ケネディ・グランパス復活! [J1]
J1第19節・名古屋グランパスVS浦和レッズの試合は、な、な、なんと名古屋グランパスが3-0で大勝!
周囲の予想を覆す、大波乱の結果となった。
それにしても、リーグ下位に低迷する我が名古屋グランパスが、現時点2位の浦和レッズに3点差という大差で圧勝するとは・・・。
どうやら完全に復活したようだな、グランパスよ!
1点目は、小川佳純からのラストパスを、玉田がゴール!
2点目も、小川佳純からのラストパスをまたしても玉田がゴール!
今期19試合を終えてわずか1得点しか獲れていなかった、岡田ジャパンの“ゴースト・ストライカー”玉田が、こんな大事な場面でスーパーゴールを決めてくれた。
今日みたいにゴールを量産すれば、胸を張って南アフリカに行けそうだな、玉田よ!
たしかに、玉田にしても小川にしても、フリーでボールをもらえるシーンが多々あった。
これまでの試合ではそんなシーンはほとんどなかったもんな・・・。
玉田なんて下がってきてはバックパスを繰り返し、前線にいればつぶされる・・・。
そんなシーンばかり見てきたもの・・・。
だが、そのグランパスのサッカーを見事に復活させた最大の要因は、またしてもこの男だったようだ。
そう、やはり名古屋グランパスの“ジーザス・クライスト”であったことを、この試合で日本全土に証明することとなった、ジョシュア・ケネディだ!
京都サンガ戦でもその劇的変化の片鱗は、すでにもたらしていた。
しかし、あの試合は1-1の引き分けだったため、見た目は明らかな変化を遂げていても、真の意味で変化しているのかどうかが、サポーターにはイマイチ確信できなかったのだ。
だが、この浦和レッズ戦での3-0という大勝からみる限り、ケネディ効果は歴然。
去年3位に食い込んだ名古屋グランパスのサッカーに近づきつつあるのは確かなようだ。
それも、この試合をもって、GK楢崎が100試合完封試合となるおまけつきだった。
ただ、そうは言っても、この3-0というスコアをただ手放しで喜ぶわけにはいかない。
なぜなら、浦和レッズとしては致命的とも言える、この男の戦線離脱があったからだ。
そう、日本代表の“暴走ブルートレイン”、田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)の負傷!
今日の大敗を見る限り、浦和レッズにおける闘莉王(トゥーリオ)の存在の大きさが、くっきり浮き彫りになってしまったと言えよう。
そもそも、この田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)。
先のワールドカップ・アジア最終予選・日本代表VSオーストラリア代表戦で、ケネディをマンマークして、「高さ」でも「足元」でも完璧に封じ込めてしまったほどの男・・・。
そんな闘莉王(トゥーリオ)が、もしこの試合に出場していたとしたら・・・。
グランパスの3点目である、ケネディ自身のヘディングでのゴールはなかったかもしれないよな・・・。
マークについていたのが、決して高さで勝負するDFではない坪井だったことが、ケネディにとっては幸いだったと言えよう。
そして浦和レッズの攻撃面はどうだ?
パスはきれいにまわるが、決定的シュートには結びつかなかったようだ。
実際のところ、正直に言えば、浦和レッズの攻撃からは「怖さ」を感じなかったもんな・・・。
「落ち目のグランパス」がそんなに鉄壁の守備を誇っていたとは思えないし・・・。
だいたいそこまで守備力があれば、FC東京に1-5で負けたりしないよ。
そんなグランパス相手に、わずか8本しかシュートを撃てなかったフィンケ・レッズ・・・・。
闘莉王(トゥーリオ)の暴走オーバーラップで影に隠れていた、過剰な「規律・システム」による弊害が、闘莉王(トゥーリオ)の離脱により頭角を現し始めた可能性もあるんじゃないのか・・・?
そう、確かにこの試合は浦和レッズのほうが完全におしていた。
中盤は浦和レッズが完全に支配し、名古屋グランパスは防戦一方だったよ・・・。
フィンケ・レッズの「規律・システム」による「物理的戦術」の素晴らしさ!
