、この両者は次のACL準々決勝で激突してしまうのだ。
すなわち、ACLは、どちらかが残ってどちらかが脱落する・・・と。
こんなことを言ってしまうとサポーター失格なのかもしれないが、ACLは川崎フロンターレが勝ってくれたほうがふさわしいよな、アジアチャンピオンとして・・・。
ていうか、我がグランパスが間違って勝ってしまおうものなら、その先の「西アジア勢」との戦いの中で、アッサリ負けてしまいそうで怖いのだ。
そう、これは自分の応援してるチームさえ勝てばいいとかそういう問題で済む話ではない!
2007年アジアチャンピオンは浦和レッズ。
2008年アジアチャンピオンはガンバ大阪。
ならば2009年も、Jリーグ勢からアジアチャンピオンが生まれなければならない使命があるのだ、川崎フロンターレにも名古屋グランパスにも!
これまで長きにわたってアジアサッカーを訳の分からない方向に牽引し、かつ今もなおどこへ向かおうとしてるのかいっそう分からない、アジアサッカー低迷の根源である、「西アジア勢」!
その「西アジア勢」にACLで負けてしまうなどということだけは、間違っても避けねばならん!
そういう意味では、まさしくワールドクラスの攻撃陣をそろえた川崎フロンターレこそ、アジアのチャンピオンとして輝くにふさわしいチームに仕上がっていると言えよう。
実は、黙っていても、もともとこの2チームはかみ合う。
「パス・サッカーの名古屋グランパス」VS「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」という絶妙の組み合わせによって!
その両者の対決の結末は、今さら言うまでもない。
「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」が決まって常勝という、すでに自然界の法則と言っても過言ではないほどの恐ろしいデータが出ているのだ!
まあ、僕らグランパス・サポーターがどう一生懸命応援しようが、万に1つもグランパスに勝ち目はあるまいて・・・。
もちろんそうは言っても、勝負は生モノであることに変わりはない。
そういう楽観的な油断から、ひ弱な我が名古屋グランパスに足元を救われることのないよう、川崎フロンターレには細心の注意を払ってACL準々決勝に臨んでほしものだ。
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周囲の誰もが思っていなかったほどの大どんでん返しとなる、驚愕の結末を迎えてしまったようだ・・・。
そもそも第1戦では鹿島アントラーズがホームで1-0で勝利しており、かつ今の「J1リーグ17戦無敗」という驚異的無敗記録を更新し続けるぶっちぎりの状況を考えると、鹿島アントラーズが相当有利に戦える状況ではあったと思うのだが・・・。
各社のニュース記事などを読むと、こう記述されているものが多い。
「鹿島アントラーズ、一発勝負の弱さを露呈!」
確かに、鹿島アントラーズは、去年のAFCチャンピオンズリーグでも、対アデレードユナイテッド戦で早々と姿を消し、その雪辱をかけた今年のAFCチャンピオンズリーグでの対FCソウル戦でも、圧倒的に攻め込みながら、無念のPK戦敗退を喫している・・・。
そして今回のナビスコカップでも、やはり1回戦で早々と敗退・・・と。
「リーグ戦での勝点の積み重ね合戦はぶっちぎり」だとしても、こういう極度のプレッシャーのかかった一戦でのモロさを見る限り、「王者」・「チャンピオン」と呼ぶにはふさわしくない感じもするな、鹿島アントラーズ・・・。
「サッカーの能力」はダントツ抜けてるのは明らかだとしても、どことなく「精神的な臆病さ」が感じられるとでもいうか・・・。
そう考えると、「チャンピオン」という、強さの象徴でもある称号を獲得するのに、ただ「勝点を積み重ねただけのチームが強い」とする、Jリーグのルールそのものにも問題があるとも言えよう。
一方で、その「現時点ではぶっちぎりのチャンピオン」の鹿島アントラーズを奈落の底へと葬り去ってしまった川崎フロンターレ。
思えば、先にのAFCチャンピオンズリーグ第1回戦でも、ガンバ大阪にやはり土壇場の逆転勝利をもぎとり、2008年アジアチャンピオンをドン底に突き落としてるんだよな・・・。
そう考えると、この川崎フロンターレこそ、今もっともJリーグで恐ろしいチームと言えるのかもしれない。
そう、まさに狙った獲物は逃さないハンターとでも言うか・・・。
この試合でも90分を過ぎて試合が終了する間際までは0-0というスコアのままで、このままいけば鹿島アントラーズが準決勝に駒を進めることが確実と言える状況ではあった。
そして4分と表示されたロスタイムだったが、その4分をすでに経過した時点でも、まだなお0-0というスコアのままで、まさしく試合は今にも終わろうとしていた。
と、その時だ。
ドラマはその30秒後に起こってしまった。
ペナルティエリア右側でボールを持ったこの男が、信じられない奇跡を起こしてしまったのだ・・・。
そう、川崎フロンターレを長きにわたって支えてきた、今期もここまで8得点と、31才にしてまだなお実力の衰えるところを知らない、“日本国内ブラジル代表”、ジュニーニョだ!
ディフェンダーにシュートコースを完全に防がれながらも、ワンステップで値千金のミラクルゴール!
