2位川崎フロンターレ VS 3位清水エスパルスの“事実上の決勝戦”の続きはどこへ! [J1]
サッカーJ1第24節・川崎フロンターレ VS 清水エスパルス(等々力競技場)の試合は、1-1の引き分け。
勝点42で2位の川崎フロンターレと、勝点39で3位の清水エスパルスの試合だけに、どちらが勝つのか興味深々だったんだが・・・。
それにしても、とてつもなく壮絶な試合だったぜ、この試合。
「延長戦が見たい!」と思ったのは、きっと僕だけではあるまい!
そのリーグの順位が示すとおり、今最も勢いのある2チームだし、ともに9/2(水)のナビスコカップ準決勝に駒を進めているチームでもある。
ちなみにその対戦カードが以下だが・・・。
9/2(水)19:00~
川崎フロンターレ VS 横浜マリノス(等々力)
清水エスパルス VS FC東京(アウスタ)
もしリーグの順位どおりならば、決勝進出は川崎フロンターレと清水エスパルスということになるのだろう。
そう考えると、この日の川崎フロンターレVS清水エスパルスの一戦は、ナビスコカップの“プレ決勝戦”とも言えなくもなかったんじゃないのか!
いや、もちろんこれは僕の個人的な見解ではあるが、ナビスコCの結果がどうなるかはさておいて、この川崎と清水の2チームの勢いはリーグにおいても未だ絶えることなく継続している点は見逃せない。
そしてそれを象徴する数字がこれだ。
川崎フロンターレのシュートが18本で、清水エスパルスのシュートが17本!
この夏場の暑い時期において、我が名古屋グランパスなどは5本しかシュートを撃っていないのとは対照的に、この両チームの凄まじいシュートの雨アラレの嵐はどうだ。
そして撃つほうもう撃つほうだが、守るほうも守るほう。
この試合の1-1というスコアが示すとおり、この日は両チームの守備が、その互いの凄まじい攻撃を見事に抑えきった、そんな試合だったと言えよう。
そんな中で、ただ鉄壁の守備を誇っただけでなく、先制点を自ら叩き込んだのがこの男だ。
ディフェンダーという身でありながら前節ジュビロ磐田戦でもゴールしたのに続き、ここも後半30分過ぎという正念場の時間帯に値千金のヘディングゴールを決めた、CB岩下敬輔(22才)!
元日本代表、右サイドバックの市川からのセンタリングをゴール正面やや左で待ち構え、ノーマークでドンピシャリ。
これでは日本代表GK川島もセーブできるはずがない。
決められはしたものの、最後までよく手で触ったもんだとビックリするほどのセービングではあった。
悔やまれるのは、川島のミスキックからこのエスパルスのカウンター攻撃が実ってしまったことだろうか・・・。
そしてもう1人見逃してはいけないのがこの男。
およそサッカー選手とは思えないほど“立体的”にどデカい体格をもち、日本代表MF中村憲剛から体まかせにボール奪取するという、このカウンター攻撃による先制点の起点を作った最大の立役者、元ブラジル代表MFマルコス・パウロ(32才)だ!
もうやや高齢ということもあるのだろうか。
後半10分過ぎにMF兵働昭弘に代わっての途中出場となったマルコス・パウロ。
しかしこの日の川崎フロンターレ戦を見る限りでは要所要所での存在感がすごかったぜ、マルコス・パウロ。
リザーブにまわることが多いようだが、これならまだまだ健在なんじゃないの、マルコス・パウロ。
いやはや、我がグランパスと対戦時には出てきてほしくない選手だぜ、マルコス・パウロ!
こうなれば、これはもう本来なら清水エスパルスの勝ちゲームだったはずだろう。
力の拮抗した同士の真剣勝負にありがちな、1-0での決着!
そう想像した人も多かったに違いない。
ところがこれがこれで終わらないというんだから・・・。
後半ロスタイムに入り、もう試合が終了すると思われたその時だ。
ピッチサイド左からの中村憲剛からのフリーキックから、あの清水エスパルスのFWヨンセンよりも高い打点で見事に競り勝った、DF伊藤宏樹(31才)の“値万金”の同点ピンポイント・ヘディングゴール!
高い、高すぎる!