それは認めよう。
しかし、一方で名古屋グランパスが圧倒的に勝っていたものも実はあったと思うのだ。
そう、それは「メンタル的戦術」だ!
この日の試合で何がなんでも勝ちたかったのは、4万5000人という熱烈なサポーターの声援を受けている浦和レッズだったはず。
逆に「落ち目のグランパス」は、最悪負けて帰るか、あるいは良くても引き分けか・・・・
そんな心境だったと推測できるだろう。
そんな互いに絡み合った「勝負におけるメンタリティー」において、「落ち目」という自らの置かれた立場を謙虚に受け止め、かつ最大限に利用した名古屋グランパスのカウンター殺法!
先の南アフリカ・コンフェデレーションズカップで大旋風を巻き起こしたアメリカ代表を彷彿とさせるような、見事な「メンタル的戦術」だったと言えよう。
逆に言えば、浦和レッズにはチームとしての「メンタル的戦術」はあまり感じられなかったな・・・。
そのあたりは、闘莉王(トゥーリオ)をはじめとした各個人のメンタリティーに依存していたんだろう。
本来は名古屋グランパスも、浦和レッズのようなパスサッカーをベースとするチームだけに、今日の浦和レッズ戦での勝因、そして浦和レッズが負けてしまった敗因を、グランパス自らの反省としたいところだ。
さあ、これでようやく道が見え初めてきたグランパス。
上位勢を見れば、鹿島アントラーズが柏レイソルに引き分けたようだ。
世間は「17試合連続無敗記録」といってはやし立てているようだが・・・。
急速に落下していくチームを間近で見てきたグランパスサポーターから言わせてもらえば、「落とし穴への入り口」かもしれないよ、その引き分け・・・。
まだシーズンは半分を折り返したばかり。
安心、安全だと思っていたものが一瞬にして崩れさることは、この世の中には常としてある。
次の試合は、7/29(水)のナビスコカップ・FC東京戦だ。
1-5で敗れたスコアから逆転するのは常識的には厳しいかもしれないが、今のグランパスなら何かやってくれると期待してしまわずにはいられない。
次も期待してるぜ、ケネディ・グランパス!
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周囲の予想を覆す、大波乱の結果となった。
それにしても、リーグ下位に低迷する我が名古屋グランパスが、現時点2位の浦和レッズに3点差という大差で圧勝するとは・・・。
どうやら完全に復活したようだな、グランパスよ!
1点目は、小川佳純からのラストパスを、玉田がゴール!
2点目も、小川佳純からのラストパスをまたしても玉田がゴール!
今期19試合を終えてわずか1得点しか獲れていなかった、岡田ジャパンの“ゴースト・ストライカー”玉田が、こんな大事な場面でスーパーゴールを決めてくれた。
今日みたいにゴールを量産すれば、胸を張って南アフリカに行けそうだな、玉田よ!
たしかに、玉田にしても小川にしても、フリーでボールをもらえるシーンが多々あった。
これまでの試合ではそんなシーンはほとんどなかったもんな・・・。
玉田なんて下がってきてはバックパスを繰り返し、前線にいればつぶされる・・・。
そんなシーンばかり見てきたもの・・・。
だが、そのグランパスのサッカーを見事に復活させた最大の要因は、またしてもこの男だったようだ。
そう、やはり名古屋グランパスの“ジーザス・クライスト”であったことを、この試合で日本全土に証明することとなった、ジョシュア・ケネディだ!
京都サンガ戦でもその劇的変化の片鱗は、すでにもたらしていた。
しかし、あの試合は1-1の引き分けだったため、見た目は明らかな変化を遂げていても、真の意味で変化しているのかどうかが、サポーターにはイマイチ確信できなかったのだ。
だが、この浦和レッズ戦での3-0という大勝からみる限り、ケネディ効果は歴然。
去年3位に食い込んだ名古屋グランパスのサッカーに近づきつつあるのは確かなようだ。
それも、この試合をもって、GK楢崎が100試合完封試合となるおまけつきだった。
ただ、そうは言っても、この3-0というスコアをただ手放しで喜ぶわけにはいかない。
なぜなら、浦和レッズとしては致命的とも言える、この男の戦線離脱があったからだ。
そう、日本代表の“暴走ブルートレイン”、田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)の負傷!
