アレックスはやはり衰えてなどいなかった! [J1]
後半早々のピクシーの珍采配に大きな影響を受けて、名古屋グランパスが川崎フロンターレに0-2で敗れてしまった中でも、1つだけ見るべき内容はあった。
それは、この試合が名古屋グランパス移籍後の初登場となった、元日本代表の左サイドバックのアレックス(三都主アレッサンドロ)だ!
オーストラリアのザルツブルグから古巣の浦和レッズへ戻った後は、まったくと言っていいほど出場機会のなかったアレックスだけに、「いったいなぜなんだろう?」という疑問は僕にもあった。
すでに32歳ということもあり、やはりアスリートとしては避けられない、肉体の衰えの時期にきているのだろうか?
しかし、この日のプレーを見る限り、その疑いは完全に僕の中でも払拭されたよ。
なにしろ、持ち前の自由奔放なスタイルで、左サイドを縦横無尽に駆け回ること駆け回ること。
そして精度の高い左サイドキックを何本も中央のケネディへ送り出す。
(※アレックス→玉田ゴール!)
衰えてるどころか、ジーコジャパン時代の全盛期を彷彿とさせんばかりの、ものスゴい存在感じゃないかよ、アレックス!
誰だ、アレックスが衰えてるなんて言ったのは・・・。
相手DFが目の前に2人いようとも、非常識にも無鉄砲にドリブルを仕掛ける、後先を考えない勇敢さ!
そして仮に抜けずにカウンターを喰らったとしても、「オレは悪くない」と言わんばかりに相変わらず何度も縦にドリブル突破を繰り返すふてぶてしさ!
そしてなんと言っても、この日絶好調で誰も止められなかったジュニーニョのスピードに乗ったドリブルを、決して恵まれない体格で見事に止めてしまう、インテリジェンス溢れるディフェンス力!
この日のこの試合を見ていなかった他クラブのサポーターに対し、僕は高々と宣言しよう。
衰えてるどころか、アレックスは今すぐにでも日本代表に入れる実力を変わらず備えている!
新加入選手のデビュー戦ということもあって、名古屋グランパスの動きが全体的に連動性がなかっただけに、アレックスの個人技が一際輝いていたような気がする。
よくよく考えれば、アレックスはザルツブルグ時代から大きなケガに見舞われてたんだよな・・・。
左脚付け根の腱断裂だっけ?
だから長期にわたって試合に出れなかったということなんだろう。
幸いなことに、それが直った後もフィンケ監督がアレックスを起用しないもんだから、それが心身ともにいいリフレッシュとなって、今やすっかり体調万全とも言えるんじゃないの、アレックス?
ブラジル代表ロナウジーニョを彷彿とさせるバネのある躍動感、ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドを思わせんばかりの、相手を前にしたらまず仕掛けようとするその後先考えない精神性は、まさしくジーコジャパン時代にアジアカップ優勝を成し遂げた時のアレックスそのものだ!
さすがはシステム・規律を重んじるフィンケ監督からリザーブに追いやられただけのことはある。
FW高原、MFポンテなど、才能と実績を備えた選手に対して全く敬意を表することなく簡単にスタメンから外し、まるで経験も実力もない10代の選手ばかりをドンドン起用し続けるフィンケ監督・・・。
その経験不足の10代の選手中心に闘っているせいで、これだけHレベルの選手層をそろえておきながら、今やリーグ戦4連敗という屈辱的連敗記録を現在進行形で作り出そうとしている浦和レッズの現状があるとも言えよう。
考えようによっては、フィンケ監督から失格の烙印を押された選手というのは、裏返して言えば、実はとんでもない実力を備えた選手というお墨付きをもらったという見方さえできてしまうんじゃないの?
まあ、それはちょっと言いすぎかもしれないが、今後このアレックスが名古屋グランパスで大活躍する姿を浦和レッズのサポーターが目にしようものなら、彼らはいったいどのような反応を示すのだろうか?
日本で最も熱く、最も怖い浦和レッズサポーターのことだ。
それをただ黙って指をくわえているなどということはまずあるまい。
田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)同様、きっと怒りながらこう言うことだろう。
「あのクラスの選手をクラブ側は簡単に放出した!うちのフロントの頭は大丈夫か」
アレックスのような、名声だけでない大スター選手が我が名古屋グランパスで今後プレーしてくれるなんて、グランパスサポーターとしてこんなにうれしいことはない。
未だに「アレックスはディフェンス力が無い!」などと他チームが勝手に勘違いしてくれているのがありがたいと思うほどだ。
この日の試合を見る限りでは、吉田、バヤリッツァ率いるグランパスの中央を突破されたシーンは多々目にしたが、竹内がまだいた際の右サイドと、アレックスが待ち構える左サイドを突破されたシーンはほとんどなかっただずだ。
これまで左サイドバックを務めていた阿部翔平が、やはりあまりディフェンス力があるタイプではなかっただけに、グランパスサポーターからしてみたら、いっそうアレックスのディフェンス力の凄さが際立っていたように思う。
これは、おそらくアレックス自身が海外ヨーロッパクラブで培った賜物に違いない。
久しくアレックスを目にしていなかったが、見ていないところできっちり成長していたんだな、アレックス!
さあ、我が迷える“迷将”ストイコビッチ監督は、次のジェフ戦でいったいどんなシステムで挑むことになるのだろうか?
まさかサイコロでスタメンを決めているなんてことはないと思うが、今のアレックスならどのポジションでもやれてしまう気がする。
ジェフ千葉は現時点で16位のチームだけに、13位のグランパスならきっと互角の勝負ができるに違いない。
アレックスの左サイドのドリブル突破からの精度の高いクロスを、ゴール前でケネディがGKと競り合い、そのもつれたこぼれダマをペナルティエリア内で小川が冷静にごっつぁんゴール!
