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ACLと、CSKAと、日本代表と、それから、えーとえーと・・・ [日本代表]

バンクーバーオリンピックがあって、競馬があって、それからサッカーがあって・・・。

今週はけっこうタイヘンな週だったなー。

眠い・・・。

ぶっちゃけ眠い。

もうサッカーなんてしばらく見なくてもいいや、なーんて思ってたりしてたら・・・。


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今日、富士ゼロックス・スーパーカップがあったのか!?




忘れてた・・・。

完全に忘れてたぜ・・・。


テレビでも放映してたんだろうか?

見たかったなー、ガンバ大阪 VS 鹿島アントラーズ戦。

しかも。

ガンバが勝ったのかと思いきや、またまた鹿島が優勝をもってっちゃったんだって?

PK戦で?

それも・・・。


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ガンバは「遠藤がPKをハズした」なんてニュースを目にしたが・・・。




信じられん、遠藤がPKハズすなんて・・・。

これで早くも“ストップ・ザ・鹿島”が破られたわけか・・・。

え?

こんなプレシーズンみたいなのは関係ないって?

そんなこと言ってるから、また今年も鹿島に優勝もってかれるんだよ。

後々になって、「なんだか今年はおかしーなー」と鹿島を惑わせるためにも・・・。


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全チーム一丸となって、こういうところできちんと負かして布石を作っておかないと。




そう、“負け癖”のようなものを植えつけるというのか・・・。

いや、“勝ちきれない癖”とでもいうのか・・・。

やだな~、また今年も鹿島が優勝して“Jリーグ4連覇”だなんてなったら。



その敗れたガンバ大阪だが、ACLではちゃんとアウェイで引き分けて勝点1をゲットしている。

ACLは内容的にもガンバが終始優勢で、勝っててもおかしくなかったんじゃないだろうか?

遠藤はもちろん、橋本、いいプレーしてたなー。

橋本は日本代表からはもれてしまったようだが、攻撃面で特に目立ってた気がする。

惜しむらくは、ゴールできなかったことか・・・。

残念。


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ただ、我が名古屋グランパスの開幕戦の相手が、そのガンバ大阪なんだっけ・・・。



しかもガンバのホーム・・・。

ガンバが鹿島に負けて、でも「グランパスにだけはきっちり勝つ」なんて、そんな最低なことだけはやめてちょーだいよ、頼むから。



一方、サンフレッチェ広島はホームにもかかわらず、0-1で敗れてしまった。

これは痛い。

DFの槙野も後方からなんとかしようという意思は見られたものの・・・。

まだまだ体がついてかないって感じで、シュートもなかなかクリーンヒットせず・・・。

まあオフ明けだからしょうがない面はあるわな。

次に期待しよう。





で、私が一番楽しみにしてたのが、なんといってもUEFAチャンピオンズリーグ・・・。


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CSKAモスクワ(ツェスカ・モスクワ)の本田圭佑!





まあ、結果こそ1-1のドローだったのだが・・・。

やっぱりただものじゃなかったぜ、本田圭佑・・・。

動きはなかなか良かったんじゃないだろうか?

前半だけで惜しいシュート3本撃ってたし。

それも、あの3本のシュートは本田だから撃てたわけで、並みの選手だったら横パスかバックパスだっただろう、きっと。

もっとも、セカンドトップだったから、ほんとはゴールしなきゃいけなかったんだろうが・・・。

でも相手はスペインのセヴィージャだからね。

ルイス・ファビアーノはケガで出れなかったみたいだけど、守備はかたいチームのようだし・・・。


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実際かなり守備に徹してて、まるでイタリアのチームのように見えたぜ、セヴィージャ・・・。




まあ、CSKAもオフ明けだし、本田はモスクワそのものがまだまだアウェイみたいなものだと思うし・・・。

今後、環境に適応していくことで、体のキレもよくなっていくのではないだろうか?