まさしく、技術、精神力ともに一流アスリートとしてのスーパーゴールだったと言えよう。
それにしても、こんな常識的にはありえないことが起こってしまってもいいのだろうか・・・。
それこそ、鹿島アントラーズの立場からしたら、あのオフト・ジャパンの“ドーハの悲劇”にも匹敵するほどの歴史的大惨事に違いない。
そりゃあ、試合後にアントラーズのオリベイラ監督がこう抗議する気持ちも当然といえば当然だ。
「本当は終わっている試合なのに笛が吹かれなかった!」
この日本サッカー史に残る歴史的同点ゴールを叩き込んだ時点で、すでに勝負は決していたとも言えよう。
時として理不尽と背中合わせのサッカーという舞台において、ショックを隠せない鹿島アントラーズに対し、ホームでもあり、かつ勢いにのる川崎フロンターレがよもや負けるはずがない。
延長戦でも2-0とし、合計3-1で、文句なしの「17戦無敗王者狩り」を見事やってのけてしまった。
その延長戦で勝負を決定づける逆転ゴールを叩き込んだ男たちが、この2人だ。
そう、北朝鮮代表として、核兵器所有や拉致問題などを世界中で大非難されている同国を、44年ぶりにワールドカップに導いてしまった、“国籍不詳のDJストライカー”、鄭 大世(チョン・テセ)!
そしてもう1人が、かつては“王様”ペレが所属したサントスFC(ブラジル)で育ち、祖国ブラジルでは“ロビーニョ2世”の異名をもつ、神出鬼没のストライカー、「ヘナ」こと、レナチーニョだ。
ジュニーニョ、鄭 大世(チョン・テセ)、そしてレナチーニョ・・・。
この3人のストライカーが繰り出す攻撃は、ハッキリ言ってヤバいだろう!
誰か1人いるだけでも相当の脅威だと思うのだが、そんなストライカーが3人も顔をそろえていると言うのだから・・・。
あのガンダムを窮地に追いやった、黒い三連星による“ジェットストリームアタック”を思い出してしまいそうだ・・・。
そこへもってきて、MFには日本代表の誇る“ファンタジスタ”中村憲剛がおり、かつ、これまたサントスFCからやってきた、先の2人のブラジル人に勝るとも劣らない、ヴィトール・ジュニオールがいるのだ。
ここまで濃い攻撃陣をそろえたチームが他にあるだろうか・・・?
11人中GKが1人いるから残りは10人。
そのうちの5人がほぼストライカーだというのだから・・・。
たとえシステムが2トップだろうと3トップだろうと、これだけは言えるだろう。
川崎フロンターレは事実上5トップだと!
ん?
待てよ?
冷静に考えれば、今日戦った鹿島アントラーズより、川崎フロンターレのほうが、選手個人の力量としては勝っているような気がしないでもないぞ。
少なくとも攻撃陣においては!
そんな川崎フロンターレがリーグで4位にいることのほうがむしろ不自然だろう。
思えば、前節でも京都サンガ相手に1-3で逆転負けしてしまったんだよな、川崎フロンターレ・・・。
そういう意味では、「強さの極限値」はJリーグ最高であっても、時としてそれを発揮できないこともあるということなんだろうか?
ハンターとして狙った獲物は逃さなくとも、逆に狙われてしまった場合は、時としてやられてしまう・・・!
・・・そんなチームなのかもしれないな、川崎フロンターレ。
だが、この川崎フロンターレは、我が名古屋グランパスともに、AFCチャンピオンズリーグで勝ち残っているチームであることを忘れてはいけない。
そして奇しくも、この両者は次のACL準々決勝で激突してしまうのだ。
すなわち、ACLは、どちらかが残ってどちらかが脱落する・・・と。
こんなことを言ってしまうとサポーター失格なのかもしれないが、ACLは川崎フロンターレが勝ってくれたほうがふさわしいよな、アジアチャンピオンとして・・・。
ていうか、我がグランパスが間違って勝ってしまおうものなら、その先の「西アジア勢」との戦いの中で、アッサリ負けてしまいそうで怖いのだ。
そう、これは自分の応援してるチームさえ勝てばいいとかそういう問題で済む話ではない!
2007年アジアチャンピオンは浦和レッズ。
2008年アジアチャンピオンはガンバ大阪。
ならば2009年も、Jリーグ勢からアジアチャンピオンが生まれなければならない使命があるのだ、川崎フロンターレにも名古屋グランパスにも!
これまで長きにわたってアジアサッカーを訳の分からない方向に牽引し、かつ今もなおどこへ向かおうとしてるのかいっそう分からない、アジアサッカー低迷の根源である、「西アジア勢」!
その「西アジア勢」にACLで負けてしまうなどということだけは、間違っても避けねばならん!
そういう意味では、まさしくワールドクラスの攻撃陣をそろえた川崎フロンターレこそ、アジアのチャンピオンとして輝くにふさわしいチームに仕上がっていると言えよう。
実は、黙っていても、もともとこの2チームはかみ合う。
「パス・サッカーの名古屋グランパス」VS「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」という絶妙の組み合わせによって!
その両者の対決の結末は、今さら言うまでもない。
「カウンター・サッカーの川崎フロンターレ」が決まって常勝という、すでに自然界の法則と言っても過言ではないほどの恐ろしいデータが出ているのだ!
まあ、僕らグランパス・サポーターがどう一生懸命応援しようが、万に1つもグランパスに勝ち目はあるまいて・・・。
もちろんそうは言っても、勝負は生モノであることに変わりはない。
そういう楽観的な油断から、ひ弱な我が名古屋グランパスに足元を救われることのないよう、川崎フロンターレには細心の注意を払ってACL準々決勝に臨んでほしものだ。
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