そして何より美しいぜ、この伊藤宏樹のゴール・・・。
いやはや、川崎フロンターレのこういう土壇場での信じられない“神懸かり的ゴール”を、これまでいったい何回目にしてきたことか・・・。
ガチンコ勝負の鹿島アントラーズ戦しかり、今回の上位決戦しかり・・・。
たとえ伊藤宏樹が「「う〇こみたい」」とこの試合を酷評しようとも、関塚監督が「腰の引けたようなサッカーをしていた」と酷評しようとも、僕はそれには共感できないぜ・・・。
とてもリーグ戦の一試合とは思えない、まさしく“事実上のJリーグ決勝戦”とも言っても過言ではない白熱した試合だったぞ、川崎フロンターレ&清水エスパルス!
今節で最もシュートを撃った1位2位がこの両チームである中で、それを1失点にシャットアウトした両DF陣もさることながら、土壇場でゴールをもぎとったのもやはり両DF陣・・・。
川崎フロンターレは得点王ランキングトップ・タイの岡崎慎司をおさえ、清水エスパルスはこれまた得点王ランキングトップ・タイのジュニーニョをおさえた。
そんな両チームの戦略通りの展開だった中で、ここぞとばかりに攻守ともに抜群の存在感を示した、清水エスパルスDF岩下敬輔と川崎フロンターレDF伊藤宏樹。
岡田ジャパンでそのプレーを見てみたいと思うほど、見事な攻撃&守備&精神力だったぞ、岩下&伊藤!
それにしてもいつもながら思うが、こういう勝点の積み重ねで上位にくるチームというのは、やはり守備が安定している。
特に最後の砦であるセンターバックこそ、その存在感の大きさを感じざるを得ないよ・・・。
川崎フロンターレの伊藤宏樹(31才)&菊地光将(24才)。
清水エスパルスの岩下敬輔(22才)&青山 直晃(23才)。
サッカーに年齢がどこまで関係あるかは分からないが、この20代前半CB中心の見事な競演はどうだ。
まったくこの先が楽しみだぜ、日本代表!
さあナビスコカップ決勝に勝ち上がってくるのはどのチームだろうか?
リーグ11得点あげている石川直宏がケガから復活したFC東京なのか?
リーグ8得点をあげている渡邉千真の横浜マリノスなのか?
あるいは、今回土壇場で引き分けに終わったこの川崎フロンターレと清水エスパルスが、ナビスコカップ決勝戦でその夢の続きを演じてくれることになるのか!
それを楽しみに18時間後を待つことにしよう。
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勝点42で2位の川崎フロンターレと、勝点39で3位の清水エスパルスの試合だけに、どちらが勝つのか興味深々だったんだが・・・。
それにしても、とてつもなく壮絶な試合だったぜ、この試合。
「延長戦が見たい!」と思ったのは、きっと僕だけではあるまい!
そのリーグの順位が示すとおり、今最も勢いのある2チームだし、ともに9/2(水)のナビスコカップ準決勝に駒を進めているチームでもある。
ちなみにその対戦カードが以下だが・・・。
9/2(水)19:00~
川崎フロンターレ VS 横浜マリノス(等々力)
清水エスパルス VS FC東京(アウスタ)
もしリーグの順位どおりならば、決勝進出は川崎フロンターレと清水エスパルスということになるのだろう。
そう考えると、この日の川崎フロンターレVS清水エスパルスの一戦は、ナビスコカップの“プレ決勝戦”とも言えなくもなかったんじゃないのか!
いや、もちろんこれは僕の個人的な見解ではあるが、ナビスコCの結果がどうなるかはさておいて、この川崎と清水の2チームの勢いはリーグにおいても未だ絶えることなく継続している点は見逃せない。
そしてそれを象徴する数字がこれだ。
川崎フロンターレのシュートが18本で、清水エスパルスのシュートが17本!
この夏場の暑い時期において、我が名古屋グランパスなどは5本しかシュートを撃っていないのとは対照的に、この両チームの凄まじいシュートの雨アラレの嵐はどうだ。
そして撃つほうもう撃つほうだが、守るほうも守るほう。
この試合の1-1というスコアが示すとおり、この日は両チームの守備が、その互いの凄まじい攻撃を見事に抑えきった、そんな試合だったと言えよう。
そんな中で、ただ鉄壁の守備を誇っただけでなく、先制点を自ら叩き込んだのがこの男だ。
ディフェンダーという身でありながら前節ジュビロ磐田戦でもゴールしたのに続き、ここも後半30分過ぎという正念場の時間帯に値千金のヘディングゴールを決めた、CB岩下敬輔(22才)!