ゴールを量産するのも時間の問題のような気がする。



ただ、CSKAの試合を私は初めて見てぶっちゃけビックリしたのだが、その印象をちょっとだけ。


CSKA モスクワ (UCL 1st leg セヴィージャ戦)
 ネツィト 
 本田圭佑 
マルク・ゴンサレスクラシッチ
シェンベラスアルドニン
シェンニコフA・ベレズツキ
イグナシェビッチV・ベレズツキ
 アキンフェエフ 



システムは、いわゆる4-2-3-1。

まああくまで1試合見ただけの印象ではあるが・・・。

まず思ったのが、このCSKAというチームは、日本代表やJリーグとはまるで異質なのではないだろうか?

いや、もっといえば、バルセロナやマンチェスターUやインテルなど、ヨーロッパの一流クラブとさえ根本的に次元が異なる気がした。

というのも・・・。

ディフェンスラインの4人が、まず基本的にオーバーラップしないというか・・・。

特にサイドバック。

右サイドは若干オーバーラップはあったかもしれないが、それでも内田や長友とは比べ物にならないほど、終始後ろにへばりついていたような・・・。

なおかつ、後方からロングパスを出すわ出すわ。


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いや、ロングパスというよりクリアだな、アレは・・・。





そういう決め事なのか、あるいはロシアの文化なのかは分からないが、「後方から大事につないでいこう」みたいなのは一切感じられなかったような・・・。




そして、ボランチの2人。

これもちっとも攻撃参加しない。

かつ、決定的なラストパスを出したり、サイドに大きく展開したり、いわゆる遠藤のようなボランチではない。

もうホントに守備一辺倒とでもいうか・・・。

で、パスはテキトー、みたいな。


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おかげで中盤はもうグチャグチャだったぜ・・・。





てゆーか、厳密には中盤なんてないだろ、このチーム。

あるいは、本田の位置に今回ケガで出れなかったロシア代表ジャゴエフがいたら、また違ってくるのだろうか?

それは私には分からないが、ジャゴエフ1人入ったところで劇的に変わるとも思えないが・・・。



で、あとは・・・。


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左サイド・ウイングのチリ代表マルク・ゴンサレスと・・・。






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右サイド・ウイングのセルビア代表クラシッチ。





もうこの2人はとにかく縦へいくことしか考えてないようだ。

特に、クラシッチは、前にDFが2人いようが3人いようが、とにかく前へ前へ突破をはかるわはかるわ・・・。

で、セヴィージャDFにきっちり奪われて終了、みたいな。


マルク・ゴンサレスはドリブルというより、縦へポーンとパスを出されて、そこを持ち前のスピードで走りこむというか・・・。

こっちは何本かセンタリングを上げていたようだが・・・。

まあ一本調子なところは似たりよったりなんじゃないだろうか?



で、CFのネツィト。

これは我がグランパスでいうところのケネディそのものと言えよう。

長身で、ターゲットマンとなりながら、なおかつ、FWとしてシュートを撃つ場面も何度かあった。

惜しくもゴールはできなかったが、本田とのコンビはけっこう良かったんじゃないだろうか?

実際、「本田からのラストパスを受けてネツィトが決定的シュート」というシーンが2度ほどあった気がする。

これはセヴィージャのGKのファインプレーを褒めるしかない。



で、本田はといえば・・・。

シュートにパスに、かなりの存在感を示してた気がする。

ただし、後半はちょっと動きが落ちたような・・・。

セヴィージャが攻撃的になったこともあって、CSKA全体が守備にまわってたから、これは仕方ないのかも。

しかも、守ってカウンターかと思いきや、前線へポーンとクリア、みたいな。

これじゃあ、形にならんわな・・・。

それだけに、本田がただ1人効果的なパスを出していたように見える。

が、チームとしてはハナからそういうことに価値をおいてない気もしないでもない・・・。



全体的な印象としては、近代的なサッカーをやってるというよりは・・・。


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どちらかと言えば、かなり古典的なサッカーにも見えてしまったんだが・・・。