今日の大敗を見る限り、浦和レッズにおける闘莉王(トゥーリオ)の存在の大きさが、くっきり浮き彫りになってしまったと言えよう。
そもそも、この田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)。
先のワールドカップ・アジア最終予選・日本代表VSオーストラリア代表戦で、ケネディをマンマークして、「高さ」でも「足元」でも完璧に封じ込めてしまったほどの男・・・。
そんな闘莉王(トゥーリオ)が、もしこの試合に出場していたとしたら・・・。
グランパスの3点目である、ケネディ自身のヘディングでのゴールはなかったかもしれないよな・・・。
マークについていたのが、決して高さで勝負するDFではない坪井だったことが、ケネディにとっては幸いだったと言えよう。
そして浦和レッズの攻撃面はどうだ?
パスはきれいにまわるが、決定的シュートには結びつかなかったようだ。
実際のところ、正直に言えば、浦和レッズの攻撃からは「怖さ」を感じなかったもんな・・・。
「落ち目のグランパス」がそんなに鉄壁の守備を誇っていたとは思えないし・・・。
だいたいそこまで守備力があれば、FC東京に1-5で負けたりしないよ。
そんなグランパス相手に、わずか8本しかシュートを撃てなかったフィンケ・レッズ・・・・。
闘莉王(トゥーリオ)の暴走オーバーラップで影に隠れていた、過剰な「規律・システム」による弊害が、闘莉王(トゥーリオ)の離脱により頭角を現し始めた可能性もあるんじゃないのか・・・?
そう、確かにこの試合は浦和レッズのほうが完全におしていた。
中盤は浦和レッズが完全に支配し、名古屋グランパスは防戦一方だったよ・・・。
フィンケ・レッズの「規律・システム」による「物理的戦術」の素晴らしさ!
それは認めよう。
しかし、一方で名古屋グランパスが圧倒的に勝っていたものも実はあったと思うのだ。
そう、それは「メンタル的戦術」だ!
この日の試合で何がなんでも勝ちたかったのは、4万5000人という熱烈なサポーターの声援を受けている浦和レッズだったはず。
逆に「落ち目のグランパス」は、最悪負けて帰るか、あるいは良くても引き分けか・・・・
そんな心境だったと推測できるだろう。
そんな互いに絡み合った「勝負におけるメンタリティー」において、「落ち目」という自らの置かれた立場を謙虚に受け止め、かつ最大限に利用した名古屋グランパスのカウンター殺法!
先の南アフリカ・コンフェデレーションズカップで大旋風を巻き起こしたアメリカ代表を彷彿とさせるような、見事な「メンタル的戦術」だったと言えよう。
逆に言えば、浦和レッズにはチームとしての「メンタル的戦術」はあまり感じられなかったな・・・。
そのあたりは、闘莉王(トゥーリオ)をはじめとした各個人のメンタリティーに依存していたんだろう。
本来は名古屋グランパスも、浦和レッズのようなパスサッカーをベースとするチームだけに、今日の浦和レッズ戦での勝因、そして浦和レッズが負けてしまった敗因を、グランパス自らの反省としたいところだ。
さあ、これでようやく道が見え初めてきたグランパス。
上位勢を見れば、鹿島アントラーズが柏レイソルに引き分けたようだ。
世間は「17試合連続無敗記録」といってはやし立てているようだが・・・。
急速に落下していくチームを間近で見てきたグランパスサポーターから言わせてもらえば、「落とし穴への入り口」かもしれないよ、その引き分け・・・。
まだシーズンは半分を折り返したばかり。
安心、安全だと思っていたものが一瞬にして崩れさることは、この世の中には常としてある。
次の試合は、7/29(水)のナビスコカップ・FC東京戦だ。
1-5で敗れたスコアから逆転するのは常識的には厳しいかもしれないが、今のグランパスなら何かやってくれると期待してしまわずにはいられない。
次も期待してるぜ、ケネディ・グランパス!
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