こんなシーンをぜひ見てみたいものだ。
頼むぞ、アレックス!
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それは、この試合が名古屋グランパス移籍後の初登場となった、元日本代表の左サイドバックのアレックス(三都主アレッサンドロ)だ!
オーストラリアのザルツブルグから古巣の浦和レッズへ戻った後は、まったくと言っていいほど出場機会のなかったアレックスだけに、「いったいなぜなんだろう?」という疑問は僕にもあった。
すでに32歳ということもあり、やはりアスリートとしては避けられない、肉体の衰えの時期にきているのだろうか?
しかし、この日のプレーを見る限り、その疑いは完全に僕の中でも払拭されたよ。
なにしろ、持ち前の自由奔放なスタイルで、左サイドを縦横無尽に駆け回ること駆け回ること。
そして精度の高い左サイドキックを何本も中央のケネディへ送り出す。
(※アレックス→玉田ゴール!)
衰えてるどころか、ジーコジャパン時代の全盛期を彷彿とさせんばかりの、ものスゴい存在感じゃないかよ、アレックス!
誰だ、アレックスが衰えてるなんて言ったのは・・・。
相手DFが目の前に2人いようとも、非常識にも無鉄砲にドリブルを仕掛ける、後先を考えない勇敢さ!
そして仮に抜けずにカウンターを喰らったとしても、「オレは悪くない」と言わんばかりに相変わらず何度も縦にドリブル突破を繰り返すふてぶてしさ!
そしてなんと言っても、この日絶好調で誰も止められなかったジュニーニョのスピードに乗ったドリブルを、決して恵まれない体格で見事に止めてしまう、インテリジェンス溢れるディフェンス力!
この日のこの試合を見ていなかった他クラブのサポーターに対し、僕は高々と宣言しよう。
衰えてるどころか、アレックスは今すぐにでも日本代表に入れる実力を変わらず備えている!
新加入選手のデビュー戦ということもあって、名古屋グランパスの動きが全体的に連動性がなかっただけに、アレックスの個人技が一際輝いていたような気がする。
よくよく考えれば、アレックスはザルツブルグ時代から大きなケガに見舞われてたんだよな・・・。
左脚付け根の腱断裂だっけ?
だから長期にわたって試合に出れなかったということなんだろう。
幸いなことに、それが直った後もフィンケ監督がアレックスを起用しないもんだから、それが心身ともにいいリフレッシュとなって、今やすっかり体調万全とも言えるんじゃないの、アレックス?
ブラジル代表ロナウジーニョを彷彿とさせるバネのある躍動感、ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドを思わせんばかりの、相手を前にしたらまず仕掛けようとするその後先考えない精神性は、まさしくジーコジャパン時代にアジアカップ優勝を成し遂げた時のアレックスそのものだ!
さすがはシステム・規律を重んじるフィンケ監督からリザーブに追いやられただけのことはある。
FW高原、MFポンテなど、才能と実績を備えた選手に対して全く敬意を表することなく簡単にスタメンから外し、まるで経験も実力もない10代の選手ばかりをドンドン起用し続けるフィンケ監督・・・。
その経験不足の10代の選手中心に闘っているせいで、これだけHレベルの選手層をそろえておきながら、今やリーグ戦4連敗という屈辱的連敗記録を現在進行形で作り出そうとしている浦和レッズの現状があるとも言えよう。
考えようによっては、フィンケ監督から失格の烙印を押された選手というのは、裏返して言えば、実はとんでもない実力を備えた選手というお墨付きをもらったという見方さえできてしまうんじゃないの?
まあ、それはちょっと言いすぎかもしれないが、今後このアレックスが名古屋グランパスで大活躍する姿を浦和レッズのサポーターが目にしようものなら、彼らはいったいどのような反応を示すのだろうか?
日本で最も熱く、最も怖い浦和レッズサポーターのことだ。
それをただ黙って指をくわえているなどということはまずあるまい。
田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)同様、きっと怒りながらこう言うことだろう。
「あのクラスの選手をクラブ側は簡単に放出した!うちのフロントの頭は大丈夫か」
アレックスのような、名声だけでない大スター選手が我が名古屋グランパスで今後プレーしてくれるなんて、グランパスサポーターとしてこんなにうれしいことはない。
未だに「アレックスはディフェンス力が無い!」などと他チームが勝手に勘違いしてくれているのがありがたいと思うほどだ。
この日の試合を見る限りでは、吉田、バヤリッツァ率いるグランパスの中央を突破されたシーンは多々目にしたが、竹内がまだいた際の右サイドと、アレックスが待ち構える左サイドを突破されたシーンはほとんどなかっただずだ。
これまで左サイドバックを務めていた阿部翔平が、やはりあまりディフェンス力があるタイプではなかっただけに、グランパスサポーターからしてみたら、いっそうアレックスのディフェンス力の凄さが際立っていたように思う。
これは、おそらくアレックス自身が海外ヨーロッパクラブで培った賜物に違いない。
久しくアレックスを目にしていなかったが、見ていないところできっちり成長していたんだな、アレックス!
さあ、我が迷える“迷将”ストイコビッチ監督は、次のジェフ戦でいったいどんなシステムで挑むことになるのだろうか?
まさかサイコロでスタメンを決めているなんてことはないと思うが、今のアレックスならどのポジションでもやれてしまう気がする。
ジェフ千葉は現時点で16位のチームだけに、13位のグランパスならきっと互角の勝負ができるに違いない。
アレックスの左サイドのドリブル突破からの精度の高いクロスを、ゴール前でケネディがGKと競り合い、そのもつれたこぼれダマをペナルティエリア内で小川が冷静にごっつぁんゴール!
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