そう、1970年代や、あるいは80年代とでもいうのか・・・。

もちろん、運動量を駆使した現代流の守備がまったくないわけではないが・・・。

イメージとして、なんだかハチャメチャな感じを受けてしまったのだ。



ただし。

コレを「レベルが低い」というのはちょっと違う気もしないでもない。

というのも・・・。

時折見せるハチャメチャな奇想天外なプレーが、セヴィージャの洗練された守備陣を翻弄してたシーンも数多くあったと思うから・・・。

ゼヴィージャを“常識的”というのであれば・・・。

CSKAは間違いなく“非常識”・・・。

そして、そんな“非常識”なシーンが実際ゴールにつながってしまったわけで・・・。




こんなゴールがあっていいのか、マルク・ゴンサレス・・・。




ありえん・・・。

ありえんだろ、こんなゴール・・・。

いや、かつてのJリーグでもこの手のゴールはあったかもな。

元年のころのJなら・・・。

それにしても、クラシッチにせよ、マルク・ゴンサレスにせよ、かなりのイケメンで人気もありそうだが・・・。


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加えてこんな豪快なプレーをしてれば、そりゃ人気も出るって。




昨年9月の日本代表 VS オランダ戦で、本田が1人だけ個人プレーに走ったがために・・・。

中村俊輔、長谷部、長友らの派閥から試合中に総スカンをくらってしまったのが記憶に新しいが・・・。

これがクラシッチなら、さらに総スカンをくらってしまうのは間違いない。



ただし。

こんなハチャメチャなサッカーだからこそ、逆にいえば、洗練されたヨーロッパのビッグクラブはやられてしまうこともあるのではないだろうか?

仮に、バルサやマンUを“秩序”とするならば・・・。


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CSKAはまさに“混沌”・・・。





バルサやマンUが“物理的”に相手を脅かそうとするならば・・・。

CSKAは“精神的”に相手を脅かそうとするとでもいうのか・・・。

そんな気がしてしまった。

それだけに・・・。


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これからCSKAにどっぷりつかるであろう本田が、岡田ジャパンに順応できるかどうか心配だな~。




いや、むしろ心配なのは、逆に岡田ジャパンの影響を受けて本田がCSKAに順応できなくなるんじゃないかということか・・・。

実際、CSKAではレギュラーは保障されてないようだし・・・。

本来のセカンドトップのジャゴエフは、チームのエース的存在であってロシア代表でもあるから、常識的にはメンバーからはずれるのは考えづらいと解説の方が言っていた。




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なので、セルビア代表クラシッチと争うか・・・。






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あるいはチリ代表マルク・ゴンサレスと争うか・・・。





どっちもワールドカップに出てくるような国の選手なんだから、レギュラーはそう簡単じゃないわな~。

中村俊輔がエスパニュールでレギュラーになれずに横浜マリノスに移籍することになったようだが・・・。

本田だってそうならないとは限らないかもね。

次の第2戦が3月16日だっけ?

それまでの動向には注目していかないと。



ただ、岡田ジャパンの今の状況を考えると・・・。

ぶっちゃけ、本田は岡田ジャパンには選ばれないほうがいいような気もするな~。

だいたい、東アジアサッカー選手権でせっかく選ばれた鹿島の小笠原は、もうすでに事実上のメンバー落選のようだとかなんとか・・・。

なんでも小笠原に対して・・・。


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「鹿島のやり方をここに持ちこまないでくれ」





・・・とか言ったんだって、岡田監督?

なんだかな~。

CSKAのサッカーもメチャクチャだが・・・。


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あんたのやってることはもっとメチャクチャだぜ、岡田さん・・・。




本田に悪影響が及ばないことを、ただただ祈ろう・・・。




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