元日本代表、右サイドバックの市川からのセンタリングをゴール正面やや左で待ち構え、ノーマークでドンピシャリ。
これでは日本代表GK川島もセーブできるはずがない。
決められはしたものの、最後までよく手で触ったもんだとビックリするほどのセービングではあった。
悔やまれるのは、川島のミスキックからこのエスパルスのカウンター攻撃が実ってしまったことだろうか・・・。
そしてもう1人見逃してはいけないのがこの男。
およそサッカー選手とは思えないほど“立体的”にどデカい体格をもち、日本代表MF中村憲剛から体まかせにボール奪取するという、このカウンター攻撃による先制点の起点を作った最大の立役者、元ブラジル代表MFマルコス・パウロ(32才)だ!
もうやや高齢ということもあるのだろうか。
後半10分過ぎにMF兵働昭弘に代わっての途中出場となったマルコス・パウロ。
しかしこの日の川崎フロンターレ戦を見る限りでは要所要所での存在感がすごかったぜ、マルコス・パウロ。
リザーブにまわることが多いようだが、これならまだまだ健在なんじゃないの、マルコス・パウロ。
いやはや、我がグランパスと対戦時には出てきてほしくない選手だぜ、マルコス・パウロ!
こうなれば、これはもう本来なら清水エスパルスの勝ちゲームだったはずだろう。
力の拮抗した同士の真剣勝負にありがちな、1-0での決着!
そう想像した人も多かったに違いない。
ところがこれがこれで終わらないというんだから・・・。
後半ロスタイムに入り、もう試合が終了すると思われたその時だ。
ピッチサイド左からの中村憲剛からのフリーキックから、あの清水エスパルスのFWヨンセンよりも高い打点で見事に競り勝った、DF伊藤宏樹(31才)の“値万金”の同点ピンポイント・ヘディングゴール!
高い、高すぎる!
そして何より美しいぜ、この伊藤宏樹のゴール・・・。
いやはや、川崎フロンターレのこういう土壇場での信じられない“神懸かり的ゴール”を、これまでいったい何回目にしてきたことか・・・。
ガチンコ勝負の鹿島アントラーズ戦しかり、今回の上位決戦しかり・・・。
たとえ伊藤宏樹が「「う〇こみたい」」とこの試合を酷評しようとも、関塚監督が「腰の引けたようなサッカーをしていた」と酷評しようとも、僕はそれには共感できないぜ・・・。
とてもリーグ戦の一試合とは思えない、まさしく“事実上のJリーグ決勝戦”とも言っても過言ではない白熱した試合だったぞ、川崎フロンターレ&清水エスパルス!
今節で最もシュートを撃った1位2位がこの両チームである中で、それを1失点にシャットアウトした両DF陣もさることながら、土壇場でゴールをもぎとったのもやはり両DF陣・・・。
川崎フロンターレは得点王ランキングトップ・タイの岡崎慎司をおさえ、清水エスパルスはこれまた得点王ランキングトップ・タイのジュニーニョをおさえた。
そんな両チームの戦略通りの展開だった中で、ここぞとばかりに攻守ともに抜群の存在感を示した、清水エスパルスDF岩下敬輔と川崎フロンターレDF伊藤宏樹。
岡田ジャパンでそのプレーを見てみたいと思うほど、見事な攻撃&守備&精神力だったぞ、岩下&伊藤!
それにしてもいつもながら思うが、こういう勝点の積み重ねで上位にくるチームというのは、やはり守備が安定している。
特に最後の砦であるセンターバックこそ、その存在感の大きさを感じざるを得ないよ・・・。
川崎フロンターレの伊藤宏樹(31才)&菊地光将(24才)。
清水エスパルスの岩下敬輔(22才)&青山 直晃(23才)。
サッカーに年齢がどこまで関係あるかは分からないが、この20代前半CB中心の見事な競演はどうだ。
まったくこの先が楽しみだぜ、日本代表!
さあナビスコカップ決勝に勝ち上がってくるのはどのチームだろうか?
リーグ11得点あげている石川直宏がケガから復活したFC東京なのか?
リーグ8得点をあげている渡邉千真の横浜マリノスなのか?
あるいは、今回土壇場で引き分けに終わったこの川崎フロンターレと清水エスパルスが、ナビスコカップ決勝戦でその夢の続きを演じてくれることになるのか!
それを楽しみに18時間後を待つことにしよう。
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