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岡田ジャパンでも演じてほしい“サンフレッチェ劇場”! [J1]

日本代表VSオランダ代表の親善試合が、1週間後の9月5日に迫ってきた。

岡田監督は「新しい選手を試すつもりはない」みたいなことを言っていたが、さあいったいどんな選手を招集することになるだろうか?

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GKの楢崎正剛(名古屋グランパス)に関しては、不幸にも「左手の指の骨折」のため、他のGKを起用せざるを得ないだろうが・・・。


それにしても今期のJ1リーグは、ここへきて日本人選手の大躍進が目立つ。

サッカーJ1リーグ第23節・浦和レッズVSサンフレッチェ広島の試合もそうだった。

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かつてはアジアチャンピオンにも輝いた浦和レッズを未曾有の6連敗へといざなうことになってしまった、2-1でのサンフレッチェ広島の勝利!


サンフレッチェ広島は気づけば勝点37で4位まで浮上することとなり、これで2位の川崎フロンターレとはその差5だ。

勝点39で3位の清水エスパルスもそうだが、今上位にいるこの3チームからはかなりの勢いを感じる。

勝点こそ50と抜けた感のある鹿島アントラーズではあるが、リーグ後半戦はここへきてややその強さが停滞しているだけに、なおさら2~4位の勢いのスゴさを感じるというものだ。

そして、サンヒフッチェ広島のこの日の象徴がこの男。

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まだ22才という若い年齢にもかかわらずすでに岡田ジャパンに召集されて日本代表入りした実績をもち、CBというポジションにもかかわらずこの日も1ゴールをあげて今期5得点をたたき出している“イケメン・バック・ストライカー”槙野智章だ!


先制点となったこの日の1点目は、ペナルティエリア外やや左側でボールをもった槙野が、マークにきた浦和レッズFWエジミウソンを見事なフェイントでふりきって狙いすましたミドルシュート!

日本代表GK都築も味方DFがブラインドになったために完全に反応が遅れてしまったほど、タイミングのいいシュートだった。

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「特に狙ったわけではないんですが、僕もかつてはFWをやっていたからそのあたりの嗅覚はもってます!」


こう槙野自身が勝利インタビューで答えたように、DFという身ではありながらも、まさしく“ストライカー”としての才能が存分に発揮された見事なゴールだったと言えよう。

それにしても、この槙野のゴールを狙おうとする意識。

日本代表でも大活躍するあの選手によく似ている。

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そう、奇しくもこの日の対戦相手だった浦和レッズの不動のセンターバックであり、“浦和の魂”ともいえる、“元祖暴走ストライカー”田中マルクス闘莉王(トゥーリオ)に瓜二つ!


もっとも、槙野の場合はペトロビッチ監督に「上がるな!」と怒られているらしく、闘莉王(トゥーリオ)ほど自由奔放にオーバーラップをしているわけではないようだが、それでも上がりたくて上がりたくてウズウズしているところなどは闘莉王(トゥーリオ)を彷彿とさせる。

それもそのはず。

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「目標とする選手は闘莉王(トゥーリオ)さん!」

「DFの得点王を取って、闘莉王(トゥーリオ)さんを上回りたい!」


こう常日頃から話している槙野だけに、そのプレーぶりが闘莉王(トゥーリオ)と重なって見えるのも当然というものだろう。

そして、DFでのリーグ5得点は、京都サンガの韓国代表CB李正秀(イ ジョンス)、大宮アルデイージャのCBマトと並んでトップ・タイだ。

もっともこの日の前半は、腹筋の肉離れが完治していない闘莉王(トゥーリオ)はベンチだったが、こんな槙野の素晴らしいゴールを目の前で見せられては、その心中は穏やかでなかったに違いない。

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「グズグズしてないで早くオレを出せ!」


こう闘莉王(トゥーリオ)が言ったかどうかは定かではないが、その表情からは気合が燃えたぎっているのがアリアリと感じられたぜ、闘莉王(トゥーリオ)よ・・・。

それでも前半早々の1点差ビハインドでは動かなかった、ここまで5連敗とはいえ専門家からの評価は未だ揺らぐことのない、浦和レッズの頑固な名将フォルカー・フィンケ監督。

そのフィンケ監督の対応がサンフレッチェ広島としては吉とでたと言ってもいいだろう。

前半終了間際という最高の時間帯に、サンフレッチェの2点目となる追加点を決めたのがこの男。

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そう、この日のゴールで6得点として得点王ランキングでもMF同士では3位タイにつけるほどの得点力をここへきて証明し、先の槙野智章やガンバ大阪の安田理大などの“お調子者世代”の代表格とも言える、“お調子者ミッドフィールダー”柏木陽介(21才)だ!


ゴール正面からきっちり得点を決めた柏木だったが、その最大の醍醐味は得点後のパフォーマンスだろう。

この日もレッズGK都築がうなだれる前で、柏木&槙野が2人そろってシコを踏むという“関取パフォーマンス”!

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なんとまあサポーターへのサービス精神の旺盛なこと!


岡田ジャパンの中心選手にも、このぐらいのパフォーマンスをやってくれと見せてやりたくなるほどだ。

そして、こんな侮辱的パフォーマンスをされて、プライドの高い浦和レッズ選手たちが屈辱を感じないはずはない。

ベンチにいるこの男は特にそうだったはずだ。

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そう、怒り心頭になった際には、その赤いユニフォームと高揚した顔面の色が区別がつかなくなるほど、“心も体も炎のごとくReds(レッズ)”な闘莉王(トゥーリオ)!


2-0とされた時点で、もはや腹筋の肉離れなどどこかへ行ってしまったも同然だろう。

前半を終えてハーフタイム後、「待ってました」と言わんばかりに登場してきた闘莉王(トゥーリオ)。

万全ではなくとも、サンフレッチェ広島にとってはここからが本当の正念場だったと言えるんじゃないだろうか。

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そして、「DF得点王はオレだ!」と言わんばかりに、難しい体勢から難しい角度を狙ってのヘデイングシュートを豪快に叩き込んだ、“元祖バック・ストライカー”闘莉王(トゥーリオ)!


前節に続いての連続ゴールによりこれで今期4得点とした、点の獲れない浦和レッズにとっては貴重な得点源と言える闘莉王(トゥーリオ)の存在はやはり大きい!

対峙しているサンフレッチェ広島の選手たちはもちろん、浦和レッズの選手&サポーター、そして日本代表サポーターにとっても改めてその存在の大きさを如実に感じさせられるほどの気合のこもったゴールだったぜ、闘莉王(トゥーリオ)・・・。


このゴールにより浦和レッズが息を吹き返したため、サンフレッチェ広島としても前半のように楽な展開にはもっていけなかったが、なんとか浦和レッズの猛攻をしのいでこのまま2-1で勝利することができたようだ。

そしてその勝利後には、サンフレッチェお決まりのサポーターへのパフォーマンス。

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そう、この日は柏木、槙野、森脇の3人が海水浴コスプレで登場した、スタンドにいるサポーターへ向けての恒例の“サンフレッチェ劇場”!


広島サポーターでなくとも、いつみても面白いこの“サンフレッチェ劇場”だが、この日は槙野&柏木がともにゴールをあげていたためなおさら調子にのっていたように見えたぜ、槙野&柏木・・・。

試合だけでなく、試合後にもこういうパフォーマンスを見せてくれることで、広島の選手たちはホントにサポーターの方を向いてプレーしているんだなというのがよく分かるというもの。

サポーターにとってはこんなにうれしいことはないだろう。

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そういう意味で、試合においても試合後においても、まさに選手とサポーターが一丸になって演じることができたこの日の浦和レッズ戦の勝利は、まさしく言葉通りの“サンフレッチェ劇場”だったと言えよう。


さあ岡田監督はこの日の“サンフレチェ劇場”をどう見ただろうか?

近試合でサンフレッチェ広島から日本代表に召集されている選手はDF槙野だけ。

その槙野にしても、闘莉王(トゥーリオ)、中澤という不動の強力CBがいるために、レギュラーとして選出されているわけではない状況だ。

しかし、この日の試合はもちろん、ここへきてのサンフレッチェ広島の“勢い”を見る限り、ここから何人か選ばれても決しておかしくはないだろう。

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特に、“お調子者世代”のリーダー格である柏木陽介の陽気にしてチームを牽引できる“スター性”は、イマイチ控えめで視聴率の低迷する岡田ジャパンにあっては必要不可欠な存在じゃないだろうか!


まだ“勢い”だけでプレーの質がともなわなかった若かりし時代から見事に成長し、MFでありながら今期はすでに6ゴールという「結果」を出している柏木陽介。

MF陣に中村俊輔、遠藤保仁というベテランにして控えめな選手が多い岡田ジャパンだけに、ここに柏木のような“勢い”を自ら作り出すことができる“お調子者”が入ってくることで、チーム自体の閉塞的ムードを変えてくれるんじゃないかと、サポーターとしては期待したくなるところだ。

特に、あの勝利後に行われる、スタンドにいるサポーターへ向けての“サンフレッチェ劇場”パフォーマンス。

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ぜひとも日本代表でゴールを奪った際には、柏木&槙野で“日本代表劇場”なるものをやってもらいたい!


自身の哲学のみにひたすらこだわるあまり、サポーターのことを全く考えずに視野が狭くなっているとさえ思える岡田監督のせいで、試合観客数&テレビ視聴率が激減している現時点の日本代表があることを忘れてはいけない。

だからこそサポーターの方を常に向いている、「視聴率」を獲れる選手の存在をもっと大事にしてほしい。

まあ岡田監督がそういう「視聴率」や「サポーターへのサービス」に全く価値を置かない人間だけに、代表入りに関しては選手としての「結果」のみで勝負するしかないのだろうが、その「結果」もここへきて見事に伴ってきている槙野&柏木だ。

あわよくば偶然選ばれてしまうことをサポーターとしてはぜひ期待したいところだ。

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もし選ばれた際には、オランダ代表GKファン・デル・サールの前で、国際問題になるほどの“屈辱的関取パフォーマンス”を頼むぞ、柏木&槙野!





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